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採用難を背景に企業自ら候補者にアプローチをする、スカウト型採用が注目されています。
しかし、スカウト型採用は運用の業務負荷が大きく、成果が出るまでには一定の時間が必要です。そこで、スカウト型採用の運用リソースやノウハウの確保が難しい企業において、スカウト代行サービスの活用が広まっていることをご存知でしょうか。
今回はスカウト代行サービスに委託できる業務や選定時のポイント、サービスの比較を紹介します。

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社内資料を元に作成した、スカウト媒体の比較情報を無料で公開します!情報収集に是非ご活用ください。
目次
- スカウト代行サービスとは
- スカウト代行カオスマップ
- スカウト代行会社から見る2024年スカウト採用の振り返り
- スカウト代行が予想する2025年スカウト採用トレンド予想
- スカウト代行活用前に検討すべきポイント
- スカウト代行サービス活用の流れ
- スカウト代行サービス34社比較表
- スカウト代行サービス34社の特徴(料金、HP、サービス情報)
- スカウト代行サービスを比較する際にチェックしておきたいポイント
- スカウト代行サービスに委託できる業務
- スカウト代行サービスの種類・料金形態・費用
- スカウト代行サービスの選定時のポイント5つ
- スカウト代行サービスの導入に向いている企業
- スカウト代行を使うべきタイミングとは?
- スカウト代行サービスの導入成功事例
- スカウト代行利用のメリット
- スカウト代行利用のデメリット
- スカウト代行サービスを効果的に活用するための3つのポイント
- スカウト代行サービス導入後に効果を測定する方法
- 自社に合ったスカウト代行サービスを選定しましょう
- まるごとスカウト代行サービスでよくある質問
スカウト代行サービスとは
スカウト代行サービスとは、候補者の選定や、スカウトメールの文面作成などのスカウト業務を企業に代わって代行するサービスです。
求職者に直接アプローチできるスカウト型採用は採用ターゲットに対して企業から直接アプローチができる一方、採用担当者の業務負荷が増えるというデメリットがあります。
スカウト代行サービスを活用することで、採用担当者の工数を抑えられるだけでなく、スカウト代行サービスの担当者が持っている知見を活かしたスカウト業務を期待できます。
関連記事:https://marugotoinc.jp/blog/scouttools/
スカウト代行が注目されている背景
スカウト代行が注目されている背景として、「採用はプロに任せる時代」が訪れていることがあげられます。
採用市場は売り手市場が続き、欲しい人材の獲得競争が激化しています。そのため、今までスカウトで優位性を保っていた企業以外にも大手がスカウトに参入してくる時代となりました。
そのため候補者もスカウトが大量に来るためすべての企業の選考を受けるわけでもなく、結果としてスカウトでの採用活動の難易度が上がっているといえます。
またそれにより、スカウト媒体は専門特化型や一括送付型など様々な種類の媒体が増えその年毎にトレンドが変わっていき、社内の人間だけでは情報収集が追いつかず、最新トレンドのキャッチアップが難しくなってきているといえるでしょう。
また、採用市場の変化により採用担当者の工数も増えてきたため、リソース不足や採用ノウハウ・知見を補う目的でスカウト代行が注目を浴びています。
スカウト採用と求人広告・人材紹介の違い
企業が人材を採用する方法にはさまざまな手段がありますが、中でも「スカウト採用」「求人広告」「人材紹介」は代表的な3つです。それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較し、どんな採用ニーズに向いているかを解説します。
スカウト採用の特徴
スカウト採用のメリット
- 優秀な人材に“攻めの採用”ができる
- マッチ度の高い候補者に直接アプローチ可能
- 採用までのスピードが比較的速い
スカウト採用のデメリット
- スカウトメールの質によっては反応率が低い
- 候補者選定やメール送信に時間と手間がかかる
求人広告の特徴
求人広告のメリット
- 幅広い求職者にリーチできる
- 求人掲載だけで応募を待てるため、工数が少ない
- 採用コストをある程度コントロールしやすい
求人広告のデメリット
- 応募がなければ成果が出ない
- マッチ度の低い応募が集まる可能性がある
人材紹介の特徴
人材紹介のメリット
- 専門のエージェントがマッチする人材を推薦
- 面接調整や条件交渉もサポートしてもらえる
- 採用が成功するまで費用がかからない成功報酬型が多い
人材紹介のデメリット
- 成功報酬のため採用コストが高め
- 推薦者数が限られることもある
各手法の向き不向き
前述したものを元に採用ニーズの向き不向きを整理すると下記になります。参考になさってください。
採用方法 | 向いている採用ニーズ | 向いていない採用ニーズ |
---|---|---|
スカウト採用 | 即戦力や専門性の高い人材をピンポイントで採用したい | 採用工数を最小限にしたい、反応率の低さに対応できない |
求人広告 | 幅広い層にアプローチし、多くの応募を集めたい | 急ぎの採用や、専門スキルを持つ人材をすぐ確保したい |
人材紹介 | ミドル〜ハイクラス、マネジメント層を確実に採用したい | 採用コストを極力抑えたい、カジュアル面談を重視したい |
関連記事:https://marugotoinc.jp/blog/recruitment-support-service/
スカウト代行カオスマップ
年々、スカウト代行企業の選択肢も多くなってきているため主要なスカウト代行サービスをカオスマップにまとめました。
- スカウト以外も総合的に支援:スカウトなどの一部業務だけでなく、採用課題に対して戦略〜実行まで一貫して依頼できるサービスが多い。
- スカウト代行に特化:スカウト業務に特化して依頼可能なため、費用が抑えられるケースが多い。
- エンジニアのスカウトに強み:エンジニアのニーズやトレンドに合わせてスカウト業務の代行が可能。
- 業務委託マッチング型のスカウト代行:スカウト知見のあるフリーランスなどとマッチングしてくれるサービス。
- その他:クリエイターや外国人材など特定の分野に特化したスカウト代行

押さえておきたいスカウト媒体16選
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スカウト代行会社から見る2024年スカウト採用の振り返り
実際にスカウト代行を行っているまるごと人事が感じるスカウト採用の傾向についてですが、「1つの媒体だけで採用成功する企業が減少」しているといえます。
採用難が続く中、スカウト媒体の活用が更に進んでいます。まるごと人事で実施した調査レポート上でも、1企業の媒体活用数は平均5.3媒体と、採用計画の達成のために複数媒体を活用してダイレクトリクルーティングを行うケースが増えています。
