採用・労務・経理に関するお役立ち情報

2026.07.30 公開日:2024.09.04
この記事の監修者:今 啓亮

この記事の監修者:今 啓亮

【2026年版】採用ツール210種類を比較!カオスマップと目的別の選び方

【2026年版】採用ツール210種類を比較!カオスマップと目的別の選び方

採用ツールの選択肢は年々拡大し、「どれを選べばいいかわからない」と悩む採用担当者は少なくありません。求人媒体やATS、適性検査、採用サイト作成ツールなど、カテゴリだけでも十数種類にのぼり、各カテゴリ内のサービス数はさらに膨大です。

本記事では、採用活動をサポートする210種類の採用ツールを16カテゴリに分類したカオスマップを公開するとともに、目的別に絞った16種類のツールの特徴・価格帯・サービス例、そして自社に合ったツールの選び方まで網羅的に解説します。

「まず全体像を把握したい」方はカオスマップから、「今すぐ比較・検討したい」方は目的別の解説セクションからご活用ください。

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【210種類】採用ツールカオスマップ概要

4つの分類

本カオスマップでは採用関連ツールを「母集団形成に役立つツール」「選考に役立つツール」「業務効率化に役立つツール」「採用広報に役立つツール」の4つに分類しました。

それぞれの分類ごとに以下の16カテゴリに分けています。

  • 母集団形成に役立つツール
  • 選考に役立つツール
  • 業務効率化に役立つツール
  • 採用広報に役立つツール

採用課題ごとにおすすめのツール早見表

採用課題優先すべきツールカテゴリ
応募が集まらない・母集団が作れないダイレクトリクルーティング媒体 / 掲載型媒体 / 求人検索エンジン
スカウト返信率が低い / 潜在層にリーチできないダイレクトリクルーティング媒体 / AIスカウトツール
選考基準がバラバラ / 見極め精度を上げたい適性検査 / リファレンスチェックツール
面接の設定・調整に工数がかかっているWeb面接ツール / 日程調整ツール
採用業務が属人化・担当者が追われているATS(採用管理システム)/ タレントプール採用ツール
内定辞退が多い / 選考後の離脱が続いている採用サイト作成ツール / SNS運用ツール
採用広報が弱い・知名度が低い採用サイト作成ツール / SNS運用・配信ツール
社員紹介(リファラル)を活性化したいリファラル採用ツール
副業・スポット人材を活用したい複業マッチングプラットフォーム / スポットワーク媒体
AI活用で採用業務を自動化・効率化したい各種AIツール(スカウト自動化・求人票生成など)
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採用ツールとは?種類と導入で得られる効果

採用ツールとは、求人票の作成から応募者管理、面接調整、内定通知まで、採用活動の各プロセスを効率化・自動化するシステムやサービスの総称です。
採用管理システム(ATS)やスカウト型媒体、適性検査、日程調整ツール、採用サイト作成ツールなど、目的に応じた多様な種類が存在します。 採用ツールを導入することで、次のような効果が期待できます。

効果内容
工数削減日程調整・書類管理・メール送信などの定型業務を自動化し、担当者がコア業務に集中できる
採用スピード向上候補者対応の遅れによる辞退を防ぎ、競合他社より早く内定を出せる
データ活用応募経路・通過率・媒体ごとのコストを可視化し、改善に繋げられる
ミスマッチ防止適性検査やリファレンスチェックで見極め精度を高め、早期離職を抑制できる
候補者体験の向上スムーズな連絡・丁寧なフォローにより、入社意向を高められる

ただし、採用ツールはあくまで課題解決の手段です。「何を解決したいか」を明確にしないまま導入すると、コストと工数だけがかかって成果につながらないケースも多くあります。 次のセクションで紹介する「3つのポイント」と「課題別早見表」を活用して、自社に最適なツールを見つけてください。

採用ツールを導入する4つのメリット

採用ツールを導入するメリットは以下の4つです。

1.  採用業務の効率化と担当者の負担軽減

応募者情報の入力・管理、面接日程の調整、選考状況の共有といった定型業務を自動化・一元化することで、候補者との面談や採用戦略の立案といったコア業務に集中できる環境が整います。

