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2023.08.14 更新日:2023.09.14
この記事の監修者:今 啓亮

この記事の監修者:今 啓亮

中途採用で採用代行を活用!成功事例を紹介

中途採用で採用代行を活用!成功事例を紹介

ターゲットの経歴や年齢、保有スキル、採用時期などがさまざまな中途採用では、採用活動にノウハウが求められます。自社のリソースやノウハウが不足している場合、それを補うために採用代行の活用を検討している企業もあるでしょう。では、中途採用において採用代行にはどのような業務を依頼できるのでしょうか。

本記事では、中途採用における課題や、採用代行に依頼できる業務内容、採用代行を活用した事例、採用代行の選び方を紹介します。

中途採用における課題

まずは、中途採用においてよく見られる3つの課題を解説します。

 

採用チャネルの数が多く、活用が難しい

採用チャネルとは、企業が求職者に対してアプローチする手段のことを指します。

中途採用では、ターゲットの経歴や志向性が多岐にわたるため、採用チャネルの選択肢が増える傾向にあります。

例えば、以下の一例が挙げられます。

【採用チャネルの一例】

  • 求人広告
  • 転職エージェント
  • ダイレクトリクルーティング
  • 自社メディア(採用ホームページなど)
  • ヘッドハンティング

 

上記のように選択肢が多いため、どの採用チャネルが効果的であるかの判断が難しい点は課題のひとつとして挙げられます。

もちろん同時に複数の採用チャネルを用いることもあるでしょう。その場合は、採用担当者の工数が増えやすい点も、採用活動を進めていくうえで難しいポイントといえるでしょう。

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スキル・カルチャーマッチの見極めが難しい

中途採用ではすでに知識やスキルを持ち合わせている人材を採用するため、基本的には「即戦力」となる人材を採用する傾向にあります。しかし、自社にとって即戦力になるかどうかの判断は難しいものです。

候補者が資格を持っていても、具体的にどこまでの業務を任せられるかはわかりません。また、過去の実績があったとしても、それはチームでの実績であり、同じ成果が自社でも発揮できるかどうかはわかりません。

そのため、面接では以前にどのように業務を遂行したか、問題を解決したかなど具体的に掘り下げなければ、候補者のスキルの見極めは難しくなります。

また、自社のカルチャー(企業文化)に候補者がマッチするかの判断も大切です。
カルチャーとは、企業と社員間で共通認識として存在する行動様式や価値観のことです。せっかく採用してもカルチャーマッチしていなければ、働きづらさを感じる可能性や、モチベーションが保てなくなる可能性もあります。
候補者のやりたいことやビジョンがカルチャーマッチしているか、という点を選考段階で見極める必要があります。

 

具体的に仕事をイメージできるような工夫が必要

新卒一括採用の場合、職種を限定せずに総合職として採用し、入社後にジョブローテーションというかたちで複数の職種を経験してもらいながら、適性のある職種を判断するケースも多いでしょう。
一方、中途採用では、はじめから職種を指定して募集する場合がほとんどです。しかし、その職種における経験がある人材であっても、前職と異なる業務範囲を任されたり、チーム体制や職場の雰囲気が異なったりすると、スキルや経験を発揮できないおそれがあり、結果的にミスマッチにつながる可能性もあります。

募集文やスカウト文などの内容は、実際の仕事のイメージと齟齬が出ないように、候補者が具体的な仕事のイメージを持てるような工夫が必要になります。

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中途採用で採用代行に依頼できる業務

採用代行に依頼できる中途採用の業務には、どのようなものがあるのでしょうか。一例として紹介します。

採用計画

  • 採用課題の明確化
  • 予算や採用手法のプランニング
  • ペルソナの設計 など

採用活動の準備として、採用計画の立案が挙げられます。採用代行に依頼することで、現在自社が抱えている採用課題を洗い出し、いつまでに何人採用したいのか、そのためにはどのような採用手法が良いのかを提案してもらうことができます。また、自社が求める人材のスキルや経験、人柄、志向性などを整理し、採用ターゲットやペルソナも設定していきます。

計画段階で採用手法や採用ターゲットが明確であれば効果的に採用活動を進めることができ、ミスマッチを防ぐことにもつながります。

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募集

  • 採用チャネルの選定
  • 求人原稿作成
  • スカウトメールの作成と配信、返信への対応
  • 説明会会場の手配 など

採用代行の持つ様々な知見を生かして、自社の状況に適した求人媒体の選定や、求人原稿の作成などを依頼できます。例えば、知見を活かしてスカウトメールを送る候補者を選定してもらったり、候補者一人ひとりに合わせてスカウトメールの文面を工夫してもらったりすることができます。

 

選考

  • 書類選考
  • 適性検査
  • 面接日程調整 など

書類選考や、適性検査、面接日程の調整も依頼することができます。こうした業務は、応募者が多くなればなるほど工数がかかるものです。特に、候補者が現職に就いているケースも多い中途採用では、面接日程調整において、スピード感や柔軟性が求められます。

何名もの候補者に同時に対応したり、面接日程をそれぞれ調整したりと、手間と時間のかかる業務を採用代行に委託することで、採用担当者は面接の実施などのコア業務に集中できます。

 

内定

  • 内定連絡
  • 内定までのフォロー など

採用代行サービスによっては、内定者への入社案内や入社に関する書類作成などを依頼できる場合もあるようです。入社の意志が固まっていない内定者に対して、面談を通じて懸念点を解消したり、改めて入社への動機づけをしたりすることもあります。

 

