お役立ち情報
売り手市場が続くなかで、特に採用が難しいといわれているのがエンジニアです。優秀なエンジニアを採用するために、応募をただ待つのではなく、企業側から積極的に人材にアプローチをする「ダイレクトリクルーティング」を導入する企業も増えています。今回は、エンジニア採用に特化したスカウトサービス「Forkwell Jobs(フォークウェル ジョブズ)」の特徴や使い方、料金形態などを、詳しく紹介します。
目次
Forkwell Jobsとは?
Forkwell Jobs(フォークウェル ジョブズ)とは、株式会社grooves(グルーヴス)が運営する、エンジニア経験者に特化したスカウトサービスです。データベースのなかから企業が自ら求めるエンジニアを探し出し、直接スカウトメールでアプローチすることができます。
公式サイトによると、データベースには約58,000人のエンジニアが登録されており、登録者は右肩上がりで増え続けています。登録者の100%がプログラミング経験者で、73.4%が即戦力になれるスキルを有しているなど、データベースの質が高いのが特徴です。年齢層は、80.1%が20~30代となっています。これまでにさまざまな業界の1,400社以上の企業に利用されているスカウトサービスです。
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Forkwell Jobsの特徴
Forkwell Jobsには、次のような特徴があります。
スキル別に検索できる
エンジニアは、職種や担当する業務によって、求められるスキルが異なります。膨大なデータベースのなかから自社が求めるスキルを有する人材を探し出すのは、なかなかの労力を必要とする作業ですが、Forkwell Jobsはスキル別に検索できるので、人材の抽出にかかる手間と時間を大きく削減できます。
Forkwell Jobsは独自のスキルレベルを設定しており、たとえば「Javaのレベル3以上」「Pythonのレベル2以上」のように、レベルを指定して検索することが可能です。そのため、エンジニアのスキルに関する知識があまりない採用担当者でも、簡単に求職者のスキルレベルを把握することができます。
求める人材にピンポイントでアプローチするために、あらかじめ自社が求めるスキルとそのレベルは明確に設定し、関係者間で共有しておきましょう。
プロフィールが充実している
Forkwell Jobsの求職者向けのサービスには、ポートフォリオの自動生成機能があります。求職者には、転職のためだけでなく、自己分析やキャリアアップのために、できるだけポートフォリオは念入りに作成し、定期的に更新することを推奨しています。そのためForkwell Jobsは、求職者のプロフィールの内容が非常に充実しています。職歴や開発経験だけでなく、志向性や、この先やりたいことなども詳しく記載されているのが特徴です。
またプロフィールに「リアクション期待値」が数字として可視化されているので、スカウトを送るか否かの判断がしやすい点も特徴です。今アクションすべき相手がわかるので工数削減にもつながります。
公式サイトによると、Forkwell Jobsの採用後の定着率は98.7%となっています(2022年3月~2023年2月実績。※ここでの「定着率」とは、入社後3ヶ月以内に退職しなかった割合)。
プロフィールが充実しており、スキルだけでなく、カルチャーや人物面でもマッチ度の高い人材を見極められるため、人材が定着しやすいというのが、Forkwell Jobsの強みの一つです。
学習意欲が高いエンジニアが多い
エンジニアを見極めるときに重視すべきポイントに、「学習意欲の高さ」があります。IT技術は非常に速いスピードで進歩し続けているため、最新技術やトレンドを学ぼうとしないエンジニアでは、長期的な活躍は期待できないからです。
Forkwell Jobsでは、毎月エンジニア向けの技術勉強会を開催しています。全国から年間で延べ30,000人を超えるエンジニアが参加しており、多くのエンジニアがそのままデータベースに登録している実績があります。そのため、Forkwell Jobに登録されている求職者は、勉強会に参加するほどの高い学習意欲を持つエンジニアが多いといえるでしょう。Forkwell Jobsの独自ルートで集客しているため、他のスカウトサービスにはいなかったような人材にも出会えるかもしれません。
スカウト返信率が高い
公式サイトによると、スカウト開封率は65.2%、返信率は16.9%と、業界内でも高い水準となっています(2023年2月より集計)。