2.  求職者との接点(タッチポイント)の拡大

複数の採用ツールを組み合わせることで、転職を積極的に検討している顕在層だけでなく、まだ転職を意識していない潜在層にも自社の存在を届けられます。

ツール種別主なアプローチ対象
求人情報サイト転職意欲が高い顕在層
求人検索エンジン幅広い年代のスマートフォンユーザー
SNS・ビジネスSNS若年層・転職潜在層
ダイレクトリクルーティングスキル・経験を持つ特定ターゲット層
採用サイト・オウンドメディア自社に関心を持った能動的な求職者

3.  企業理解の促進とミスマッチ防止

採用ピッチ資料や会社説明動画、採用サイトを通じて、入社前の段階で職場環境や事業の方向性への理解を深めてもらえれば、入社後のギャップが生じにくくなります。早期離職リスクの低減にも直結する重要な施策です。

4.  採用データの蓄積と改善サイクルの構築

採用管理システム(ATS)などのツールを導入すると、応募数・選考通過率・内定承諾率といったデータを継続的に蓄積・分析できます。感覚や経験頼りの採用活動から脱却し、データに基づいた改善サイクルを回すことで、採用精度は着実に向上します。

採用ツール導入の3つのデメリット・注意点

採用ツールはメリットだけでなく、導入前に把握しておくべきリスクも存在します。

1.  導入・運用にコストがかかる

初期費用や月額利用料といった直接コストに加え、担当者のトレーニングや社内オンボーディングといった間接コストも発生します。複数ツールを併用する場合はコストが積み重なりやすいため、導入前に費用対効果を十分に検討し、優先順位をつけて選定することが重要です。

2.  社内の業務フローを変える必要がある

新たな採用ツールの導入時は、既存の業務フローを見直す場面が生じます。採用担当者だけでなく、面接官や関連部署のメンバーにも新しい運用方法を浸透させる必要があるため、導入直後は一時的に業務負荷が増えるケースも珍しくありません。

3.  ツール導入だけでは成果につながらない

採用ツールはあくまで採用活動を支援する手段です。採用課題の明確化・ターゲット設定・継続的な改善といった運用面での取り組みがセットで求められます。「話題だから」「他社が導入しているから」という理由だけで選ぶと、コストと工数だけかかって成果につながらないケースが多く発生します。

採用ツールを選ぶ際の5つのポイント

採用ツールの種類が増えるほど、選定を誤るリスクも高まります。以下の5つのポイントを押さえたうえで、自社に最適なツールを見極めましょう。

1. 目的・採用課題を整理する

採用フロー全体の中で「ボトルネックはどこか」「どの選考フェーズで何を伝えるべきか」をあらかじめ明確にしておかないと、ツールを導入しても想定した効果が得られないケースがあります。「トレンドだから」「他社が使っているから」という理由ではなく、自社の採用課題を起点にツールを選定することが出発点です。

2.  採用ターゲットの属性に合わせて選ぶ

媒体によって利用者層は大きく異なります。ミドルシニア層を採用したいのにSNSのみで情報発信する、若手・ポテンシャル層がターゲットなのにWebやSNSを活用しないといったミスマッチは、ターゲットへのリーチ不足に直結します。自社が求める人材が「どこで情報収集しているか」を起点にツールを選びましょう。

ターゲット適したツール・媒体
若年層・ポテンシャル層SNS、ビジネスSNS、求人検索エンジン
ミドル・即戦力層求人情報サイト、ダイレクトリクルーティング
就活生・内定者採用パンフレット、採用サイト、会社説明動画
ハイスキル・専門職ダイレクトリクルーティング、リファレンスチェックツール

3.  採用フェーズ(認知〜内定)で優先順位をつける

「認知」「応募」「選考」「内定」など、採用における各フェーズによって求職者の興味・関心の度合いは異なります。転職意欲が低い潜在層には選考情報よりも「会社の魅力」や「事業の成長性」を端的に伝える方が効果的です。また、歩留まり率(応募数→書類通過→面接通過→内定承諾)でボトルネックフェーズを特定し、最も影響が大きいフェーズから対策するのが効率的です。4つの目的すべてを一度に改善しようとするとリソースが分散しやすいため、優先順位をつけて取り組みましょう。

