お役立ち情報

エンジニアの採用は、職種特有の専門的な知識を必要とする場合があり、採用活動を行ううえでの難易度が高くなります。また、現在はIT人材が量・質ともに不足しているともいわれており、人材獲得が難しくなっています。
エンジニアの採用においては、エンジニア採用に強みをもった採用代行サービスを利用することが効果的です。本記事では、エンジニアの採用代行サービスを選ぶうえで重視すべきポイントや、エンジニア採用に強みを持つ採用代行サービス5選、エンジニア採用代行サービスのメリット・デメリットについて解説します。
目次
エンジニア採用代行サービスに依頼できる業務
エンジニア採用代行サービスに依頼できる業務は、業者によってもさまざまですが、ここでは一例を紹介します。
採用計画の策定
業者によっては、現在の採用市場の調査、分析から採用計画の策定を依頼することができます。採用を行う際にもっとも重要なのは、自社のペルソナを設定し、そのペルソナを加味した採用チャネルの選定や選考フローの立案などの準備です。その際、現在の採用市場のトレンドをキャッチアップし、綿密な準備をもって採用に進むことで効率的な採用活動に繋がります。
母集団形成
母集団とは、自社に応募する可能性(あるいは潜在的な応募の可能性)があるターゲット層のことです。母集団を形成するために、求人媒体への掲載、スカウトメールの配信、採用イベントの開催、自社ホームページやパンフレットを制作することで、多くの人に認知してもらうことに繋がります。
エンジニアに特化した採用代行サービスでは、エンジニア向けの求人媒体を運用することで、効率良く母集団を形成することができます。スカウトメールを作成・送信する際にも、エンジニアが求める情報や、よりエンジニアの興味をひける内容でアプローチをすることで、母集団形成の効果を高めることができるでしょう。
候補者対応・選考
応募者への対応、応募書類の管理、選考会場やスケジュール管理などの業務は、通常の採用代行サービスと同様に委託することができます。エンジニア採用代行サービスの場合は、さらにエンジニア向けの適性検査や、コーディングテストの実施など、専門的な選考を行うことができるという特徴があります。
また、エンジニアの面接では、エンジニア人材の持つスキルやITに対する知見を評価するために、面接官側にも専門知識が必要になります。エンジニア採用代行サービスを活用することで、選考の精度を高めることが可能になります。
内定後・入社前フォロー
内定が決まった人材に対して、内定者フォローや入社に関する業務連絡、入社前の研修の企画・実施を委託することができます。内定者フォローは内定辞退を防ぐためにも重要です。
エンジニア採用代行サービスによっては、入社前にエンジニア向けの研修を企画・実施してもらうことができます。
面接官トレーニング・教育
自社の採用担当に対して、面接官トレーニングを依頼することができます。採用ノウハウが自社にない場合や、エンジニア採用の知見がない場合でも、高い専門性を持ったプロからのトレーニングを受けることで、自社の面接官のレベルを高められるとともに、ノウハウを蓄積することができるでしょう。
採用広報
IT人材や、エンジニア人材の採用広報では、採用ピッチ資料にも専門的な内容を含むことが必要です。
エンジニア採用代行サービスでは、開発環境、打ち出す魅力やキャリアパス、組織体制などを、IT人材やエンジニア人材にとって魅力的な内容に調整したうえで作成してもらうことができます。
エンジニア採用代行サービス選びの「3つのポイント」
エンジニア採用代行サービスを選ぶ際に、確認しておくべき3つのポイントについて紹介します。
目的の明確化と依頼したい業務の洗い出しを行う
何のために採用代行を活用するのかを明確にして、依頼したい業務の洗い出しをしておくとよいでしょう。解決すべき自社の採用課題を明確にしておくことで、採用代行を活用した課題解決が期待できます。
また、どの業務を依頼するのかを前もって決めておくことも大切です。利用する代行サービスによっては対応できない業務が含まれているかもしれません。トラブルやコミュニケーションロスを未然に防ぐためにも事前準備を行いましょう。
エンジニア採用の実績や知見があるかを確認する
エンジニアの採用では、コーディングやプログラミングにまつわる専門的な知識が求められます。採用代行サービスを選ぶ際には、自社の事業内容や、IT業界にかかわる理解があるかも確認しましょう。エンジニアといっても、システムエンジニアやプログラマー、フロントエンド・バックエンドなど、その領域は多岐に渡ります。専門的な知識や言語に理解があれば人材を正しく評価でき、採用活動が円滑になるでしょう。
