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この記事の監修者：犬飼 渓矢
LAPRASの特徴・使い方｜ダイレクトリクルーティングでエンジニアを採用しよう
多くの職種で人手不足が深刻な課題となっていますが、そのなかでも、エンジニアは特に採用が難しいと言われています。エンジニアを採用するなら、企業が直接求める人材にアプローチする「ダイレクトリクルーティング」という採用方法がおすすめです。今回は、エンジニアのダイレクトリクルーティングに強いサービス「LAPRAS（ラプラス）」の特徴や使い方を紹介します。
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目次
LAPRASとは？
LAPRAS（ラプラス）は、LAPRAS株式会社が運営する、ITエンジニアの採用を支援するプラットフォームです。
その大きな特徴は、Web上に公開されているGitHub等の各種SNS活動をAIが分析して、技術力などをスコアリングする機能やプロフィールが自動生成される機能を有するサービス「LAPRAS（ラプラス）」に登録するユーザーに、スカウト送信ができること。
LAPRASを利用する企業側にとっては、「日頃からアウトプットに取り組む優秀なエンジニアにアプローチできる」というメリットがあります。また、候補者一人ひとりのポートフォリオが生成されているため、網羅的に候補者情報を確認することができ、アプローチ判断やスカウト作成に役立ちます。
ほかにも、候補者の転職意欲の変化を通知してくれる機能やタレントプール機能など、効果的な採用活動を効率よく行うためのさまざま機能が備わっています。
累計導入実績は700社以上。多くの企業が優秀なITエンジニアの採用を成功させています。テクノロジーを活用した効率的な人材採用プロセスを提供することで、企業と求職者の両方にとって価値のあるサービスとなっています。
参考記事：ダイレクトリクルーティングとは？媒体21社の特徴・料金比較、メリット、注意点と対策を徹底解説
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LAPRASの特徴
LAPRASには、次のような特徴があります。
自動生成されたLAPRASプロフィールによって、技術力の判断がしやすい
LAPRASのデータベースは、転職先を探しているエンジニア向けのサービス「LAPRAS」の登録ユーザー約30,000人（2023年11月時点）です。
LAPRASでは、Web上の活動を収集しLAPRASプロフィールを自動生成します。
候補者ごとに技術力にスコアがつけられており、エンジニアの知識がない採用担当者でもスキルレベルを把握しやすいというのも特徴の一つです。このスコアは、候補者がインターネット上にアウトプットしている情報に基づいてつけられたもので、3.0が平均値、3.3％以上が上位13％で、3.5以上は上位4％に相当する優秀層となっています。
また、独自のクローリング技術によって、候補者の活動や実績に加え、エンジニアの人となりまで可視化。カルチャーマッチした人材の選定にも役立ちます。
タレントプール機能があるので、ターゲット人材と長期的に関係構築ができる
タレントプールとは、候補者の情報を蓄積していくデータベースのことです。LAPRASにはこのタレントプール機能が備わっており、気になる候補者をタレントプールに追加しておくことで転職意欲が変化した際にアプローチできます。
また、Google Chromeの拡張機能である「LAPRAS EXTENSION」を使えば、任意のSNSページからアカウント主のLAPRASプロフィールに飛び、そこからタレントプールに追加もできます。
その候補者がどのような人物なのか「ラベル」をつけたり、選考のどの段階にいるのか（面談調整中、選考中など）という「ステージ」を設定したりもできるため、候補者の管理や社内での情報共有もスムーズに行えます。
スカウト返信率が高い
LAPRASのメッセージ機能を利用した場合の返信率は18～20％と、非常に高い数値となっています。この理由としては、スクラム採用を推進する「担当者アサイン機能」や「メールテンプレート機能」によって、効率的・効果的なスカウト運用が可能なことが挙げられます。
また、LAPRASでは、メッセージ機能を利用したスカウト以外に、X(旧Twitter)のDM機能によるスカウトも可能です。LAPRAS株式会社の調査による実績では、この運用によって50%以上の返信率が出ているケースもあるとのことです。DMは大量に届くメッセージよりも読んでもらいやすく、気軽なやり取りができるため、より高い返信率が期待できるのではないでしょうか。
「興味通知」で気軽にアプローチできる
「興味通知」は、「興味あり」ボタンを押すだけで、候補者に「興味がある」ということを気軽に伝えることができる機能です。
興味通知を受け取ったら、候補者は「興味あり」「興味なし」「わからない」のいずれかで回答します。「興味あり」「わからない」を選んだ場合は、任意で補足メッセージを入力することも可能です。