4.  運用・管理のしやすさを確認する

採用ツールは導入して終わりではなく、長期にわたって運用・管理していくものです。担当者が使いこなせなければ、どれだけ高機能なツールでも効果は発揮されません。

確認項目チェックの視点
操作性採用担当者が直感的に使いこなせるか
サポート体制導入後に困ったとき、迅速に相談できる窓口があるか
無料トライアル契約前に実際の使い心地を試せるか
他ツールとの連携ATSや求人媒体など、既存ツールと連携できるか
更新・メンテナンス情報の修正や更新を担当者だけで対応できるか

また、採用フェーズごとに異なるツールを使い分けると候補者情報の管理が複雑になりがちです。募集から内定まで、できる限り同一プラットフォーム上で完結できるツールを選ぶと業務負担を抑えられます。

5. セキュリティ対策と長期的な視点で検討する

採用活動では応募者の氏名・連絡先・職務経歴など多くの個人情報を取り扱います。セキュリティ対策が不十分なツールを導入すると情報漏洩のリスクが生じ、企業の信頼を大きく損ねる可能性があります。

確認項目確認の視点
データの暗号化応募者情報が適切に暗号化されて保存・送受信されているか
アクセス権限の管理担当者ごとに閲覧・編集権限を設定できるか
不正アクセス対策二段階認証など、不正ログインを防ぐ仕組みがあるか
プライバシーポリシー個人情報の取り扱い方針が明文化されているか
法令への準拠個人情報保護法をはじめとする関連法令に対応しているか

またSNS・Webメディア・採用サイトは、効果を実感できるまでに最低でも半年〜1年以上かかるケースもあります。継続的な情報発信によって自社の認知度は着実に高まり、採用ブランディングにも波及するため、長期的な視点で運用することが重要です。

【目的別】採用ツール16種類の特徴・価格帯・サービス例

採用ツールは大きく4つの目的に分類できます。それぞれの目的に対応したツールの特徴・価格帯・代表的なサービス例を解説します。

目的対応するツール
① 母集団形成求人情報サイト/ダイレクトリクルーティング/求人検索エンジン/採用サイト/SNS採用/ビジネスSNS
② 選考の質を高める適性検査/Web面接ツール/リファレンスチェックツール
③ 魅力づけ・採用広報採用パンフレット/会社説明会資料/採用ピッチ資料/会社説明動画/採用ブログ・オウンドメディア
④ 応募者管理・業務効率化採用管理システム(ATS)/日程調整ツール

① 母集団形成に役立つ6種類のツール

採用の入口となる母集団形成では、媒体によって利用者層やアプローチ方法が大きく異なります。自社の採用ターゲットに合ったツールを見極めることが重要です。

求人情報サイト

求人情報サイトとは、求人広告や採用情報をまとめて公開できる媒体です。社員インタビューや職場の雰囲気を伝える写真なども掲載できるサービスが多く、登録者数が数百万人を超えるものもあります。幅広い求職者に自社を認知してもらえる反面、近年は採用手法の多様化により、他ツールとの併用が求められる場面も増えています。

項目内容
価格帯数万円〜数十万円(プランや広告枠サイズにより異なる)
サービス例リクナビNEXT、doda、マイナビ転職 など

ダイレクトリクルーティング

媒体に登録している会員データベースから採用ターゲットに合う人材を選定し、スカウトメールで直接アプローチする採用手法です。企業側から能動的にアプローチできるため母集団の質を高めやすい一方、候補者の選定からスカウトメールの作成・日程調整まで自社で一貫して対応するため、運用負荷が高くなります。社内体制の整備や外部パートナーへの業務委託も視野に入れた運用計画が必要です。

