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2023.09.01 更新日:2024.07.02
この記事の監修者:今 啓亮

この記事の監修者:今 啓亮

採用代行(RPO)と採用コンサルタントの違いとは?選ぶ際のポイントも紹介 

採用代行(RPO)と採用コンサルタントの違いとは?選ぶ際のポイントも紹介

採用代行(RPO)と採用コンサル(採用コンサルタント)は、どちらも採用課題の解決や効率化を目指すために活用できるサービスです。

しかし、両者の役割や業務内容は異なります。本記事では、採用代行(RPO)と採用コンサルについて、それぞれの特徴や違い、選ぶ際のポイントについて解説します。

関連動画採用代行(RPO)の代表が語る「採用代行」の種類と特徴

採用代行(RPO)と採用コンサルの違い

Hand of a business woman giving an explanation at a meeting

採用代行(RPO)と採用コンサルは、どちらも企業の採用活動をサポートしてくれる存在です。では、どういった部分が異なるのでしょうか。

ここでは、採用代行(RPO)と採用コンサルの違いについてお伝えします。

 

採用代行(RPO)とは?

採用代行とは、自社の採用業務の一部、もしくは全てを代行してくれるサービスです。Recruitment Process Outsourcingの頭文字を取って「RPO」とも呼ばれます。

採用代行(RPO)は自社の採用業務を直接的に代行してもらうことができるため、採用担当者の業務負担の軽減や、業務の効率化を図ることができます。

また、自社に採用課題が存在する場合には、採用代行(RPO)の利用により解決を目指すことも可能です。

【採用代行(RPO)に依頼できる業務の一例】

  • 採用計画の立案
  • 母集団形成
  • 候補者対応
  • 選考
  • 内定~入社までのやりとり・諸手続き など

関連記事:https://marugotoinc.jp/blog/rpo-bpo/

例えば、母集団形成のフローでは、採用媒体への求人原稿の掲載と管理のみを代行してもらうこともできますし、記事の作成から掲載、管理、候補者とのメッセージのやりとりまで一括して代行してもらうことも可能です。

採用代行(RPO)では、採用にまつわる実働的部分を依頼することができるため、自社の採用活動を直接サポートしてもらうことが可能です。

ベンチャー・成長企業向けRPO会社が教える
採用代行(RPO)の活用術

採用代行(RPO)の基本から活用ポイントまで、丁寧に解説します!

採用コンサル(採用コンサルタント)とは?

採用コンサルは、採用におけるプロフェッショナルです。これまでに培ってきた採用ノウハウをもとに、自社の採用活動に対してアドバイスをもらったり、サポートしてもらったりすることができます。

【採用コンサルタントに依頼できる業務の一例】

  • 採用戦略の立案
  • 採用プロセスの設計
  • 母集団形成
  • イベント企画・運営
  • 採用事務のサポート(一部のアウトソース)
  • 活動報告・フィードバック など

採用コンサルには、実働的な業務よりも、自社の採用活動におけるアドバイスや提案をもらうなど、間接的に業務のサポートをしてもらうことが一般的です。

しかし、実働的な部分に対応してもらえないとは限らず、母集団形成やイベント企画・運営など、採用業務の一部を担当してもらえる場合もあります。

採用コンサルは、「社外の頼れるアドバイザー」のような存在といえるでしょう。

 

採用代行(RPO)と採用コンサルを選ぶポイント

Business woman in presentation

採用課題の解決に向けて、自社にとって採用代行(RPO)と採用コンサルのどちらが適切か、選択する必要があります。以下のポイントを踏まえて考えてみましょう。

 

自社に不足しているものを考える

自社に不足しているのは、人的リソースでしょうか? それとも採用ノウハウでしょうか? 

人的リソースが不足しており、業務の質が低下している場合には、採用代行(RPO)の利用が適していると考えられます。

採用代行(RPO)では業務を完全に委託するため、業務の主体は採用代行(RPO)になります。工数の一部を委託することで、業務の質向上を図ることが可能です。

一方、採用コンサルタントの場合、基本的には採用活動を行うのは自社の採用担当者です。そのため人的リソースは十分に用意しておく必要があり、自社を主体として業務を進めていくことになります。

採用ノウハウが不足しており、採用活動が非効率になっている場合や、適した採用手法が選択できず、母集団形成に課題を抱えているような場合には、採用コンサルタントの利用が適していると考えられます。

採用コンサルタントに採用戦略に対してアドバイスをもらったり、採用ターゲットに合わせた採用手法についてのノウハウを共有してもらったりすることができ、採用力の向上に繋がります。

ノウハウを蓄積していくことで、自社の採用担当者のスキルアップにも繋がっていくでしょう。

なお、採用代行(RPO)も採用コンサルもあくまで外部パートナーであるため、状況によっては採用担当者を新たに採用した方が良い場合もあります。

例えば、中長期的に社内の採用体制を強化したい場合には、育成やスキルアップを前提として採用担当者を確保するのも一案でしょう。

自社の状況と直面している問題、今後の展望についても考えたうえで、どのような選択をするか考えるとよいでしょう。

関連記事:https://marugotoinc.jp/blog/select-rpo-type/

採用代行(RPO)と採用コンサルタントは提供するものが違う

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採用代行(RPO)は実働的なサポートを行う場合がほとんどで、直接発生している問題や課題に対して取り組み、解決を目指したり、業務の効率化を目指したりするサービスです。

一方、採用コンサルは採用ノウハウを生かして、発生している問題や課題に対して、アドバイスや提案をすることで採用課題の解決や採用の効率化を目指すサービスです。

同じ目標に向かうものの、手段が大きく異なります。

導入を検討する際、採用代行(RPO)と採用コンサルのどちらに依頼すべきか迷うかもしれませんが、自社に不足しているものを踏まえて検討し、適したサービスを選択することが望ましいと言えます。

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この記事の監修者:今 啓亮
この記事の監修者:今 啓亮

まるごと人事として460社以上の企業の採用支援
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2015年に東京でマルゴト株式会社(旧社名:株式会社ビーグローバル)を創業。
スタートアップから大手企業まで幅広く採用関連のプロジェクトに携わった後、2017年に月額制の採用代行”まるごと人事”の提供を開始。
2021年にバックオフィス代行”まるごと管理部”も開始。
「理想のサービスと理想の職場を同時実現する」を経営理念に掲げ、全員がフルリモートで働くユニークな組織運営を行う。
2022年に本社住所を東京から札幌に移転し、自身も関東から札幌に移住。

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