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2023.09.04 更新日:2024.01.30
この記事の監修者:今 啓亮

この記事の監修者:今 啓亮

面接代行サービスのおすすめ3選!依頼できる業務や選び方のポイントを紹介

面接代行サービスのおすすめ3選!依頼できる業務や選び方のポイントを紹介

採用フローのなかでも「面接」は採用成功を左右する重要なフローです。しかし、面接当日の対応だけでなく、面接の事前準備や面接後のフォローなど、面接に付随するさまざまな業務に追われて、採用担当者のリソースを圧迫してしまうこともあるでしょう。そのようなケースにおいて選択肢の一つとなるのが、「面接代行サービス」の活用です。

本記事では、面接代行サービスとは何か、依頼できる業務例や、依頼するメリット・デメリット、おすすめの面接代行サービス3選について紹介します。

面接代行サービスとは

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面接代行サービスとは、自社の面接や、面接に付随する業務を代行してもらえるサービスです。

サービスを提供する会社は、面接代行を専門としている会社だけでなく、採用代行(採用に関するさまざまな業務を代行するサービス)の一部として提供している会社もあります。

また、なかには面接だけでなく面談の代行が可能なサービスもあります。面接候補者を選考する目的がありますが面談」や「カジュアル面談」の場合は、企業と候補者がお互いの情報を共有し相互理解を深めることを目的とする場合が多い、という違いがあります。

 

面接代行サービスに依頼できる業務の例

Exchanging files. Two modern workplace, businesspeople upload and download documents

面接代行サービスに依頼できる代表的な業務の例を紹介します。サービスによって対応可能な業務は異なるため、依頼する際には必ず事前に確認しましょう。

 

採用ターゲットの確認

企業の採用ターゲットを確認します。また、採用ターゲットをヒアリングし、採用市場とのギャップがあるような場合には、ターゲットの調整をおこなうこともあります。

採用ターゲットを明確にし、企業と面接代行サービスの間で共有しておくことで、評価基準が明確になり、ミスマッチの防止につながります。

 

採用ターゲットの重要性について、詳しくは以下の記事もお読みください。

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評価基準・質問項目の設定

明確化した採用ターゲットに合わせて評価基準を設定し、適切に評価できるような質問項目を具体的に決めます。

評価基準が定まっていないと、実際の面接において評価が属人化してしまう恐れがあります。候補者が持つ技術や専門知識、資格などの履歴書から読み取れるハードスキルだけでなく、コミュニケーション能力や人柄などのソフトスキルも含めて、候補者を適切に評価するための基準と質問項目を設定することで、合否判断にブレが少なくなります。

なお、候補者から質問されることが想定される項目について、あらかじめ回答を用意しておくこともあります。

 

面接の実施

実際に、面接官として面接を実施します。対面の個人面接だけではなく、オンライン面接や集団面接、グループワークに対応している面接代行サービスもあります。

 

候補者の評価とフィードバック

設定しておいた評価基準に基づいて候補者を評価します。候補者ごとに、評価基準を軸にしたフィードバックをまとめ、依頼元の企業の担当者に共有します。

オンライン面接の場合は、面接の録画データを共有するケースもあるようです。

 

自社の面接官トレーニング

面接代行サービスのなかには、面接官トレーニングに対応できるケースもあります。面接のプロフェッショナルである面接代行サービスの担当者から、候補者とのコミュニケーションや質問する際のコツ、評価方法などについて直接学べることから、自社の採用力アップに繋がります。

 

面接代行サービスのメリット・デメリット

Businessman and businesswoman holding arrows and walking in opposite positions. Individual way, different business directions or team conflict, opposite decision,

面接代行サービスを利用するメリット・デメリットを以下にまとめました。

メリット

デメリット

  • 採用担当者の業務負担が減る
  • 明確な評価基準をもとに評価できる
  • 質の高い面接を実施できる
  • 認識の齟齬によってミスマッチが起こる可能性がある
  • 自社の魅力のアピールが難しい

 

面接代行サービスに依頼する大きなメリットは、やはり自社の採用担当者の業務負担を大幅に削減できることでしょう。面接官の代行だけでなく、面接日程の調整や連絡業務、面接後のフォローまで任せられるサービスを選べば、その分だけ自社の採用担当者が他の業務に集中しやすくなります。

また、面接代行サービスでは、数々の面接を行なってきた面接のプロフェッショナルが面接官を担当します。面接に関する豊富なノウハウをもとに、質の高い面接を実現できます。

一方で、自社についてよく理解している自社社員ではないため、きちんとすり合わせを行わなければ、自社の魅力づけを十分に行えなかったり、採用後のミスマッチが起こりやすくなったりするデメリットもあります。

 

おすすめの面接代行サービス3選

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面接代行を依頼できるサービスのなかから、おすすめのサービスを3つ紹介します。

まるごと面談代行(マルゴト株式会社)

