導入事例
母集団が4〜5倍に増加!ABテストや分析・改善によって、質の高いスカウト運用が実現できた。
「Security Diet®」をミッションに掲げ、セキュリティ教育クラウド「セキュリオ」事業と情報セキュリティコンサルティング事業を展開しているLRM株式会社。
同社には、採用体制構築のために、2022年9月よりまるごと人事を導入いただいています。
今回は同社人事責任者の楡井(にれい)様に、まるごと人事導入後の変化などについてお話を伺いました。
事業拡大期に、確実に採用目標を達成できるチームを早期に立ち上げるため、まるごと人事を導入
採用代行導入を検討した背景や、当時の採用体制・課題を教えてください。
私が人事責任者として入社したのが2022年7月なのですが、当時の人事チームは私ともう1名の2名のみでした。限られたリソースの中で、新卒・中途合わせて30名弱の採用目標を掲げるとともに、採用戦略の構築から行わなければならなかったのが大きな課題でした。
当社の認知度を向上させるために採用ブランディングへの取り組みも急務でしたし、さらには採用だけではなく、人事制度や労務などの人事領域全般まで対応しなければならない状況でした。そのなかで、特に不足している採用実務部分のリソースを補うため、前職でも利用していたまるごと人事の導入を決めました。
採用代行の選定基準を教えてください。
大きな選定基準は2つあります。1つ目は、質を担保したうえで、迅速な対応をしてもらえること。
今の採用市況では、やはりスピード感は大切です。スピードがなければ、内定を出しても入れ違いに他社に決まってしまうなど、採用決定につながりにくくなります。とはいえ、スピード感だけにフォーカスするとどうしても質がおろそかになってしまうので、質の担保も不可欠です。
2つ目は、多くの他社事例があるかどうか。私自身、複数社での人事責任者の経験があり、自分のキャリアのなかでの事例はあるのですが、採用代行であれば何百社もの支援をしているので、成功事例の引き出しが多数あります。それだけ多くの引き出しがあれば、当社にマッチする方法を提案してもらえると思い、他社事例が豊富な採用代行のほうが良いと考えていました。
まるごと人事に決定した理由は何だったのでしょうか?
前職で利用していた際にとてもパフォーマンスが高く発揮されていたため、やはりまるごと人事が良いと思い、他社との比較は行うことなく即決しました。当社の採用代行の選定基準を満たしていたことはもちろん、担当者が変わってもクオリティが変わらなかった点が決め手でした。質を保ってスピーディーに対応いただき、さらに多くの支援実績があるため、媒体ごとの特性を把握した的確なアクションをとってくれました。
また、さまざまな知り合いの人事やベンチャー企業の経営者と話す際に評判も良かったため、他サービスは検討せずに決めたという背景もあります。
採用担当者を採用するのではなく、採用代行を利用した理由を教えてください。
私が入社した当時は、これから本格的に採用戦略を立てていく段階でした。加えて事業拡大期に入っており、採用に関するKPIも必ず達成する必要がありました。採用目標達成の確度を高めるには、採用代行サービスを利用した方が良いと判断しました。
採用担当者の採用も進めていましたが、入社後もLRM社内への理解を深めてもらうことに時間をかけたり、まるごと人事のプロの知見をもとに伴走してもらいながら経験を積んでもらう方が確実だと考えたからです。
また、前職でまるごと人事を使っていたときに、特にスカウト面で効果を感じたのも大きいです。
これだけダイレクトリクルーティングが活発になってくると、テンプレートどおりのスカウト文面を送り続けてもなかなか候補者には響きません。候補者一人ひとりに合わせて対応をカスタマイズするには、やはりスカウトの実績が豊富な採用代行にお任せしたいと思ったのも理由の1つです。
中途採用のほとんどを、まるごと人事に一任。採用管理システムの導入も、検討から初期設定まで任せられた
ご導入後の採用状況と支援内容を教えてください。
まるごと人事担当者:募集職種はセールスや経営企画、カスタマーサクセス、エンジニアなど多岐に渡り、それぞれの職種で各1~3名、年間で合計20~30名ほどの採用目標でした。
支援内容は、主に中途採用全般をお任せいただいています。
具体的には、書類選考や日程調整などの候補者対応、スカウト送信の候補者選定から文面作成、送信といったスカウト業務、数値分析と改善提案など面接以外ほぼすべての業務です。
ご導入当初は人事責任者として楡井様、もう1名は新卒採用をメインで担当していらっしゃいましたので、まるごと人事が楡井様と相談しながら中途採用を進めていました。
導入当初に役立った支援は何でしたか?