項目内容
価格帯数十万円〜(媒体の料金形態やスカウト送信数により異なる)
サービス例ビズリーチ など

求人検索エンジン

インターネット上に公開されている求人情報を横断的に収集し、ユーザーのキーワード検索に応じて表示するツールです。複数の媒体に求人を掲載している場合、求人検索エンジン経由で求職者に発見してもらいやすくなります。基本的に無料で掲載でき、有料オプションを活用すれば検索結果の上位表示も可能です。

項目内容
価格帯無料〜数万円(クリック課金型の場合、クリック単価10円〜999円程度)
サービス例Indeed、Googleしごと検索、求人ボックス、スタンバイ/Yahoo!しごと検索 など

採用サイト

求人に特化したコンテンツや機能を備えた自社のWebサイトです。コーポレートサイトはクライアントや株主向けの情報が中心のため求職者の目に留まりにくい傾向がありますが、採用サイトには社員インタビューや募集職種・要件、職場環境など、求職者が知りたい情報を集約できます。求人検索エンジンやATSとの連携に対応したサービスも多く、採用業務の効率化にもつながります。

項目内容
価格帯無料〜100万円以上(コンテンツ量・外部連携・運用サポートの有無により変動)
サービス例採用係長、engage、Airワーク など

ソーシャルリクルーティング(SNS採用)

SNSを活用して採用活動を展開する手法です。若年層を中心に多くのユーザーが日常的に利用するSNSを通じて、自社の魅力や職場の雰囲気をリアルに発信できます。転職を積極的に検討していない潜在層にも幅広くアプローチできる点が強みです。

項目内容
価格帯無料〜(広告掲載オプション利用時は別途費用)
サービス例Facebook、X、Instagram など

ビジネスSNS

仕事上の交流やネットワーク構築を目的としたプラットフォームです。職歴やスキルを登録しているビジネスパーソンが集まる環境で採用活動を展開でき、特定のスキルや経験を持つ人材へのアプローチに適しています。スカウトメールの送信機能を備えているサービスもあります。

項目内容
価格帯無料〜(企業向け採用機能の利用時は有料)
サービス例Wantedly、LinkedIn、Eight、YOUTRUST

② 選考の質を高める3種類のツール

応募者を集めるだけでなく、選考の精度を高めることも採用成功の必須条件です。面接だけでは把握しきれない候補者の特性や適性を客観的に評価するツールを活用することで、採用後のミスマッチ防止にもつながります。

適性検査ツール

応募者の能力・性格・価値観などを客観的なデータとして把握するためのツールです。面接だけでは見えにくい候補者の特性を数値化・可視化することで、選考精度の向上に役立ちます。自社の組織風土や求める人物像と候補者の特性を照らし合わせることで、入社後のミスマッチ防止にも効果的です。オンラインで実施できるサービスが多く、候補者の負担を抑えながらスムーズに選考を進められます。

項目内容
価格帯数千円〜数万円/人(サービスや検査内容により異なる)
サービス例SPI(リクルートマネジメントソリューションズ)、TAL、GPS-Business、ミキワメAI など

Web面接ツール

オンライン上でビデオ通話を通じて面接を実施するためのツールです。遠方に住む候補者や、日中の移動が難しい就業中の転職者にも気軽に応募・選考へ参加してもらえるため、応募数の拡大が期待できます。面接会場の準備や交通費支給が不要になるなど、企業側のコスト削減にもつながります。録画機能や複数人参加機能など選考の質を高める機能を求める場合は有料プランが有効です。

項目内容
価格帯無料〜月額数万円(機能・参加人数により異なる)
サービス例Zoom、Google Meet、Meets など

リファレンスチェックツール

候補者の前職での働きぶりや人物評価を、元上司や同僚などの第三者から収集するためのツールです。面接での自己申告だけでは把握しにくい候補者の実績・行動特性・職場での評価を客観的に確認できます。特にマネジメント層や専門職の採用において活用が広がっており、採用後のミスマッチや早期離職リスクの低減手段として注目されています。