幅広い採用手法に対応しているかを確認する
採用市場の激化が進む現在、さまざまな採用手法を取り入れてエンジニア人材の獲得に取り組む必要があります。状況や目的に応じて、スカウト採用といった採用手法を選択しつつ、利用できれば効率的な採用に繋がるでしょう。
おすすめのエンジニア採用代行サービス5選
エンジニアの採用実績のあるサービスを5つ紹介します。
マルゴト株式会社
マルゴト株式会社が提供する採用代行サービス「まるごと人事」はITベンチャーを中心に累計350社以上の支援実績を誇り、常時100社以上の採用支援を行っています。契約継続率は95%を誇り、エンジニアの採用経験者が多く在籍しており、スカウト業務の支援職種の中で最も多いのがエンジニア職種です。そのため、エンジニアの採用代行サービスとして特におすすめできます。
株式会社プロジェクトHRソリューションズ
株式会社プロジェクトHRソリューションズは、テクノロジー領域に高い専門性があり、IT業界・デジタルマーケティング領域に特化した採用代行サービスです。一気通貫の採用代行サービス「∞RPO」は累計60社以上の支援実績があり、契約継続率は90%以上。さらに、採用目的達成率は87%を超えます。
株式会社プロリク
株式会社プロリクは、エンジニアに特化した採用支援サービスとして展開しています。スカウト業務に強みがあり、ブランディングやデータを基にした採用活動の改善が期待できます。サービス開始から2年半で累計60社の支援実績があり、エンジニアの採用代行サービスとして強い専門性を持っているサービスです。
株式会社ネオキャリア
株式会社ネオキャリアは、エンジニアに特化したスカウト代行サービスを提供しています。エンジニア経験者が専門的な目線でターゲットをリサーチし、採用をサポート。また、総合代理店である強みを活かして最適な採用手法を提案し、グループ全体では年間10,000社以上の圧倒的な支援実績を誇ります。
株式会社ダイレクトソーシング
株式会社ダイレクトソーシングは、ダイレクトリクルーティングに特に強みを持った採用代行サービスです。株式会社ダイレクトソーシングの特徴は、圧倒的なデータ量に裏付けられた採用プロセスにあります。過去50万件の採用データを活用して、勘や主観に頼らない採用戦略の提案と実行支援を行なっており、エンジニアの採用実績も豊富です。
エンジニア採用代行サービス(RPO)のメリット
エンジニア採用代行サービスを利用するメリットを紹介します。
1.エンジニア採用のプロに採用活動を任せることができる
エンジニア採用の専門的な知識が自社になくても、エンジニアの採用が可能になります。また、プロの採用工程を見ることで、今後の自社の採用ノウハウとして蓄積することができます。
2.採用担当者の負担を減らすことができる
エンジニアの採用では、常に最新の技術や情報収集が必要ですが、採用代行を活用することで、採用担当者の負担をカバーできます。学習の時間が必要ない分、採用担当者は別の業務に集中することができます。
エンジニア採用代行サービス(RPO)のデメリット
エンジニア採用代行サービスを利用するデメリットを紹介します
1.ノウハウの蓄積が簡単ではない
定期的なミーティングを行い情報共有をしてもらったり、定期レポートを作成してもらったりしなければ、自社にノウハウが蓄積されません。
2.認識のずれがミスマッチに繋がる可能性がある
自社の求める人材や、採用の目的を綿密にすり合わせなければ、ミスマッチが発生するリスクが高まります。
エンジニア採用代行サービス(RPO)はノウハウと実績を重視
エンジニア採用は、専門性の高い業種の採用であることに加えて、常に技術や情報のアップデートが必要です。
ノウハウが豊富な業者を選ぶためにも、実績をはじめ今回紹介したポイントを参考にしてみてください。
関連記事
関連記事

エンジニア採用代行の成功事例を紹介!依頼できる業務や成功のポイントを解説
- 採用代行

中途採用で採用代行を活用!成功事例を紹介
- 採用代行

採用代行(RPO)の費用相場はどのくらい?料金体系や依頼できる業務例を紹介
- 採用代行

採用代行(RPO)依頼の流れとは?活用のポイントも解説
- 採用代行

採用代行(RPO)をフリーランスに業務委託するメリットとは?法人との違い、費用や注意点も解説
- 採用代行

【中途採用の施策大全】92個の中途採用の施策まとめ
- 採用企画
- 採用媒体・チャネル
- 採用オペレーション
- 採用代行