まるごと人事でも、エンジニア採用だけで11媒体のスカウト送付をお任せいただいている企業様もあります。よくあるのが、この媒体は自社で運用するけど工数が特にかかる媒体はスカウト代行に依頼するという活用方法です。
採用計画を策定する際に、どこからどこまでを自社で対応するかも踏まえて策定するとよりよいスカウト採用を実施できるでしょう。
参考までにまるごと人事でのスカウト経由での内定実績ランキングもしめします。
スカウト代行が予想する2025年スカウト採用トレンド予想
まず、専門性の高い人材の採用難易度上昇により、今まで以上に媒体活用の幅が広がると考えます。
今年は特に2025年の壁と言われる年でもあり、IT人材不足が約43万人まで拡大するとも言われています。特にDX人材の確保・育成に進む動きが活発化しています。
この影響で雇用形態の多様化や媒体各社の動きなど様々な変化があると予想します。
- スカウト送付数制限がかかる
- 送付単価上昇
一部スカウト媒体でも今までは無料プランしかなかったのが、より特別感を出せるスペシャルスカウトプランを開始するなどの動きがありました。
また、今までかかっていなかった送付制限をかけるような動きもあります。このように無料スカウト媒体が有料化したり、スカウトの送付数制限がかかると予想しm
スカウト代行活用前に検討すべきポイント
実際にスカウト代行を活用する前に、自社で整理しておくべきポイントについて確認していきましょう。
求めるターゲット像を明確にしておく
スカウト代行を検討する前に、自社に合ったサービスを選定するためにも、まず求めるターゲット像を明確にしておくことが必要です。
こちらがずれていると、使うスカウト媒体も絞れないためそもそもどのスカウト代行サービスを検討したら良いのかわからないというような問題が発生します。
そのため、まずは求めるターゲット像を明確にし使うスカウト媒体のイメージをつけてからスカウト代行サービスを選定しましょう。スカウト媒体のイメージがない場合は、その旨をスカウト代行サービスに伝え幅広く提案してもらうというのも一つの手です。
スカウト代行に依頼したい業務範囲の検討
スカウトと一言でいっても、ターゲット選定、検索軸の設定、候補者ピックアップ、スカウト送付、応募者対応など幅広い業務があります。
その中で、どこからどこまでをスカウト代行に委託するのかを再度検討しましょう。
スカウト送付の各フェーズの工数や使えるリソースの確保について社内でも検討してみると良いです。
例えば、ピックアップは自社で行うのでカスタマイズ送付をして欲しいというケースや、スカウト文作成から送付までまるっとお任せしたいケースなどもあるでしょう。スカウト代行サービスの中でも安価なサービスだと、スカウト送付実行まで、という場合もあるので、委託したい業務は自社で検討した上でスカウト代行業者を探すと良いでしょう。
採用時期に間に合うかどうか
スカウト代行サービスによっては、契約してから実際運用開始まで2週間から1ヶ月ほどかかる場合もございます。更にそこからスカウト媒体の運用を軌道に載せるまでは長くて1ヶ月ほどかかるでしょう。
また、スカウト代行サービスを活用して母集団形成を行ったとしても内定、採用にいたるまでは3ヶ月はかかることがほとんどです。
自社が採用したい時期に間に合うかどうかも踏まえて、急ぎで採用したい場合は契約開始してから最短で利用開始できるかも考えスカウト代行サービスを選定しましょう。
スカウト代行サービス活用の流れ
実際にスカウト代行サービスを活用する場合の基本的な流れについて説明します。
1.代行サービス開始前の準備
代行サービス開始日からスムーズに運用をスタートさせるために、事前に代行サービス会社に下記情報を渡しておくと良いでしょう。
- 募集職種の求人票
- スカウト媒体の情報
- 現在利用しているスカウト文
これらを事前に渡しておくことで、サービス開始日にスムーズに運用を開始することが可能です。
2.サービス開始のキックオフMTG
サービス開始日は、キックオフで詳細の要件やオペレーションを詰めると良いでしょう。
当日の議題の例としては下記です。
- 採用ペルソナのすり合わせ
- スカウト検索軸のすり合わせ
- 細かいオペレーション運用について
- 今後のスケジュールについて
3.運用開始
すり合わせた内容を元に、サービス代行会社でスカウト文を作成し、運用開始します。実際に運用開始した際の流れの一例を記載します。
- スカウト文作成
- ターゲットピックアップ、すり合わせ
- スカウト送付
- 振り返りレポーティング
- 改善
スカウト代行サービスによって細かい部分は異なりますが、最初のうちは細かくチャットで連絡を取りながら進めると良いでしょう。
スカウト代行サービス34社比較表
ここではスカウト(ダイレクトリクルーティング)代行サービスサービスごとに強みや特徴を比較表でまとめました。
スカウトの代行に強み
No. | サービス名 | 特徴 | 費用 | 契約期間 |
1 | まるごとスカウト |
| 月額:25万円(まるごとスカウト) | 1ヶ月〜 |
2 | サクルート |
| 月額:3万円〜(1通200円〜) | 1ヶ月〜 |
3 | 株式会社ダイレクトソーシング |
| 要問い合わせ | 6ヶ月〜 |
4 | PRO SCOUT (株式会社VOLLECT) |
| 月額:10万円〜 | 要問い合わせ |
5 | Offer brain (イノープ株式会社) |
| 300円〜/1通 | 要問い合わせ |
6 | 株式会社アスラビ |
| 月額 10万円~ ※送信通数/募集職種/支援範囲によって異なります。 | 3ヶ月〜6ヶ月 |
7 | イチグウRPO |
| 要問い合わせ | 3ヶ月〜 |
8 | AZUスカウト (株式会社アズライト) |
| 1通500円〜 (新卒送信代行プラン) | 1週間〜 |
9 | 株式会社アクシアエージェンシー |
| 月額:15万円〜(2職種まで) 初期費用:10万円 | 要問い合わせ |
総合型(幅広く対応可能)
No. | サービス名 | 特徴 | 費用 | 契約期間 |
10 | CASTER BIZ 採用 (株式会社キャスター) |
| 月額:40万円〜 (70時間/月) | 3ヶ月〜 |
11 | HeaR株式会社 |
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
12 | uloqo PRO (株式会社プロジェクトHRソリューションズ) |
| 月額:20万円~ | 要問い合わせ |
13 | TARGET (Attack株式会社) |
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
14 | i-recruiting (ESSTNER株式会社) |
| 月額:12万円〜 (30時間/月〜) | 3ヶ月〜 |
15 | 株式会社アールナイン |
| 月額:10万円〜(変動型プラン) (別途初期費用が発生) | 要問い合わせ |
16 | タリスマン株式会社 |
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