項目内容
価格帯数千円〜数万円/件(サービスや調査項目により異なる)
サービス例Refcome(リフカム)、ASHIATO など

③ 自社の魅力づけ・採用広報に役立つ5種類のツール

候補者に「この会社で働きたい」と感じてもらうには、自社の魅力を多角的かつ効果的に伝える採用広報ツールの活用が欠かせません。媒体の形式や伝えられる情報量はツールによって異なるため、採用フェーズや訴求したい内容に合わせて使い分けることが重要です。

採用パンフレット

求職者に対して自社への理解と関心を深めてもらう目的で制作する紙媒体の資料です。会社概要・事業紹介・社長メッセージといった基本情報に加え、カルチャーや福利厚生、選考フローなど、志望度を高めるために必要な情報を網羅的に盛り込みます。近年は採用サイトへの掲載やPDF配布といった形でWeb上でも活用されるケースが増えています。

項目内容
価格帯数十万円〜数百万円(印刷部数・ページ数により変動)
サービス例会社ごとに個別制作

会社説明会資料

自社の事業内容やビジネスモデル、これまでの実績、企業の強みなどを客観的にまとめたプレゼンテーション資料です。採用活動においては、企業としての信頼性や事業のスケール、業界内での立ち位置を論理的かつ正確に伝えるツールとして機能します。社風や働く環境など「求職者向けの魅力づけ」に特化した採用ピッチ資料とは異なり、「企業そのものの事実(ファクト)を伝える資料」として位置づけられます。

項目内容
価格帯無料〜数十万円(外注時のみ費用発生)
サービス例会社ごとに個別制作

採用ピッチ資料

自社の強みだけでなく課題や現状、働く社員の特徴や組織のカルチャーなど、リアルな情報を求職者に伝えることを目的とした資料です。透明性の高い情報開示によって候補者との相互理解を深める点が特徴です。採用サイトへの掲載で応募促進につながるほか、面接前に候補者へ共有することで事前スクリーニングとしても機能し、面接の質向上に役立ちます。

項目内容
価格帯無料〜数十万円(外注時のみ費用発生)
サービス例会社ごとに個別制作

会社説明動画

会社概要・事業内容・職場環境などを動画形式で求職者に届けるツールです。社内の風景や社員・社長からのメッセージを映像で伝えることで、テキストや写真では伝わりにくい雰囲気やカルチャーをリアルに表現できます。採用サイトへの掲載、カジュアル面談前の共有、会社説明会での上映など、活用シーンは多岐にわたります。

項目内容
価格帯無料〜数百万円(動画の長さ・形式・テロップの有無などにより変動)
サービス例会社ごとに個別制作

採用ブログ・オウンドメディア

自社が運営するWebサイトやブログを通じて採用情報を継続的に発信するツールです。社員インタビューや日常の職場風景、企業のビジョンや価値観など、自社の等身大の姿を自由な形式で伝えられます。転職潜在層への認知向上や採用ブランディングの強化に有効で、継続的な情報発信によってSEO効果も期待できます。即効性は高くないものの、長期的な運用によって採用力の底上げにつながります。

項目内容
価格帯無料〜(外部制作・運用委託の場合は数十万円〜)
サービス例Wantedly、note、自社WordPressサイト など

④ 応募者管理・業務効率化に役立つ2種類のツール

採用活動の規模が大きくなるほど、応募者情報の管理や選考スケジュールの調整といった事務的な業務も増大します。専用ツールの導入で担当者の負担を軽減しながら、採用オペレーション全体をスムーズに運用できます。

採用管理システム(ATS)

採用活動全体の効率化を目的としたクラウド型のシステムです。求人票の一元管理、各チャネルからの応募者情報の集約、候補者ごとの選考状況・評価の可視化、採用サイトの作成など、幅広い機能を備えています。定型業務をシステムで対応できるようになることで、採用担当者は面接や採用戦略の立案といったコア業務に集中しやすくなります。

項目内容
価格帯数万円〜数十万円/月(候補者数や機能の範囲により変動)
サービス例HERP Hire、HRMOS採用、Talentio Hire、採用一括かんりくん など

