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2023.08.18 更新日:2024.02.04
この記事の監修者:河地 宗太郎

この記事の監修者:河地 宗太郎

スタートアップ・ベンチャー企業におすすめの採用媒体とは?選び方や採用手法を紹介

スタートアップ・ベンチャー企業におすすめの採用媒体とは?選び方や採用手法を紹介

自社にマッチする人材の確保に苦戦しているスタートアップ・ベンチャー企業は多いのではないでしょうか。スタートアップ・ベンチャー企業は大手企業よりも知名度が低く、採用にかけられる人員やコストといったリソースが不足しがちなこともあるでしょう。

しかし、幅広い仕事をこなしながら成長でき、やりがいも大きいスタートアップ・ベンチャー企業の魅力を正しく伝えられる採用媒体を選ぶことで、採用成功につながりやすくなります

 

今回は、スタートアップ・ベンチャー企業の採用が難しい理由、採用を成功させるポイント、おすすめの採用手法を紹介するとともに、スタートアップ・ベンチャー企業におすすめの採用媒体について紹介します。

スタートアップ・ベンチャー企業の採用が難しい理由

多くのスタートアップ・ベンチャー企業では、主に以下5つの理由から、採用が難しくなりやすいといえます。

  • 大手企業と比べて知名度が低い(ターゲットに自社の求人情報を見つけてもらえない可能性がある)
  • 専任の採用担当者をアサインしづらい(人員リソースがシビアなため、採用活動を担う社員を配置しにくい)
  • 採用に関するノウハウが乏しい(特に、設立して間もない期間の場合、採用活動の経験や知識が少ない)
  • 採用活動の予算確保が難しい(採用にコストをかけづらい場合、少ない予算で採用活動を進める必要があり、ターゲットに対して十分なアプローチができない可能性がある)
  • 福利厚生や、事業の安定性への不安を持たれやすい(福利厚生が充実しており、安定性の高い大企業と比較された場合に、スタートアップ・ベンチャー企業に人材が集まりにくくなる可能性がある)

 

スタートアップ・ベンチャー企業が採用を成功させるポイント

スタートアップ・ベンチャー企業の採用を成功させるには、特に以下2つのポイントを押さえることが大切です。

 

転職潜在層にアプローチする

転職を視野に入れているものの、積極的な転職活動をおこなっていない「転職潜在層」に向けて、スカウトメールやSNSなどを使って企業側から求職者へアプローチすることで、自社の知名度に左右されない採用活動が可能となります。

 

自社の知名度を高める

SNSでの発信、メディア活動などを積極的におこない、自社の知名度を高めることで、より多くの人との接点を持つことにつながります。

 

スタートアップ・ベンチャー企業におすすめの採用手法

スタートアップ・ベンチャー企業ならではの採用の難しさや、採用を成功させるポイントを理解したうえで、ここからはスタートアップ・ベンチャー企業におすすめの採用手法を紹介します。

 

スカウト採用 

スカウト採用とは、企業が求職者へ直接アプローチする手法のことです。自社の知名度がなくても、優秀な人材との接点を持てるのが特徴的であり、潜在層へのアプローチも可能になります。

母集団形成に役立つことに加え、今すぐに採用には至らなくても、長期的な施策として、人材プールを作ることができます。

 

転職エージェント(人材紹介)

転職エージェントを介して自社の求める人材とマッチングする手法です。採用活動のうち、母集団形成の工数をかけずとも採用につなげることができるため、自社の人的なリソース不足を補えるというメリットがあります。また、エージェントが自社と人材との間に入ることで、自社の魅力を第三者視点で伝えることができるという特徴もあります。

 

リファラル採用

リファラル採用とは、自社社員の人脈を活用し、社員の知り合いを候補者として紹介してもらう手法です。自社の働き方や職場環境などの情報を、実際に働いているメンバーを通して伝えることができるため、職場環境や仕事内容などに対するイメージが明確になり、ミスマッチ低減につながります。

短い期間で多くの候補者を集めることは難しいものの、転職潜在層にもアプローチできるほか、求人広告費用がかからず比較的低コストで採用活動を実施でき、カルチャーフィットした人材の採用につなげやすいメリットがあります。

 

SNS採用

SNS採用とは、Twitter、Instagram、FacebookなどのSNSを活用した採用手法で、主に20代をターゲットにする場合に有効な手段のひとつとなります。自社アカウントからの日々の投稿を通じて、自社のミッション・ビジョンに対する共感を得やすいことが特徴で、多くのSNSは基本使用料が無料のため、比較的低コストで運用できます。

ターゲットが興味のある情報や充実したコンテンツを発信することで、長期的な自社の広報活動にもつながります。

 