17 | 株式会社ネオキャリア |
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
18 | (株式会社ノックラーン) |
| 要問い合わせ (初期費用は無料) | 3ヶ月〜 |
エンジニアのスカウトに強み
No. | サービス名 | 特徴 | 費用 | 契約期間 |
19 | core scout (株式会社シンギョク) |
| 月額:39万円~(100通) 初期費用:17万円 | 3ヶ月〜 |
20 | 株式会社プロリク |
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
21 | アイティ人事 (ア・ロッカ株式会社) |
| 月額:10万円〜 | 要問い合わせ |
22 | TECH HIRE (株式会社トラックレコード) |
| 要問い合わせ | 3ヶ月〜 |
23 | 株式会社レイン |
| 要問い合わせ | 6ヶ月〜 |
24 | Wamii Coach(ワミィ株式会社) |
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
25 | HRmap (株式会社ICEONE) |
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
26 | DevHR RPO (株式会社ログリオ) |
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
業務委託(フリーランス)マッチング型
No. | サービス名 | 特徴 | 費用 | 契約期間 |
27 | CORNER (株式会社コーナー) |
| 例)月額:20万円〜 (週2日ダイレクトリクルーティングのみ) | 要問い合わせ |
28 | 株式会社WHOM |
| 25万円〜 | 要問い合わせ |
29 | CarryUp (ONX株式会社) |
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
その他
No. | サービス名 | 特徴 | 費用 | 契約期間 |
30 | HIGH-FIVE (株式会社クリーク・アンド・リバー社) |
| 例)月額:20万円〜 (週2日ダイレクトリクルーティングのみ) | 要問い合わせ |
31 |
| 25万円〜 | 要問い合わせ | |
32 | 株式会社ONE |
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
33 | 株式会社フォワード |
| 月額10万円~ | 要問い合わせ |
34 | トルトルくん |
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
スカウト代行サービスの運営種類と比較
料金 | ノウハウ | スカウト量 | セキュリティ | スカウト以外の業務 | 注意点 | |
スカウトの代行に強み | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | × | スカウト以外の採用手法を委託できない |
総合型(幅広く対応可能) | ◯ | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ | 費用が高くなる傾向 |
エンジニアのスカウトに強み | ◯ | ◎ | ◎ | ◎ | × | エンジニア以外の採用は委託できない |
業務委託(フリーランス) マッチング型 | ◎ | ◯ | ◯ | △ | ◯ | マッチする人でクオリティがバラバラ |

押さえておきたいスカウト媒体16選
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関連記事:https://marugotoinc.jp/blog/directrecruiting/
スカウト代行サービス34社の特徴(料金、HP、サービス情報)
スカウト代行に強み
1. まるごとスカウト(マルゴト株式会社)
特徴
- 月額25万円でスカウト送信・分析・改善のPDCAが回せる
- 月間30,000通のスカウト送信実績、ベンチャー・スタートアップから大手企業まで累計450社以上の支援実績があり、豊富な採用知見で支援
- 支援実績が多いため、エンジニアや新卒、ハイクラス採用にも強み
- 最短1ヶ月〜契約可能
- 他にも「まるごと人事」「まるごと面談代行」「採用ピッチ資料制作」など幅広いサービスあり
料金
- 月額:25万円(まるごとスカウト)
- 初期費用:10万円
2. サクルート(株式会社ファーストアンドエム)
特徴
- スカウト型採用の戦略策定からスカウト送信まで支援
- 全て採用経験があるプロによってスカウト送信対応
- 新卒や中途問わず幅広い職種に対応
料金
- 月額:要問い合わせ
- 初期費用:要問い合わせ
3. Direct Sourcing(株式会社ダイレクトソーシング)
https://directsourcing-lab.com/
特徴
- 60万件の採用データを活用した戦略提案と実行支援
- 国内トップクラスのLinkedIn運用ノウハウ
- PDCAサイクルが早く、目標達成に最短で到達
- 他にも採用ブランディング支援から採用制作サービスまで幅広くサービスを行っている
料金
- 月額:要問い合わせ
- 初期費用:要問い合わせ
筆者の所感
- ポジションについて深い知見を持った人間が採用支援を行うことも可能です。
- 海外では転職市場の4割を牛耳っているLinkedInの正規代理店なため、海外人材を採用したい場合の相談先としておすすめです。
4. PRO SCOUT(株式会社VOLLECT)
特徴
- 職種や業種に精通したプロフェッショナルをアサイン
- スカウト特化で700社以上の支援実績あり
- ISMS認定取得でセキュリティも安心できる
- スカウト配信だけでなく入社承諾するまで手厚くサポート
料金
- 月額:10万円から
- 初期費用:要問い合わせ
5. Offer brain(イノープ株式会社)
特徴
- 月3万通以上のスカウトを送信・分析
- ダイレクトリクルーティングに伴う工程を戦略から配信まで代行
- 採用業務の中でもスカウト送信業務に特化して代行
- 採用媒体の選定からスカウト送信後の分析業務も対応
料金
- 月額:300円~/1通
- 初期費用:要問い合わせ
6. 株式会社アスラビ
https://asrabbi.co.jp/direct-recruiting/#
特徴
- スカウトメール送信の代行に特化した代行サービスを提供。
- 上場企業からスタートアップ企業まで業界問わず支援可能。
- 戦略設計からスカウトメール送信まで採用全体の支援実績あり
- 基本的に3~6ヶ月の契約だが、短期間の契約希望の場合は要相談
料金
- 月額:10万円~
- 初期費用:要問い合わせ
7. イチグウRPO(イチグウ株式会社)
特徴
- ミスマッチの少ない母集団形成を実現するため、業界や採用職種に知見のあるエキスパート人材の2名体制にて採用支援をおこなっている。