この機能を活用すれば、候補者からのリアクションを手軽に確認できるので、スカウトメールを送らなくても、カジュアル面談の設定を効率的かつ迅速に実施できます。
サポートが手厚い
導入後は、ITエンジニア採用に精通したカスタマーサクセスが、採用活動をサポートしてくれます。求人票やスカウトの添削などもアドバイスしてくれるので、ダイレクトリクルーティングが初めての企業でも安心です。
＜サポート内容の例＞
導入〜運用定着まで | 運用定着〜採用成功まで |
・採用要件のブラッシュアップ ・採用ストーリーの作成 ・アクション目標の策定 ・運用戦略の策定 ・業務設計と運用体制の構築 ・スカウトメールへのレビュー ・運用担当者への説明 | ・スカウトメールへのレビュー ・返信率を上げるための助言 ・運用戦略の策定 ・面談・面接のポイント ・Extension機能の活用 ・転職潜在層のスカウト |
「LAPRASPro」という、専門チームがダイレクトリクルーティングの運用を代行してくれるプランもあります。
公式サイト：LAPRAS| エンジニア優秀層の心を掴む採用プラットフォーム
LAPRASの料金形態
次に、LAPRASの料金形態を紹介します。
自社運用プラン
LAPRASの自社運用プランは、初期費用と月額の利用料のみで利用ができます。成功報酬は発生しないので、できるだけコストをかけずに複数人採用したいという企業におすすめです。
企業の規模や採用計画に最適なプランをLAPRAS側から提案してくれるので、まずは公式サイトから問い合わせをしてみてください。
LAPRAS Pro Liteプラン（運用代行プラン）
通常プランにオプションとして追加できる、運用代行プランです。候補者のピックアップや興味通知の送信を代行してもらえ、社内の運用負荷が少なく、採用の精度を高められます。採用チームのリソースが限られている企業におすすめです。
LAPRAS JOB BOARDプラン
LAPRASの登録ユーザーに対して、求人掲載ができるプランです。初期費用・月額費用がかからず、年収の15%の成功報酬のみで利用できます。
求人掲載のみで利用できるため、最小限の採用リソースで始めたい企業におすすめです。
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LAPRASの使い方
次に、LAPRASで候補者を探し、スカウトを送るまでの流れを紹介します。
候補者検索機能を設定する
候補者検索機能で「自社が求めるエンジニアの条件」をLAPRASに設定しておくと、条件にマッチする候補者をある程度自動で絞ってくれます。適切な検索条件で候補者を絞り込むことで、候補者の選定にかかる時間と手間を削減できるだけでなく、求めるエンジニアに出会える確率が高まります。
LAPRASを導入したら、まずは求める条件を改めて明確にして、検索条件を設定してみましょう。
候補者をタレントプールに追加する
LAPRASで気になる候補者を見つけたら、「タレントプール」に追加していきましょう。「ラベル」や「ステージ」も設定することで、後の運用が効率的に進められるためおすすめです。
Google Chromeの拡張機能「LAPRAS EXTENSION」も利用し、各SNS上で検索した候補者をタレントプールに追加すると、さらに効果的です。
タレントプールに追加しておくことで、転職意欲が変化した際にメールやSlackで通知が届きますので、タイミングを逃さずアプローチする運用体制を作りましょう。
スカウト・興味通知を送信する
タレントプールのなかからスカウトしたい候補者を選び、スカウトを作成して送信します。LAPRASでは、スカウトは候補者ごとに個別で作成することになっていますが、毎回一から作成していては、多大な工数がかかってしまいます。LAPRASには、スカウトのテンプレートを作成できる機能があるので、工数削減のためにぜひ活用してみてください。
また、気になる候補者に対して興味があることを1クリックで通知し、カジュアル面談につなげる「興味通知」機能もあります。
スカウトメール作成の工数を削減し、カジュアル面談に効率的につなげることができますので、まずはこちらの機能も活用してみましょう。
ダイレクトリクルーティングでエンジニア採用を成功させよう
LAPRASでは、ハイクラス層の登録が多く、候補者情報を網羅的に把握したり興味通知機能やタレントプール機能を活用したりすることで、効果的かつ効率的なエンジニア採用が実現できます。
運用代行プランや掲載のみのプランもありますので、エンジニアの採用を考えているなら、LAPRASも検討してみてはいかがでしょうか。
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マルゴト株式会社まるごと人事事業部 事業企画
テーマパークホテル勤務、ベンチャー企業の社長室室長を経て、2019年にマルゴトへ入社。マネージャー、ゼネラルマネージャーを経て、現在は「まるごと人事」事業部の事業企画として従事。
中長期目線の事業課題の解決を通じた顧客価値の最大化を目指す。
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