お役立ち情報
Green(グリーン)は、エンジニアやWebデザイナーなどのIT人材を求めている企業や、スタートアップやベンチャーのように、採用活動にかけられる資金が限られている企業におすすめの求人メディアです。Greenの特徴と、Greenでスカウトを成功させるための効果的な使い方を、詳しく紹介します。
目次
Greenとは?
Green(グリーン)は、株式会社アトラエが運営する、IT/Web系経験者の人材採用を得意とする求人メディアです。累計9,000社以上の豊富な導入実績があり、ベンチャーを中心に幅広い企業に利用されています。
公式サイトによると、登録ユーザーは120万人以上。そのうち50%以上をIT人材が占めています。年齢層も25~39歳までの若い層が多いので、若手経験者を採用したい企業に特におすすめです(2022年5月~2023年5月の採用実績)。
IT/Web系人材「専門」の求人メディアではありませんので、他の職種の募集も可能です。実際、営業職やマーケティング、バックオフィス職など、さまざまな求人が出ています。
Greenは企業との会話を通じて求職者自身にあったキャリアパスを見つける転職版マッチングアプリに似た特性もあるため、求職者も企業とカジュアルに話せることを期待しているのが特徴です。
Greenの特徴
Greenには、次のような特徴があります。
一律の成功報酬型だから始めやすい
求人メディアの料金形態は、大きく分けて、月単位や年単位で利用料を支払う定額型と、一人採用するごとに報酬が発生する成功報酬型の2種類があります。Greenは、成功報酬型です。導入時に初期費用はかかりますが、採用が決まるまでは費用が発生しないので、資金が限られているスタートアップやベンチャーでも始めやすいのが特徴です。
成功報酬の金額は、採用者の年収で決まるサービスが多いですが、Greenは職種別に一律で60~120万円で設定されているため、採用コストを大幅に削減することができます。
初期費用は、プランによって変わります。企業のニーズに合わせて最適なプランをGreen側から提案してくれるので、まずは公式サイトからお問い合わせをしてみてください。
公式サイト:【公式:掲載はこちら】IT/WEB業界の採用・求人ならGreen(グリーン)
求人掲載数、掲載期間に上限がない
Greenは、最初に初期費用さえ支払えば、求人情報は無料で掲載することができます。数や期間にも上限はありません。そのため、採用コストを気にせず、じっくり時間をかけて求める人材を探すことができます。複数のポジションを募集したい場合にもおすすめの求人メディアです。
企業紹介ページを作成できる
Greenでは、求人票だけでなく、企業の魅力を伝える企業紹介ページを作成することができます。プロのライターがターゲットに合わせてオリジナルの記事を書き、プロのフォトグラファーが写真を撮ってくれるので、手間をかけずに魅力的な企業紹介ページを作成できます。社員や代表のインタビュー記事を掲載できる「PRタブ」や「インタビュータブ」をオプションで追加することも可能です。
スタートアップやベンチャーは、給与や福利厚生といった条件面でどうしても大企業に劣ってしまい、応募が集まりにくい傾向があります。採用を成功させるためには、条件面以外の魅力を伝え、想いに共感してくれる求職者にアプローチしていくことが重要です。機能を活用すれば、一般的な求人票だけでは伝わらないような企業のさまざまな情報を発信できるため、自社にマッチする人材から応募が集まりやすくなり、採用ミスマッチのリスクも軽減できるでしょう。
スカウトやアプローチ機能が充実している
Greenでは、毎月1,000通ものスカウトを追加料金なしで送ることができます。そのため、これからダイレクトリクルーティングを始めたい、けれどできるだけコストはかけたくないという企業におすすめです。
また、Greenではまず、カジュアル面談を行うことを推奨しており、スカウトよりも気軽に求職者にアプローチできる「気になる」「会いたい」という機能もあります。
- 「気になる」……興味があることをメッセージなしで伝えられる機能です。求職者、企業の双方が使えます。
- 「会いたい」……「気になる」を送信してくれた求職者に対して、企業からカジュアル面談をオファーできる機能です。
スカウトよりも、「気になる」や「会いたい」といった気軽なアプローチのほうが返信をもらえる確率が高いため、このような機能を活用することで、工数も削減しながら効果的な採用活動を行えるようになります。
ダッシュボードでデータ分析ができる
Greenの企業画面のトップページには、以下のようなさまざまなデータが表示されます。
- 応募状況