Forkwell Jobが他のスカウトサービスと大きく違うのは、一斉送信機能がないという点です。求職者のプロフィールを見ながら、一人ひとりに合わせたスカウトメールを作成し、個別に送信するため、求職者に「特別感」を持ってもらいやすいという特徴があります。
Forkwellではスカウトメールの文字数制限が500文字となっており、記載する内容が明確化し安く、文面作成にあたってのコスト削減にもつながります。また、求職者に大量に届くスカウトメールをストレスに感じさせない仕組みも設けています。具体的には、スカウトメールの通知は一日一回のみとしており、スカウトメールに対してフィードバックも送れるようにしています。
サポートが手厚い
Forkwell Jobは、2013年にリリースされたサービスです。導入後も、Forkwell Job が10年の間に培ってきたノウハウを活かして、経験豊富なカスタマーサクセスが、さまざまな面から採用活動をサポートしてくれます。
たとえば、求人票やスカウト文面の添削をお願いしたり、他社の事例を紹介してもらったり、面談に対してフィードバックをもらったりすることができます。定期的に打ち合わせを行い、課題や不安を解消するために伴走してくれるので、ダイレクトリクルーティングが初めての企業でも安心して取り組むことができるでしょう。
Forkwell Jobsの使い方
次に、Forkwell Jobsの導入までの流れを紹介します。
問い合わせをする
まずは、公式サイトから問い合わせをして、サービスを利用したい旨を伝えましょう。「申し込みをする前に、まずは試してみたい」という場合は、データベースの無料体験もあります。実際にどのようなエンジニアが登録されているのか、技術やスキルレベルなどの条件を入れて検索し、閲覧することができます。
問い合わせをした後は、担当者とプランを相談して、内容に合意できれば契約という流れになります。
求人票を作成する
Forkwell Jobsを導入したら、初期設定をした後、求人票を作成します。Forkwell Jobsの求人票は「エンジニア目線」が徹底されており、求職者が入社後をイメージできるような魅力的な求人票を、誰でも簡単に作ることができます。具体的には、次のような特徴があります。
- 「技術」は、「現場で使う技術」と「採用後に使う技術」を分けて記載する。
- 動画やスライドの埋め込みができるので、企業の文化や職場の雰囲気など、文章では伝えるのが難しい情報も伝えることができる。
- ベンチャーキャピタルからの推薦コメントを掲載して、企業の将来性をアピールできる。
求人を公開する
求人票を作成したら、公開します。求人票は、転職サイトの「Forkwell」に公開されるので、スカウトメールを送らなくても、求職者から直接応募が来る場合もあります。
求人票の公開までが、導入後にまずやらなくてはいけない「事前準備」です。あとは、データベースで人材を探し、スカウトメールを送るという作業を定期的に行い、スカウト承諾獲得を目指します。
また、求人票やスカウト文面はこまめに見直し、ブラッシュアップしていくことも大切です。先ほどお伝えしたように、導入後はカスタマーサクセスが採用成功まで伴走してくれます。運用するなかで課題や不安があれば、定期的な打ち合わせのなかで共有することで、的確なアドバイスが得られ、成果につながりやすくなるでしょう。
Forkwell Jobsの料金形態
Forkwell Jobは、サービスの利用料を支払えば、基本機能をすべて利用することができます。公式サイトで紹介されている基本機能は、次のとおりです。
- データベースの閲覧
- 求人票の公開(数の上限なし)
- スカウト送信
- いいね送信
- 自己応募対応
- ブックマーク
- 足あと閲覧
- アナリティクス機能
また、利用料に加えて成果報酬も発生します。詳細については、公式サイトからお問い合わせください。
公式サイト:【公式】 Forkwell Jobs – ハイスキルエンジニア採用なら
ダイレクトリクルーティングでエンジニア採用を成功させよう
Forkwell Jobsは、登録者の100%がエンジニア経験者で、即戦力も豊富です。スキルのレベル別に検索できるなどデータベースも使いやすく、導入後のサポートも手厚いので、ダイレクトリクルーティングに初めて挑戦する企業でも、効率よく効果的な採用活動を行うことができるでしょう。サポート費用は基本の利用料のなかに含まれているので、資金が限られているスタートアップやベンチャーにもおすすめです。
スカウトサービスを探しているなら、Forkwell Jobsの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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