スタートアップ・ベンチャー企業におすすめの採用媒体

スタートアップ・ベンチャー企業は、どのような採用媒体を利用すればよいのでしょうか。おすすめの採用媒体を4つ紹介します。

 

Wantedly (ウォンテッドリー)

Wantedly (ウォンテッドリー)は、企業の掲げるミッションや価値観への「共感」を通じてマッチングするプラットフォームです。給与や福利厚生といった条件面の記載がNGとなっている代わりに、企業理念や企業文化などを全面的にアピールできるため、自社にカルチャーフィットする人材とマッチングしやすいといえます。

2022年7月時点でユーザー数は350万人を突破し、特にエンジニアやデザイナーなどのIT人材に多く利用されています。

 

YOUTRUST(ユートラスト)

YOUTRUST(ユートラスト)は、リファラル採用・スカウト採用に強みを持つビジネスSNSです。社内メンバーの友人・知人といったつながりから、企業が気になる人材をスカウトできる仕組みとなっています。

気になる人材は「職種」や「アプローチする優先度」ごとにリスト化できるため、自社が必要とするタイミングで的確なアプローチができます。また、人材の「転職意欲・副業意欲」が4段階で明確化される仕組みにより、意欲の段階ごとにアプローチ方法やタイミングを工夫することが可能です。

2023年7月時点で、全体の約40%が「他の転職サービスを利用していない」登録者となっており、転職市場に出てこない優秀な転職潜在層とマッチングできる可能性が高い媒体です。

 

Green(グリーン)

Green(グリーン)は、主にIT/Web業界・ベンチャー企業に利用されている求人媒体で、エンジニアやデザイナーなどの採用に特化しています。登録者の60%はエンジニアやデザイナーといったIT人材であり、若手経験者の採用に強みを持つ媒体です。

人材の持つ経験やスキル条件(プログラム言語など)からユーザー検索が可能であり、企業から直接アプローチもできます。費用は成功報酬型で、地域ごとに一律固定で価格が設定されており、求人情報の掲載期限は無期限、ランニングコストも不要です。限られた採用コストのなかでも効果的な採用活動につながることからスタートアップ・ベンチャー企業におすすめです。

 

アマテラス

アマテラスは、スタートアップ・ベンチャー企業の中核を担うコアメンバーの採用に特化した採用媒体です。スタートアップ・ベンチャー企業への転職を希望している登録ユーザーの50%以上は、20代後半〜30代前半となっています。

情報を掲載するにはアマテラス事務局による審査に合格する必要があり、厳選された求人のみが掲載されます。急成長するスタートアップにおいて、即戦力として活躍できる若手人材を求めている場合におすすめです。

 

スタートアップ・ベンチャー企業における採用媒体の選び方

最後に、スタートアップ・ベンチャー企業における採用媒体の選び方について解説します。

 

スタートアップ・ベンチャー企業の採用に強い媒体

採用媒体を選ぶ際には、スタートアップ・ベンチャー企業の採用に強みのある媒体がおすすめです。例えば、数多くの大手企業が掲載されているような媒体では、条件面で大手と競合しなければならず、自社の求人が埋もれやすくなります。

効果的な採用活動をおこなうためにも、スタートアップ・ベンチャー企業への転職を希望する利用者の多い媒体を選びましょう。

 

自社の採用計画に適している

「事業拡大にともない今すぐに人材が必要」「中長期的に、特定のポジションの人材を探している」など、採用活動をおこなう目的はさまざまです。

例えば、将来的に経営陣クラスの人材を確保したいと考えている場合には、ハイクラス人材が多く登録しているスカウト媒体を選び、継続的なアプローチでターゲットとの関係構築を進めるのも一つの方法でしょう。

自社の採用計画にマッチする媒体を選ぶことで、適切なスピード感で採用活動を進められます。

 

自社にマッチした採用媒体を選ぶことが成功のカギ

スタートアップ・ベンチャー企業における採用は、知名度の低さやリソース不足などの理由でなかなか思うように進まないこともあるでしょう。限られたリソースのなかで効率よく採用活動をおこなうためには、自社の採用目的にマッチした採用手法、採用媒体を選択することが大切です。

 

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この記事の監修者:河地 宗太郎
この記事の監修者:河地 宗太郎

マルゴト株式会社 まるごと人事事業部 ゼネラルマネージャー

新卒でパーソルキャリアに入社。ヘルスケア領域のエージェントとして年間100名以上の採用支援に携わる。その後、Webマーケティングのスタートアップを経てマルゴトへ入社。マルゴトでは一貫してRPO事業に関わり、カスタマーサクセス、プロジェクトリーダー、マネージャーを経てゼネラルマネージャーに昇格。現在はまるごと人事のセールスマーケ領域の統括を担当している。

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