- スカウト分析ツールSCOUTSを使用することで、データドリブンなスカウト配信を実現
- 採用エキスパートが支援企業専用にナレッジをフレーム可し契約終了後もPDCAを回していけるような採用支援を実現
- 最短1週間で運用を開始することが可能
料金
- 月額:要問い合わせ
- 初期費用:要問い合わせ
8. AZUスカウト(株式会社アズライト)
https://azu-rite.co.jp/business/scout.html
特徴
- 採用戦略から採用ツールの制作まで幅広く支援展開
- 新卒採用のスカウト支援に強い。
- 400社以上のデータを元にした運用戦略を立案
- 最短1週間、1通500円から運用スタート
料金
《新卒》
- 月額:20万円~
- 初期費用:10万円
《中途》
- 月額:800円~1500円/通(月200通~)>
- 初期費用:要問い合わせ
筆者の所感
- 最短1週間、1通500円という短期間での運用が可能なサービスです。
- 「残りの利用期間が短いけれどスカウトを送りきれていない!」などでお困りの際に、期間限定での活用ができるのが良いですね。
9. 株式会社アクシアエージェンシー
https://service.axia-ag.co.jp/lp/drc/
特徴
- 求人領域69年の歴史があり、年間採用支援8640社(※2022年度実績)と豊富な実績
- 主要64種類の媒体データベースから条件にあった選定可能
料金
プラン | Interview charge | Standard | Premium |
初期導入費用 | ¥100,000 | ¥100,000 | ¥100,000 |
料金(1媒体につき) | ¥50,000/面接 | ¥150,000/月 | ¥250,000/月 |
職種数 | 2職種 | 2職種 | 無制限 |
職種追加 | ¥50,000/職種 | ¥50,000/職種 | – |
総合型(幅広く対応)
10. CASTER BIZ 採用(株式会社キャスター)
https://recruiting.cast-er.com/
特徴
- 自社開発の採用管理ツールで算出するデータとノウハウをもとに採用を支援
- 採用のプロが4名体制で担当
- 戦略プランニングから応募者対応まで支援、更にオプションで採用広報から入社までに労務事務など幅広く対応可
料金
- 月額:¥392,000/月~(70時間/月6ヶ月からの契約)
- 初期費用:要問い合わせ
11. HeaR 採用代行(HeaR株式会社)
特徴
- 採用のプロが2名体制にて現場目線で主体的にPDCAを実行
- 企業が抱える課題に併せて戦略設計から実行まで柔軟な対応が可能
- 独自の分析ツール「HITOME」を使用しパフォーマンスなどを数値化し運用・改善・提案まで効果的な施策を打ち出す
料金
- 月額:要問い合わせ
- 初期費用:要問い合わせ
12. uloqo PRO(株式会社プロジェクトHRソリューションズ)
https://digireka-hr.jp/hrsolution-lp-3/
特徴
- テクノロジー領域を中心に上場企業からスタートアップベンチャー企業まで様々な企業のサービス提供実績がある
- 採用媒体活用実績を活かしたプランニング実行により、採用目標達成率は87%超
- エンジニア・データサイエンティスト・デジタルマーケター等の専門職種についてはテクノロジー領域専門のコンサルタントが担当
料金
- 月額:20万円から
- 初期費用:要問い合わせ
13. TARGET(Attack株式会社)
https://www.attack-inc.co.jp/target-lp/
特徴
- 創業以来のダイレクトリクルーティングの運用実績をもとに対応
- 100社以上のエージェント特性を把握しスムーズな母集団形成を実現する適切なマネジメントを実行
- 企業の状況にあわせ最適なサポート内容で戦略設計の最適化を実現
- ペルソナ設計などの戦略立案から候補者の選考管理まで幅広く対応
料金
- 月額:要問い合わせ
- 初期費用:要問い合わせ
14. i-recruiting(ESSTNER株式会社)
特徴
- 月々の稼働時間で価格が決められている為、依頼内容により料金が変動するということはない
- 母集団形成から内定後のフォローまで採用に関する幅広い業務に対応
- 入社前研修の代行業務も対応可能
- 業界唯一「返金保証付き」サービス
料金
- 月額:ベーシックプラン(6ヶ月契約プラン) 月額120,000円(税抜き)
- その他:ライトプラン(3ヶ月契約プラン)/プレミアムプラン(12ヶ月契約プラン)/カスタマイズプラン(応相談) 105,000円(税抜き)から
- 初期費用:要問い合わせ
15. 株式会社アールナイン
特徴
- 新卒採用から中途採用まで対応可能
- 700社の支援実績をもとに企業に合った改善策の提案
- 依頼業務に応じて人材をアサイン出来る為、突発的・一時的な工数不足にも対応可能
- 採用戦略からプロジェクト管理まで幅広く対応可能
- 複数人でプロジェクトを支援
料金
- 月額:40万円から
- 初期費用:5万円
16. タリスマン株式会社
https://talisman-corporation.com/ja/service/rpo/
特徴
- 採用戦略からクロージングまで幅広く対応
- スタートアップから大企業までの取り扱い実績あり
- RPOの他DX改善サービスや派遣及び人材紹介などのサービスがある
- グローバル人材の採用実績あり
料金
- 月額:要問い合わせ
- 初期費用:要問い合わせ
17. みんなの採用部(株式会社ネオキャリア)
https://www.neo-career.co.jp/humanresource/
特徴
- エンジニアに特快したスカウト代行サービスも提供
- 正社員採用からアルバイト採用まで幅広くサービス提供
- 200以上の取り扱いサービスから会社に合った媒体を選定し、費用を抑えて人材を採用することが可能
- 10,000社以上の採用支援実績から培ったノウハウを提供
料金
- 月額:要問い合わせ
- 初期費用:要問い合わせ
18. Recboo(株式会社ノックラーン)
特徴
- 中途採用経験者のみのチームでの支援
- CxOクラスを中心としたハイレイヤー採用に強み
- 別プランで採用ピッチ資料の作成も可能
料金
- 月額:要問い合わせ
- 初期費用:無料
エンジニアのスカウトに強み
19. core scout(株式会社シンギョク)
特徴
- 東証プライム上場IT企業や東証グロース上場SaaS企業などの運用実績あり
- 現役のPMやエンジニア採用経験者などエンジニア採用のプロをアサイン
- エンジニア/PM/CTOなどIT系の職種での実績が9割以上
- 元人材大手出身者のみで専門チームを組成する為、サービス品質の維持・改善を実現
料金
- 月額:3ヶ月契約 390,000~ /月 (税抜き)※月間最低100通
- 初期費用:170,000 (税抜き)
20. 株式会社プロリク
特徴
- エンジニア採用に強い副業人事とマッチング
- エンジニア採用を中心としたスタートアップ向けの採用支援が7割