中途採用の採用代行を用いた成功事例

中途採用の採用代行を用いた成功事例を、「まるごと人事」の事例から3つ紹介します。

 

データを元にした採用活動の支援|株式会社 TRUSTDOCK

eKYC事業 (本人確認サービス事業)やデジタル身分証事業を展開する株式会社 TRUSTDOCKでは、ダイレクトリクルーティングをメインに採用活動を進めていましたが、事業拡大に伴い、採用人数やポジションの増加に対応するために、採用代行サービス「まるごと人事」を導入しました。

同社はもともと、ダイレクトリクルーティングを進めるにあたって、スカウト送信数や返信率などのデータを毎週確認・分析し、数字をもとに改善につなげることを重視していました。そこで、まるごと人事は新しいデータの分析や、データの集計方法を提案するなど、同社の「データに基づいた採用活動」の基盤づくりに貢献しました。

まるごと人事ならではの知見を生かして提案と改善を繰り返し、支援し続けた結果、導入後1年ほどで従業員数は約30名から約60名まで急拡大しました。

インタビュー記事はこちら:

 

ミスがなく丁寧な対応により、求職者体験を向上|株式会社ブイキューブ

ウェビナーやWeb会議などの提供を通じて、企業のコミュニケーションDXを推進する株式会社ブイキューブでは、コロナ禍をきっかけにテレワークが一気に普及したことに伴い、中途採用も拡大しました。

そのなかで、人材紹介以外の採用チャネルを拡充しての母集団形成強化や、候補者との日程調整や面接などの工数増加による人手不足を解消するために、採用代行サービス「まるごと人事」を導入しました。

導入後、ダイレクトリクルーティングを本格的に立ち上げたものの、当時はダイレクトリクルーティングに関するノウハウがなく、ゼロからのスタートだったことから不安もあったといいます。

しかし、採用代行の担当者によるミスのない丁寧でスピード感のある候補者対応や、同社とのスムーズな連携により、スカウト返信率や内定承諾率の向上につながりました。

インタビュー記事はこちら:

 

採用担当者が不在でも22名の採用に成功|株式会社スマートショッピング

IoT重量計を使った在庫管理・発注自動化ソリューションを開発する株式会社スマートショッピングは、社内に専任の人事担当が不在のなかで、採用に関するリソースやノウハウを補うために、採用代行サービス「まるごと人事」を導入しました。

候補者対応とスカウト業務を中心に依頼し、採用ターゲットの明確化から、媒体の提案、募集文の作成などを任せたことで、導入開始から1ヶ月後には応募数が約2倍に、半年後には約3倍に増え、1年間で22名もの採用に成功しました。

インタビュー記事はこちら:



中途採用の採用代行の選び方

採用代行の数は多く、どのサービス選ぶか迷うかもしれません。最後に、中途採用において採用代行を選ぶポイントを3つの観点から解説します。

 

採用ノウハウ(業界・職種・媒体など)

採用代行によって、得意な業種や職種、企業規模、媒体などは異なります。スカウトメールの作成といった実務が得意な場合や、コンサルティングが得意な場合など、採用代行によって強みも異なります。

また、スカウトを依頼したい場合は、今までのスカウト経験や成功事例といった過去の実績も重要な判断材料です。自社の企業規模や業種・職種に近い企業のスカウト実績をもつ採用代行を選ぶと安心でしょう。

 

支援体制

採用代行がどのような支援体制であるかも重要な判断ポイントです。
以下のようなポイントを確認しておきましょう。

  • どのようなメンバーが対応するのか
  • 何名体制でサポートするのか
  • どのように日々のコミュニケーションをとるのか
  • 定例ミーティングはどのくらいの頻度で実施するか
  • クオリティの管理はどのようにされるのか

採用代行の担当者に十分な採用知見があり、担当者同士でもこまめな情報共有がされる体制であれば安心です。

 

スピード感

特に中途採用の場合、候補者対応が迅速であるほど採用確度が上がるため、スカウトメールや面接の日程調整など、候補者とのやりとりをスピーディーにおこなってくれる採用代行がおすすめです。

スピード感を見極めるポイントとしては以下が挙げられます。

  • 提案時のレスポンスの早さ
  • 候補者からきた連絡にどのくらいの時間で返信するか
  • サポート時間に区切りがあるか(午前のみ、午後のみ、など)

こうしたスピード感については事前に明示されていることは少ないため、事前に質問してみることが大切です。

 

採用代行の活用で効率的な中途採用を

中途採用では、年齢や経歴の異なるさまざまな候補者に対応するため、応募者対応だけでも工数がかかりがちです。自社内で工数がかかっている業務を明確化し、適切に採用代行に任せることで、より効率的に採用活動を進められます。

「まるごと人事」は、ベンチャー・成長企業向けの採用代行サービスです。350社以上の支援実績を誇り、支援中の100社以上の採用から常にリアルタイムなデータを使い、徹底サポートします。最短5営業日で経験豊富な支援チームをアサインできるスピード感も魅力です。

 

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この記事の監修者:今 啓亮
この記事の監修者:今 啓亮

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2015年に東京でマルゴト株式会社(旧社名:株式会社ビーグローバル)を創業。
スタートアップから大手企業まで幅広く採用関連のプロジェクトに携わった後、2017年に月額制の採用代行”まるごと人事”の提供を開始。
2021年にバックオフィス代行”まるごと管理部”も開始。
「理想のサービスと理想の職場を同時実現する」を経営理念に掲げ、全員がフルリモートで働くユニークな組織運営を行う。
2022年に本社住所を東京から札幌に移転し、自身も関東から札幌に移住。

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