「まるごと面談代行」は、370社以上の採用支援の実績がある採用代行サービス「まるごと人事」で培ったノウハウを活かした、面談・面接代行サービスです。

人事経験豊富なメンバーが、ターゲットに合わせた訴求ポイントの整理や、候補者のタイプ別のトークの作成など、徹底的にサポートします。

特に、担当者が職種別のインサイトもしっかり把握したうえで、最適な訴求ポイントを提案できる点や、評価基準をパラメーターで可視化する点で強みがあります。

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まるごと面談代行

候補者のタイプ別に、訴求ポイントやトークを整理!
累計370社以上の採用ノウハウを活かして支援します

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面接代行サービス(株式会社プロジェクトHRソリューションズ)

株式会社プロジェクトHRソリューションズが提供するの面接代行サービスは、依頼企業のマーケットに合わせた独自のリサーチをしたうえで実施されます。

また、面接前の模擬面接にも対応しており、候補者への情報訴求や質問項目などを企業側が事前に確認できる点も特徴です。事前に、候補者に対してどのような面接が行なわれるかを確認できるため安心です。面接後には、候補者へのアンケート実施やクロージング支援までサポート可能です。

▼詳しくはこちら
https://digireka-hr.jp/hrsolution-lp-2/

 

採用アウトソーシング(RPO)(株式会社トライアンフ)

株式会社トライアンフは、面接を含めた採用フロー全体を支援する採用アウトソーシング(RPO)サービスを提供しています。

面接官向けの研修サービスを提供する同社では、面接のプロフェッショナルである担当者がさまざまなケースに柔軟に対応可能です。また、評価基準や評価シートが用意できていない場合でも、同社オリジナルの評価基準や評価シートを活用できます。

▼詳しくはこちら
https://www.triumph98.com/

 

面接代行サービスを選ぶポイント

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最後に、面接代行サービスを選ぶポイントを解説します。

 

対応可能な業務範囲を確認する

面接代行サービスを提供する企業によって、対応可能な業務範囲は異なります。まずは自社が委託したい業務範囲を洗い出して明確化し、依頼したい業務の対応が可能なサービスを選びましょう。

自社の状況も踏まえて、採用ターゲットの確認から面接後のフィードバックまで一括で依頼したいのか、面接当日の面接対応だけ依頼したいのか、といった視点から検討してみましょう。

また、募集したい契約形態(新卒、中途、アルバイトなど)や、予定している面接のタイプ(対面面接、オンライン面接、集団面接など)に対応しているかどうかも確認しておくことが重要です。

 

強みのある業種や職種を確認する

面接代行サービスによっては、エンジニア採用に特化したサービス、クリエイター採用に特化したサービス、製造業が得意なサービスなどがあります。

例えば、エンジニア職と営業職では、面接時にチェックすべきポイントは異なりますし、面接官に専門知識が求められる場合もあるでしょう。そのため、募集する職種や業種によっては、その領域に強みのあるサービスを選ぶと安心です。

サービスを比較するときには、ホームページで導入実績をチェックし、自社が希望する職種・業種の支援実績が豊富なサービスかどうかを確認しましょう。

 

情報共有の方法や頻度を確認する

面接代行を依頼する際は、面接や選考状況の定期的な共有を受けることが不可欠です。

今どのような応募者がいるのか、応募者の志望度はどうか、懸念点はあるかなど、選考状況の共有を受けていないと、評価基準がずれていた場合にそのまま選考が進んでしまい、採用後のミスマッチにつながる恐れがあります。

どれくらいの頻度でどのような方法で状況を共有してもらえるのか、共有フローとあわせて必ず依頼前に確認しておきましょう。

メールやチャットなど、テキストでの共有だけではなく、定期的なミーティングがあるとより安心です。

 

特に大切な面接フローこそ、プロに任せるのも一つの方法

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面接は、候補者と直接向き合う重要なフローです。しかし、一度に何名もの対応をすることケースもあり、どうしても採用担当者の工数がかかるフローでもあります。

だからこそ、面接代行サービスを活用することで、採用担当者の業務負担を軽減し、他の重要な業務に注力できる環境を整えるのも一つの方法です。本記事を参考に、面接代行をうまく活用して採用成功につなげましょう。

「まるごと面談代行」は、370社以上の採用支援おこなってきた「まるごと人事」のノウハウを活かした面接・面談代行サービスです。自社のビジョンや文化を踏まえたうえで、適切な訴求ポイントをご提案します。

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この記事の監修者:今 啓亮
この記事の監修者:今 啓亮

まるごと人事として350社以上の企業の採用支援
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2015年に東京でマルゴト株式会社(旧社名:株式会社ビーグローバル)を創業。
スタートアップから大手企業まで幅広く採用関連のプロジェクトに携わった後、2017年に月額制の採用代行”まるごと人事”の提供を開始。
2021年にバックオフィス代行”まるごと管理部”も開始。
「理想のサービスと理想の職場を同時実現する」を経営理念に掲げ、全員がフルリモートで働くユニークな組織運営を行う。
2022年に本社住所を東京から札幌に移転し、自身も関東から札幌に移住。

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