- 最新の採用媒体やブランディング方法など累計80社の支援で得たデータを元にノウハウを提供
料金
- 月額:要問い合わせ
- 初期費用:要問い合わせ
21. アイティ人事(ア・ロッカ株式会社)
https://marketing.arocca.co.jp/
特徴
- 採用計画の立案から母集団形成及び内定者フォローまで採用活動全般に関するサポートを提供
- ITエンジニア採用のプロ集団が「採用戦略」「スカウト配信代行」などの採用業務を伴走支援
料金
- 月額:要問い合わせ
- 初期費用:要問い合わせ
22. TECH HIRE(株式会社トラックレコード)
https://techhire.trackrecords.co.jp/
特徴
- 人事・エンジニア採用・ブランディングのプロが多数在籍
- 戦略設計から内定承諾/振り返りまで全プロセスを支援
料金
- 月額:要問い合わせ
- 初期費用:要問い合わせ
23. 株式会社レイン
特徴
- エンジニア採用のプロフェッショナル軍団が対応
- IT・DX関連求人の取り扱い比率が98%
- グローバル採用の経験が豊富なメンバーが在籍、英語/中国語でのスカウトや電話面談の対応も可能
- プライム市場上場企業からメガベンチャー企業、外資系IT企業など多数の実績あり
- 採用だけにとどまらず、面接官トレーニングや各種トレーニング勉強会などの支援あり
料金
- 月額:要問い合わせ
- 初期費用:要問い合わせ
24. Wamii Coach(ワミィ株式会社)
特徴
- エンジニア採用の支援を強みとして企業の採用活動をサポート
- エンジニア出身の採用プロフェッショナルが企業の採用担当として伴走
- 採用計画の策定から媒体選定/運用までどの様なフェーズでも柔軟に対応し実行
- ノウハウやナレッジの提供を行い企業の人事担当者のスキルアップに貢献
料金
- 月額:要問い合わせ
- 初期費用:要問い合わせ
25. HRmap(株式会社ICEONE)
特徴
- 月数万にも及ぶスカウト配信データから構築されるビッグデータをもとに採用目標までの最短距離や採用力の市場平均と比較を可視化
- 急成長企業を中心に、上場企業やメガベンチャー、スタートアップ企業、中小企業まで幅広く採用実績あり
- 新卒/中途どちらも採用支援が可能
- 最短翌日から稼働可能
料金
- 月額:要問い合わせ
- 初期費用:要問い合わせ
26. DevHR RPO(株式会社ログリオ)
特徴
- 戦略設計やスカウト代行を中心にエンジニア採用のプロとしてコンサルティングサービスの提供
- スタートアップ企業から上場企業までサービス提供しており、入社決定率は80%を超えている
- デザイナー、PMポジションに特化したRPOサービスを提供
料金
- 月額:要問い合わせ
- 初期費用:要問い合わせ
業務委託マッチング型
27. CORNER(株式会社コーナー)
https://pws.corner-inc.co.jp/service-company/
特徴
- 人事・採用などのパラレルワーカーシェアリングサービス
- 採用業務に限らず人事業務全般の代行が可能
- IT・Web企業から、飲食/不動産/人材サービス/フィットネス企業など様々な企業の支援実績あり
料金
- 月額:要問い合わせ
- 初期費用:要問い合わせ
28. 株式会社WHOM
特徴
- RPOを中心とした採用に関するサービスを提供
- 採用を強化したい企業とスキルを活かしたいプロのリクルーターを繋ぐマッチングプラットフォーム
- ハイクラス/エンジニア/外国籍人材/業界業種の経験など採用課題にマッチした人材を提案
料金
- 月額:ミニマム25万円~
- 初期費用:要問い合わせ
29. CarryUp(ONX株式会社)
https://company.carry-up.com/lp2
特徴
- 人事職特化型のエージェントとして業界トップクラスの実績
- 正社員に限らずフリーランスの採用も可能
- 採用戦略立案から実稼働までサポート
- 翌週から人事シェアリングが可能
料金
- 月額:要問い合わせ
- 初期費用:要問い合わせ
その他
30. HIGH-FIVE(株式会社クリーク・アンド・リバー社)
特徴
- デザイナーやクリエイター採用に特化
- クリエイティブ人材を独自の登録者数9万人のデータベースから探すことが可能
- クリエイターの紹介や派遣なども行っている
- 大手ゲームメーカーからインフルエンサーマネジメント会社まで支援実績あり
料金
- 月額:20万円~
- 初期費用:要問い合わせ
筆者の所感
- デザイナー・クリエイティブ特化のエージェントサービスが大元のため、業界に特化したノウハウを持っているのが特徴です。
- 紹介・派遣も行っているため「スカウトで正社員も採用したいけど、とにかくクリエイティブ人材が足りない!」など幅広いニーズで相談してみると良いです。
31. Beyond Hiring(Beyond Technologies株式会社)
https://li.beyond-t.jp/lp/beyondHiring/
特徴
- 圧倒的なサーチ力と候補者を惹きつけるメッセージングが強み
- 大手メーカーやベンチャー企業、スタートアップ企業まで支援実績あり
- エンジニアを中心にマーケターやコンサルなど様々な職種の採用が可能
- 海外にいる外国籍人材の採用支援も可能
- LinkedInを活用した採用手法に強み
料金
- 月額:要問い合わせ
- 初期費用:要問い合わせ
32. 株式会社ONE
https://company.carry-up.com/lp2
特徴
- 雇用形態に限らず対応が可能
- オーダーメイド型のプラン
料金
- 月額:要問い合わせ
- 初期費用:要問い合わせ
33. 株式会社フォワード
特徴
- AIを活用したダイレクトスカウト業務で効果的かつ効率的なスカウトを実現
- 検索した候補者にシステム上でスカウト送信業務が完結
料金
- 月額:要問い合わせ
- 初期費用:要問い合わせ
34. トルトルくん
特徴
- 定額制で13の採用手法を利用可能
- 採用ターゲットに適したリクルーターをアサインすることでスカウト業務を効率化
料金
- 月額:定額制で月額10万円~
- 初期費用:要問い合わせ
スカウト代行サービスを比較する際にチェックしておきたいポイント
実際に複数のサービスを比較する際にチェックしておくべきポイントと、見積もりを取る際に確認すべきポイントについてふれていきます。
スカウト代行サービス比較時のチェックリスト
提供される業務範囲
要件定義、ペルソナ設計、スカウトメール本文作成、候補者リストアップ、日程調整など自社のニーズに対応できるのかを確認しましょう。
対応職種の専門性
自社の採用ターゲットに合った支援実績があるかどうか事例記事を見たり実際の商談時に聞いてみましょう。
料金体系
月額制、成功報酬型、従量課金型など複数あり、自社のニーズに合っているかコストの透明性が高いかを見ます。
担当者の質
専任の担当者がつくのか、またその担当者がスカウトに必要な経験・実績があるかどうかを確認しましょう。特にフリーランスの場合は個人のスキルに差があるので事前に要確認です。
柔軟性があるか