日程調整ツール

面接や説明会の日程調整を自動化・効率化するためのツールです。従来はメールや電話で複数回のやりとりが必要だった日程調整を、候補者が空き枠を直接選択する形式に切り替えることで、担当者の工数を大幅に削減できます。ATSと連携できるサービスも多く、選考管理と日程調整を一元化することで採用オペレーション全体のスムーズな運用につながります。

項目内容
価格帯無料〜月額数万円(機能・連携サービスにより異なる)
サービス例CAIWA Service Viii、調整さん、Spir など

⑤ その他の注目カテゴリ

採用市場の変化とともに、以下のカテゴリも活用が広がっています。

タレントプール採用ツール

タレントプールとは、将来的に採用候補になり得る人材の情報をまとめたデータベースです。プールした人材とコンタクトを取り続けることで長期的な採用につなげる手法で、タレントプール採用ツールはそのデータベース構築・評価・定期的な連絡をサポートします。即時採用が難しい専門人材や、将来の組織拡大を見据えた採用計画において特に有効です。

AIツール

候補者のプロフィールと求人内容からマッチ度の高い人材を自動抽出する「AIスカウトツール」、求人票の構成・訴求ポイントを自動生成する「AI求人票作成ツール」、表情や話し方などを解析して面接を支援する「AI面接ツール」など、目的別に多様なプロダクトが登場しています。人的リソースの最適化や採用業務の属人化解消に貢献します。

複業マッチングプラットフォーム

採用難が続く中、複業(副業)人材の活用も人材確保の重要な手段となっています。複業を希望するハイスキルな人材が登録しているプラットフォームを活用することで、正社員採用が難しい専門領域においてもスピーディーに人材と接点を持てます。

リファラル採用ツール

社員の友人や知人を紹介してもらい採用につなげるリファラル採用を支援するツールです。社員からの推薦コメント管理、紹介活動量の把握、紹介しやすくなる機能などを備えています。ミスマッチが起こりにくく採用コストを抑えられる手法として、特にスタートアップ・ベンチャー企業での活用が進んでいます。

 

まとめ|採用ツールは「課題起点」で選ぶ

採用ツールの選択肢は年々拡大し、母集団形成・選考の質向上・採用広報・業務効率化と、目的に応じた多様なツールが登場しています。適切なツールを組み合わせることで、従来の方法ではリーチできなかった求職者層へのアプローチや、候補者への深い企業理解の促進が実現します。

一方で、ツールの種類が増えるほど選定を誤るリスクも高まるでしょう。重要なのは「話題だから」「他社が導入しているから」という理由ではなく、自社の採用課題とボトルネックを明確にし、採用ターゲットの属性・フェーズに合ったツールを選定することです。

ツールは導入して終わりではありません。運用データを蓄積しながら課題を抽出し、継続的に改善を重ねることで採用活動全体の精度は着実に向上します。採用ツールを「戦略的な武器」として捉え、長期的な視点で活用し続けることが採用力の強化につながります。

実際にどのツールが適しているかわからない場合や、導入・運用に不安がある場合は、650社超の支援実績を持つ『まるごと人事』が、最適なツール選定・運用設計を支援します。 お気軽に無料採用相談をご活用ください。

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この記事の監修者:今 啓亮
この記事の監修者:今 啓亮

まるごと人事として650社以上の企業の採用支援
書籍『「本当にほしい人材」が集まる中途採用の定石』好評発売中

2015年に東京でマルゴト株式会社(旧社名:株式会社ビーグローバル)を創業。
スタートアップから大手企業まで幅広く採用関連のプロジェクトに携わった後、2017年に月額制の採用代行”まるごと人事”の提供を開始。
2021年にバックオフィス代行”まるごと管理部”(労務プラン・経理プラン)も開始。
「理想のサービスと理想の職場を同時実現する」を経営理念に掲げ、全員がフルリモートで働くユニークな組織運営を行う。
2022年に本社住所を東京から札幌に移転し、自身も関東から札幌に移住。

出演イメージ

2024年11月、ABEMAの報道番組「ABEMA Prime」に
採用のプロフェッショナルとして出演。
> 出演した番組はこちら

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