- 活用度ランキング(Greenを効果的に活用できている企業のランキング)
- PV数
- 「気になる」「会いたい」の送信数
- 閲覧数
- 応募率
簡単なデータ分析ができるので、採用活動を改善するための施策を検討したり、取り組みの効果を測定したりしやすいというのが、Greenの特徴の一つです。
Greenの効果的な使い方
次に、Greenを活用してダイレクトリクルーティングを成功させるために、押さえておきたいポイントを紹介します。
求職者は「炎マーク」で絞る
Greenは毎月1,000通ものスカウトを無料で送ることができますが、手当たり次第に送るよりも、転職意欲の高い求職者に絞って送るほうが、効率よく採用活動を進められます。
Greenは毎月 65,000 名のアクティブユーザーがおり、求職者ごとに炎のマークが表示されます。このマークは、求職者のスカウトに対する反応率を示したもので、反応率が高い順に赤、オレンジ、グレーとなっています。赤とオレンジのマークがついた求職者に絞り込んでスカウトを送信することで、返信率も上がり、工数も削減できるでしょう。
また、多くのスカウトサービスは最終ログイン日で絞り込んで転職意欲の高い求職者を見極めますが、Greenには、求職者の最終ログイン日を確認する機能はありません。代わりに、最終アクション日(「気になる」を送る、応募をするなどアクションを起こした日)や返信率の高いユーザーで絞り込むことができますので、こちらも活用してみてください。
また注意点としては、Javaなど言語を絞って検索しないことがおすすめです。スキル(言語など)を入力している方は全体の6割り程度のため、経験職種で絞る方がマッチする人が出てくる可能性が高くなります。
求職者のスカウトに対する希望に回答する
Greenには、求職者がスカウトに対する希望を登録できる機能があります。スカウトに対する希望とは、たとえば年収や、入社後に挑戦したいこと、就きたい業務などが挙げられます。
企業はスカウトを送る際、その希望に対して回答を記入することができます。受け取ったスカウトのなかから就職先の候補を選ぶ際、この回答の部分を重視する求職者は多く、ここを記入することで3割ほど返信率が上がるといわれています。できるだけ、しっかり記入することをおすすめします。
活用度ランキング上位を目指す
Greenは、求職者が求人情報を検索したとき、アクティブに情報を発信し続けている企業ほど上位に表示される仕組みになっています。この検索順位の目安になるのが、企業画面のトップページに表示される「活用度ランキング」です。このランキングは、閲覧数や応募率、「気になる」や「会いたい」機能の利用数などにより算出されています。企業画面のトップページで、各指標を向上させるためのヒントも確認できるので、それをもとにランキング上位を目指しましょう。
また、求人情報は更新すると「新規求人」の扱いになるので、既存の求人情報をこまめに更新することも大切です。
「気になる」と「会いたい」を最大限活用する
「気になる」は、一人の求職者に対して一回しか送ることはできませんが、送信数に上限は設けられていません。少しでも気になる人材を見つけたら、「気になる」をクリックして興味があることをアピールしましょう。スカウトを送る相手に対しても、「気になる」も同時に送ることで、返信をもらえる確率が高まりますので、積極的に活用してください。
また「会いたい」は返信率が高く、カジュアル面談などへの移行率も非常に高いです。
そのため、求職者から「気になる」が届いたら、できるだけ早く反応を返すことも大切です。間が空きすぎると、自社に対する興味が薄れてしまうかもしれません。速やかに「会いたい」を返し、カジュアル面談をセッティングしましょう。
ダイレクトリクルーティングでIT人材を採用するならGreenがおすすめ
GreenはIT人材が豊富で、25~39歳までの若いユーザーが多いので、特に若手経験者を求めている企業におすすめです。認知度や企業規模にかかわらず検索上位を目指せる仕組みになっており、企業紹介ページで一般的な求人票では伝わらない情報も発信できます。職種により一律の成功報酬型で、求人の掲載やスカウトの送信も無料で行えるため、スタートアップやベンチャーでも、コストを抑えながら効果的な採用活動を行うことができるでしょう。
「ダイレクトリクルーティングを始めたい」「優秀なIT人材を採用したい」と考えているなら、Greenの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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