自社特有のニーズや課題感に柔軟に対応できるのかを事前に確認しましょう。
見積もりを取る際のチェックリスト
料金に含まれる範囲
基本料金で対応可能な業務と追加料金が発生する業務があるかどうか明確にしましょう。
契約期間や途中解約の条件
スカウト代行の多くは半年間などの契約期間が設けられております。長い期間契約になるので、短期でのトライアルや契約途中での解約が可能かどうかなど詳細を確認しておきましょう。
運用開始後のサポートの詳細
ただ、スカウトを送付するだけでなく定期的なレポーティングや改善提案が含まれているか確認しましょう。
このあたりを確認しておかないと、いざ運用開始後にただスカウトを打つだけで改善されないなどが発生し結果として採用がうまくいかないことがあります。
上記のチェックリストをもとに、導入検討をスムーズに進める準備を行うことでスカウト代行サービスの効果を高めることができます。

押さえておきたいスカウト媒体16選
社内資料を元に作成した、スカウト媒体の比較情報を無料で公開します!情報収集に是非ご活用ください。
スカウト代行サービスに委託できる業務
ここではスカウト代行サービスに委託できる業務を紹介します。
スカウト型採用は候補者にスカウトメールを送信するだけではなく、継続的に運用を続けPCDAを回して改善を図ることで成果が見込める採用手法です。スカウト代行サービスを活用する際には、単発での依頼ではなく、中長期的にサポートをしてもらえるサービスを検討しましょう。
1.ペルソナ設計
スカウト型採用は、はじめに採用ターゲットの具体的な人物像を設定(※採用ペルソナ)します。
採用ペルソナの設計は、この後のどの媒体を活用したらよいか、どのような条件で候補者を検索したらよいか、どんなメッセージを送るのがよいかなどを検討する上で重要なプロセスです。
スカウト代行サービスなら職種やポジション、候補者の属性や志向性を踏まえた採用ペルソナの設計も期待できます。
2. 媒体の選定
採用ターゲットによって、アプローチに最適なスカウト型サービスは異なります。
そのため、スカウト型サービスの選定にあたっては、それぞれのサービスがもつ特徴を把握することが必須です。
サービスやプランを選ぶ際には、スカウト代行サービスの担当者にアドバイスをもらうのがおすすめです。さまざまな媒体運用の経験があるため、第三者的な視点で助言をもらえるでしょう。
3. 募集文・スカウトメール文面作成
候補者に向けた募集文・スカウトメール文面で訴求すべきポイントは、採用ターゲットの職種、所属する業界、会社や志向性などによって異なります。
スカウト代行サービスの担当者知見をもとにスカウトメールの作成もしてもらえるため、自社が採用したい人材に向けたライティングが期待できます。
4. 候補者のリストアップ
スカウトメールを送る候補者を、ペルソナ設計をもとにリストアップします。
希少な人材のピックアップにあたっては、送信できる候補者が少ない場合もあるため、検索条件をこまかく調整しながら検索することが必要です。
検索条件は粒度が粗すぎても自社にマッチしない人材が含まれてしまい、細かすぎても候補者が少なすぎるなど調整が難しい作業です。こうした候補者の選定にあたってもスカウト代行サービスなら、検索方法や条件などに関する知見も期待できます。
関連記事:https://marugotoinc.jp/blog/scoutpoint/
5. スカウトメール文面のカスタマイズ・送信
スカウトメールは候補者ごとに文面のカスタマイズを行うことで、返信率の改善が期待できます。
送信方法には候補者に対して一人ひとりオリジナルの文面を作成し、個別に送る「個別送信型」と、候補者に同じ文章を一斉に送る「一斉送信型」の2種類があります。スカウトメール文面を候補者に一斉に送る「一斉送信型」は一度に多くの候補者に対してアプローチが可能です。
しかし、候補者に自社への興味を持ってもらうためには、受け取り側に「自分だけに送られている」と思ってもらえる「個別送信型」によるオリジナルの文面が望ましいでしょう。
スカウト代行サービスであれば、運用の知見を生かして候補者の属性や志向性などから、アプローチすべきポイントや切り口を工夫したスカウトメール文面の作成が期待できます。スカウトメールの返信率の向上にもつながるでしょう。
6. 返信後の対応(面接の日程調整)
スカウト型採用の場合、自社が採用したい人材からの応募となるため、基本的にカジュアル面談や初回の面接は確約した上で進めるケースが多くなります。候補者から返信が届いたら、早めに日程調整を行いましょう。
CX(候補者体験)の向上には日程調整のスピード感も重要です。
スカウト代行サービスの活用によって、採用担当者だけでは対応しきれない業務の代行も可能なため、安定した候補者対応が見込めます。
7. フィードバック・改善
スカウト型採用による成果を出すためには、PDCAを回してスカウトの精度を上げていくことが重要です。しかし、自社でゼロからノウハウを蓄積し、成果を出すには一定の時間がかかります。
スカウト代行サービスはさまざまな業界、職種やポジションにおいて媒体の運用経験があります。そのため、運用で培ったノウハウをもとに改善策の立案ができ、スカウトの精度の向上を期待できます。
採用代行(RPO)サービスとの違い
採用代行(RPO)とは、企業の採用業務のほぼ全てを代行できるサービスです。
スカウト代行サービスに委託できる業務はスカウト業務に特化していますが、採用代行(RPO)の業務範囲は、スカウト代行サービスに比べて幅広く、採用活動全般に及びます。
たとえば、採用戦略の設計や立案、募集文の作成、スカウト業務や面接の日程調整などが挙げられ、そうした業務を一括して、または一部を委託できます。
関連記事:https://marugotoinc.jp/blog/select-rpo-type/
スカウト代行サービスの種類・料金形態・費用
スカウト代行サービスの料金形態は月額制と従量課金制、成功報酬型の3つに分類されます。
サービスによって料金形態や費用にはばらつきがあるので、予算を踏まえ、自社に合ったサービスを選びましょう。
月額制
月額制のサービスはスカウト業務のみに留まらず、採用業務全般の代行や採用成功に向けた助言も可能な場合が多いです。
20万円/月以上の価格設定が相場ですが、中には10万円/月を下回るサービスもあります。
採用は重要な業務だからこそ、費用面だけではなく、実績や支援体制などを踏まえて信頼できるサービス選びがポイントです。
従量課金制
従量課金制はスカウト業務の範囲によって金額が異なる料金形態です。
業務範囲により、スカウトメールの送信のみや、スカウトメールの送信と面接の日程調整といった業務を単発で依頼することも可能です。
またスカウト1通あたり◯円といった形式も多いです。
不動産業界での営業人材のように大量採用を目的にする場合は相性がいいですが、
エンジニアなど難易度の高い職種向けに個別にカスタマイズして送りたい場合は対応してもらえなかったり、
送付数へのコミットが優先となって、1通あたりのクオリティが下がるケースもあるため注意が必要です。
成功報酬型
成功報酬型は、候補者が採用された場合に年収の何%だったり、一律料金が成功報酬として発生する料金形態です。