ATS(採用管理システム)のリプレイスや新規媒体の導入など、新たな施策を取り入れる際に、比較検討や初期設定など工数がかかる部分をまるごと人事に一任できたのが非常に助かりました。
ATSは採用活動を効率的に進めるために重要ではあるものの、社内にリソースがない状態でした。まるごと人事には、導入当初から「採用代行」という位置付けではなく、「LRMの採用担当者」としてお任せするほど頼りにさせていただきました。
もちろん、採用ツール側のカスタマーサクセスの方もいらっしゃいますが、通常であれば当社内にも主導で進める担当者が必要です。その役割もまるごと人事にお任せできたので、社内での工数はほとんどかからなかったと記憶しています。
まるごと人事担当者:権限など重要な部分の意思決定は判断を仰ぎつつ、極力LRM様の工数がかからないように進めました。キックオフミーティングへのご参加と定例ミーティングでの方向性のすり合わせ以外は、基本的にはまるごと人事で対応できるよう意識していました。
導入後に母集団が4〜5倍に増加!ABテストや効果検証など、質の高いスカウトとスピード感ある対応の両方が実現できた
導入後の効果と、そこにつながった支援について教えてください。
導入前と比べて、選考に進む候補者数が4~5倍ほどに増えました。これは、まるごと人事にスカウトの量と質の両軸を、しっかり担保してもらえたからだと思います。
スカウトの質については、定期的にABテストなども実施し、効果測定をしながら対応してもらいました。その結果、常にスカウト内容が改善され、返信率も他社平均より高い水準をキープできています。これは、まるごと人事に多くの支援実績や経験があり、専任で対応しているからこそできることだと感じます。自社でここまでやり切るのは、なかなか難しいと思いますね。
また、候補者に対しても安定感のある対応をしていただき、いつも頼りにしています。
特に最終面接は、役員が担当することがほとんどなのですが、なかなかお互いの都合がつかなかったりと、日程確定まで時間がかかりがちです。候補者だけでなく複数の人材紹介会社とのやりとりもあり、自社で対応していた時は業務全体の7割ほどの時間を割いていました。採用オペレーションに工数が取られてしまうなかで、それ以外の時間で戦略部分など考える仕事をするので、どうしても思考の質が下がってしまいます。
まるごと人事の導入により、スカウト運用も候補者対応も安心して一任でき、自社では採用の戦略部分に専念できるのは、すごくメリットが大きいと感じていますね。
現在、人事組織は4名になられているとのことですが、継続してまるごと人事をご利用いただいている理由を教えてください。
現在、人事チームは新卒採用担当が1名と、制度や労務など、ほかの人事業務を担当するメンバーが2名、中途採用は変わらず私がまるごと人事と一緒に担当しています。
中途採用を内製していきたいという気持ちはありますが、中途採用に関する知見や経験が豊富で、かつスカウト運用や候補者対応を安心して任せられる方はなかなか出会えません。
まるごと人事の場合は、退職や休職などのリスクが少なく、採用知識やノウハウなど高いレベルで質が担保されることが継続している理由です。
まるごと人事に中途採用を一任できることで、私は採用戦略だけでなく、人事制度や人事労務領域などにしっかり専念できています。特に人事制度の構築はほぼゼロから着手したので、まるごと人事に採用業務をお任せしていなかったら今ごろどうなっていたことかと感じます。
日本で一番身近な情報セキュリティ会社になるために
今後に向けて、事業や組織の展望をお聞かせください。
当社は今年(2024年)には1.8億円の資金調達も実現し、IPO実現に向けて、組織・事業ともに大きな成長フェーズに入っています。
今後の組織の展望としては、変化に強く柔軟に動ける組織体制を構築すること。「全員で年間売上100億円を目指す」というゴールに向けて、メンバー1人ひとりが自主的にチャレンジしていける環境を整えたいです。
役職や部署、年齢などに関係なく、心理的安全性が担保され、同じゴールを目指したうえで、メンバー誰もがパフォーマンスを最大限に発揮できる状態にしていきたいですね。
人事ポリシーを評価基準にも組み込んでいくことで、目標達成に向けた行動が促進され、企業文化が浸透していくことを目指しています。2030年には柔軟かつ革新的な企業カルチャーを共創し、持続的な発展を支える基盤を形成したいと考えています。
まるごと人事を検討している企業様に向けて、メッセージをお願いいたします。
成長期で組織拡大中のベンチャー企業には、まるごと人事をおすすめしたいです。
企業の成長期には、採用のみならず人事制度や労務など、様々な業務の基盤を構築していく必要があります。逆にそこに着手していかないと、会社の成長スピードも落ちてしまう。採用オペレーション部分だけでもまるごと人事に一任することで、自社のリソースが大きく空きます。
空いた時間で採用以外の人事施策にも集中できるので、会社の成長にとってあらゆる面でメリットの大きいサービスだと思います。
(インタビュー実施日:2024年11月7日)
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