サービスの数としては少ないですが、採用成功にいたるまで費用がかからないことがメリットです。

押さえておきたいスカウト媒体16選
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スカウト代行サービスの選定時のポイント5つ
ここではスカウト代行サービスを選ぶ際のポイントをお伝えします。
1. 採用ターゲットにマッチしているか
スカウト代行サービスによって、得意とする領域や対応可能な業務が異なります。
たとえば、得意とする領域は新卒向け、中途向け、職種ごとなどサービスによってさまざまです。そのため各サービスの特徴や強みを把握し、自社の採用ターゲットにマッチしたスカウト代行サービスを選びましょう。
2. 対応してもらう業務範囲を整理する
前述の通り、スカウト代行サービスはそれぞれ強みや対応できる業務範囲が異なります。
そのため、あらかじめ社内のリソースを踏まえて、なにを・どこまでスカウト代行サービスに委託するのかを整理しておきましょう。
また、スカウト業務に限らず、採用活動全般に課題がある場合や、ほかの採用業務の代行も依頼したい場合には、対応できる業務範囲がより広い採用代行サービスを活用するのもよいでしょう。
3. 担当者とのコミュニケーションはスムーズか
採用業務を円滑に行うためには日頃から関係者同士のコミュニケーションが重要です。
サービスの選定にあたっては、自社の採用担当者とスカウト代行サービスの担当者間でのやり取りのスムーズさも確認すべきポイントです。担当者とはチャットツールで普段からコミュニケーションが取れるか、自社の業務時間内で対応してもらえるか、といった点を確認しておきましょう。
4. 導入実績・運用実績が十分か
運用ノウハウの有無を見極めるには、企業への導入実績や媒体運用実績がポイントです。
実績が十分にあれば、スカウト型サービスの運用に関する知見を持っている可能性が高いといえ、スカウト型採用による成果を期待できます。
自社がほしい職種やポジションにマッチした運用が期待できそうかを確認しましょう。
5. 支援体制が整っているか
企業によっては、担当者によってクオリティのばらつきが生じる場合もあるため、支援体制も確認のポイントです。
社内での教育・研修体制や、ノウハウや知見の共有がされているか、クオリティチェックの体制が整っているかなど、事前に確認をしておきましょう。

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スカウト代行サービスの導入に向いている企業
ここではスカウト代行サービスの導入に向いている企業についてふれていきます。もし自社が当てはまる場合、導入を検討してみてください。
初めてスカウト運用を検討している企業
売り手市場の今、初めてスカウト媒体を使ってみようと検討している企業は多いのではないでしょうか。
まず、ぶつかる壁として「自社に合ったサービスがわからない」というものがございます。多様なスカウト媒体がある中で「とりあえず聞いたことがあるから」という理由で選んでも、実際は欲しいターゲット候補者の登録が少なかった、ということもございます。
スカウト代行サービスでは、豊富なスカウト代行実績をもとに自社に合った媒体の提案を行ってくれるため一度相談してみると良いでしょう。
スカウトを打つ工数が取れない企業
スカウトを実際に打つ場合、スカウト文面の準備、候補者のピックアップ、カスタマイズしての送信と工数がかかります。
特に個別カスタマイズしてスカウトを打つ場合、1人あたりの工数は15-20分ほどかかるでしょう。採用計画から逆算して、毎月のスカウト送付数の目安を算出し送る工数が取れない場合、スカウト代行サービスに任せることも必要になります。
売り手市場の今、一律でスカウトを送ってもなかなか反応されないケースも多いためスカウト代行サービスにカスタマイズして打ってもらうことが結果として採用活動の効率化に繋がります。
改善活動を行っても成果につながっていない企業
改善活動を行っても成果につながっていない場合、自社では気付かない課題感が存在しています。
一例でいうと、返信率にのみ目が行き文面を変更しているが実際に開封率が低くタイトルの改善が必要だった、など分析すべき項目に目が向いていなかったなどです。
ただ単にスカウト運用と言っても、分析すべき項目が多様にあるためスカウト代行サービスに依頼することで分析をお任せし、効率よくスカウトを運用してもらうことも手です。
スカウト代行を使うべきタイミングとは?
スカウト代行サービスは、すべての企業に常に必要なわけではありません。自社の採用状況や人事リソース、ターゲット層によって、導入のタイミングを見極めることが大切です。以下のような状況での活用をおすすめします。
1.採用のスピードを上げたいとき
急な欠員補充や事業拡大による人員強化など、短期間で優秀な人材を確保したい場合、スカウト代行は効果的です。経験豊富な代行会社が効率的にアプローチし、スピーディに候補者を集めてくれます。
2.ダイレクトリクルーティングのノウハウが不足しているとき
スカウトメールの作成や候補者選定、効果測定などに時間がかかっている場合、プロのスカウト代行を活用することで、質の高い採用活動を実現できます。
3.人事部のリソースが不足しているとき
採用以外の業務が多忙でスカウト業務に手が回らないとき、代行サービスの利用によって本来の人事業務に集中できるようになります。
4.ピンポイントで即戦力を採用したいとき
特定のスキルや経験を持つ即戦力の採用は、スカウトによるアプローチが最も効果的です。スカウト代行サービスを使えば、ニーズに合った人材に効率的にリーチできます。
5. スカウト業務の効率を改善したいとき
自社のスカウト活動で成果が出ていない場合、スカウト代行のノウハウを活用することで、アプローチ方法や文面の改善、データ分析を通じた精度向上が期待できます。
スカウト代行サービスの導入成功事例
スカウト返信数が約2倍に。採用業務の「量」と「質」ともに向上できるのが、まるごと人事の魅力
- スカウト送信数が安定的に増加し、1ヶ月あたりのスカウト返信数が2倍ほどに増えた。
- スカウト文のリライト提案により、候補者からも好印象な声をもらうなど成果に繋がった。
- 現場のメンバーからもスカウトを送る中で、まるごと人事の知見やノウハウを共有し、採用体制の構築に役立った。
詳細はこちら:https://marugotoinc.jp/case/ovice
スカウトによる内定は3倍に。採用成功をともに目指す、改善の積み重ねが成果につながる
- エンジニア採用でエージェント中心だったが苦戦→スカウトの開始
- チームの一員として安定したスカウト代行業務とPDCAで内定結果につながっている。
- スカウト代行業務を依頼をすることで効率的な時間の活用・採用の知見やノウハウを蓄積でき、その時間を新たな施策や戦略を考える時間にできる。
詳細はこちら:https://marugotoinc.jp/case/ulsystems/
エンジニア職種で採用目標人数を達成!スカウトと候補者対応の質の改善が、採用成功のポイント
- エンジニア職種で半期で数十名の採用を実現!採用目標を達成できた。
- スカウト実績の結果はもちろん、「何の施策を行なったらどんな成果になった」まで報告してくれるので、社内にスカウトノウハウが蓄積された。
- 型化されていなかった候補者対応が型化され、スピードと質が安定したことも成果に繋がった。
詳細はこちら:https://marugotoinc.jp/case/asoview/
スカウト代行利用のメリット
採用担当者の負荷を軽減できる
採用ターゲットの選定、スカウト文作成、候補者の選定、送付業務など実際スカウトを運用するには膨大な工数がかかります。
また効果が出なかったら要因を分析して改善していくなど、長期的な視点で改善が必要であり実業務以外の部分でも負担が大きく、スカウト代行によって自社の負担を大きく軽減できるといえるでしょう。
採用活動におけるノウハウを蓄積できる
人材の有効な探し方、自社の求めるターゲット像がいるデータベース、媒体活用ノウハウなど、スカウト採用代行サービスは様々なノウハウを持っております。今までの自社採用で培えなかったノウハウを蓄積できることもメリットといえます。また、自社に最適な媒体の提案、スカウト実施を行ってくれるため無駄なコストなく、効果的な採用を実現可能でしょう。
外部サービス活用により、客観的に自社の魅力を知ることができる
今までの自社の視点だけでなく、第三者の視点を加えることで自社の魅力やアピールポイント、候補者に訴求すべきポイントなど改めて知ることができるでしょう。それを活かし求人票やスカウト文に反映していくことでより応募の獲得をしやすくなります。
スカウト代行利用のデメリット
自社の課題にあったサービスを選ばないと効果を発揮しない
スカウト代行サービスには、それぞれ得意な領域がございます。新卒特化・エンジニア特化など自社の状況に合わせて、どのサービスを活用すべきか判断することが必要です。また、必ず効果が出るという保証はないので導入事例など確認し自社の課題が解決できるかも見極めましょう。
コストがかかる
スカウト代行サービスは主に、定額型や通数型、成功報酬型にわけられます。スカウトで採用したい人数や代行サービス費用のバランスを考えて依頼すべきサービスを選定しましょう。
スカウト代行サービスを効果的に活用するための3つのポイント
先述したとおり、スカウト代行会社に依頼すれば必ず期待した成果が出るわけではないため注意が必要です。
スカウト代行サービスを効果的に活用するためには、自社内での工夫や担当者同士の協力体制の構築も必要です。ここではスカウト代行サービスの活用に向けた3つのポイントを紹介します。
1. 企業情報や採用目標を正しく伝える
スカウトメールの効果を高めるためには、スカウト代行サービスの担当者に採用目標や事業情報、採用ターゲットの人物像や募集要件などの情報を適切に伝えましょう。
採用目標や面談後の採用進捗を共有することで、返信率やスカウトメール送信数といったKPI改善のための提案をしてもらえることもあります。また、採用ターゲットの人物像や募集要件、面談後の所感を共有することで、候補者のピックアップやスカウトメール文面の改良につなげてもらえる可能性もあります。
2. 積極的にコミュニケーションを取る
スカウト代行サービスの担当者は、同じ目標を持つパートナーです。
日頃からコミュニケーションを取ることで協力体制の構築につながります。スカウトメール文面のカスタマイズや候補者のピックアップ方法など、スカウト業務に関する悩みや困りごとを相談してみましょう。
自社がスカウト業務や採用においてどのような課題を感じているのか、スカウト代行サービスの担当者が把握できれば、アドバイスをもらいやすくなる、課題に沿った改善を行った上でスカウトメールを送信できるなど、採用活動の改善も見込めます。
業務を任せきりにするのではなく企業側からのコミュニケーションも重要なポイントです。
3. 採用決定までのプロセスを適正化する
スカウト返信から採用決定までの選考プロセスでは、それぞれのステップで辞退者が発生する可能性があります。ミスマッチによる辞退者を減らし、候補者の精度をあげるためにも、採用のプロセスを適正化しましょう。
スカウト代行サービスには、選考プロセスや候補者管理の方法も含めてアドバイスができるサービスもあるので、活用してみるとよいでしょう。
スカウト代行サービス導入後に効果を測定する方法
スカウト代行サービスを導入した後も、効果をしっかり測定することが重要です。チェックすべき主な指標としては下記です。
- スカウト返信率: 送信したスカウトメールに対する返信の割合。返信率が低い場合は、ターゲット選定や文面の見直しが必要です
- 面接設定率: スカウト返信者のうち、面接に進む割合。スカウトの魅力や対応スピードが影響するため、迅速で丁寧なフォローが求められます
- 内定率: 面接を経て内定を獲得する割合。採用要件と候補者のマッチング精度、選考プロセスの質がポイントです
- 採用単価: 一人当たりの採用コスト。スカウト代行利用によるコスト削減効果を検証するために、広告費や人材紹介費と比較しましょ
- 採用スピード: スカウト開始から内定承諾までの期間。採用リードタイムを短縮することで、競合他社に先駆けて優秀な人材を獲得できます
スカウト返信率については媒体・職種によって異なるため、媒体ごとに目標を設定しましょう。媒体の担当者と連絡を取ることをおすすめします。
採用成功率を高めるためにも、チェックすべき指標を定期的にチェックしPDCAを回していくことをおすすめします。
自社に合ったスカウト代行サービスを選定しましょう
スカウト型採用が「攻め」の採用手法として注目される一方、効果的に活用するために一定のノウハウやリソースが必要です。採用担当者の業務負荷を軽減し、ノウハウの不足を補うためには、スカウト代行サービスの活用も有効でしょう。
スカウト代行サービスには、各社それぞれ特徴や強みがあるため、自社が採用したい職種、ポジションにおいての運用実績があるかが重要です。また、効果を見込むためには、スカウト代行サービスに業すべて任せきりにするのではなく、委託する企業側からも積極的な情報提供やコミュニケーションが必要です。
スカウト代行サービス各社の特徴や強みを把握し、自社に合ったサービスを選びましょう。
まるごとスカウト代行サービスでよくある質問
最後に、まるごとスカウト代行サービスでよく聞かれる質問について回答いたします。他にも気になることがございましたらお気軽にお問い合わせください!
料金はいくらかかるの?
まるごとスカウトは、月額25万円(別途初期費用10万円)の定額サービスとなっております。スカウト専任チームが所属し業界トップクラスのノウハウをもとに支援します。契約期間も1ヶ月単位で必要な期間だけご利用いただけます。
対応領域・媒体はどこまで?
新卒・中途問わず、企画・営業職といったビジネス職はもちろんのこと、エンジニアなど専門性の高いスカウトも対応可能です。120媒体以上の運用実績があるので、課題に応じて最適な媒体を提案することも可能です。

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