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人材の獲得競争が激化するなか、企業側から直接求める人材にアプローチする「攻め」の採用手法である「ダイレクトリクルーティング」に取り組む企業が増えています。ダイレクトリクルーティングをサポートする代表的なサービスの一つに、ビズリーチがあります。今回は、ビズリーチとはどういったサービスなのか、特徴や使い方、料金形態などを詳しく紹介します。
目次
ビズリーチとは?
ビズリーチは、株式会社ビズリーチが運営するスカウトサービスです。人材データベースのなかから、企業が自ら自社の要件にマッチする人材を探し出し、スカウトメールで直接アプローチをして採用を目指します。
公式サイトによると、会員数は202万人以上となっています。転職意欲の高い、即戦力やハイクラス人材が多いのが特徴です。導入実績は累計24,800社以上で、業界や企業規模にかかわらず、幅広い企業に利用されています(※会員数、導入実績は2023年4月末時点)。
ユーザーからの評価も高く、「スカウトで希少な求人に出会える」「自分の市場価値を測れる」、「他のサービスより使いやすい」「求人、ヘッドハンターの質が高い」などの声があります。
ビズリーチの特徴
ビズリーチには、次のような特徴があります。
即戦力・ハイクラス人材に出会える
ビズリーチには独自の審査があり、この審査を通過した人材だけが人材データベースに登録されているので、他のサービスに比べて、即戦力やハイクラス人材が多いという特徴があります。会員のなかには、積極的に転職活動を行っている転職顕在層だけでなく、「良いところがあれば転職したい」「今すぐではないが転職を考えている」といった転職潜在層も多いので、今まで出会えなかったような人材に出会える可能性が高いというのもメリットです。また、ビズリーチを利用する企業からは、会員の「職務経歴書の質が高い」という声も聞かれます。
「ターゲットを探すのが大変そう」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、細かく条件を絞り込んで検索できるため、自社の要件にマッチする人材を簡単に探し出すことができます。
求める人材に直接アプローチできる
ビズリーチは、人材を紹介してもらえるサービスではありません。企業が自ら人材データベースにアクセスし、そのなかから自社の要件に合う人材を探し出して、スカウトメールで直接アプローチをする、スカウトサービスです。
人材紹介会社を利用する場合は、担当者としっかり認識をすり合わせておかなければ、なかなか要件にマッチする人材を紹介してもらえず、コストばかりかさんでしまうということもあるでしょう。その点ビズリーチは、人材の抽出も企業が行うため、工数はかかりますが、求める人材に出会える確率は上がります。そして、直接候補者にアプローチできるので、自社の魅力や熱意を伝えやすくなります。
また、応募や紹介を待たずに人材とコンタクトを取れるため、短い期間で採用までつながりやすく、従来の手法よりも採用コストを抑えられる場合もあります。
転職意欲の高いユーザーが多い
ビズリーチのユーザー向けのプランには、無料プラン(スタンダードステージ)と有料プラン(プレミアムステージ)があります。2つのプランは、閲覧・返信できるスカウトや、応募できる求人、利用可能なコンテンツなどに違いがあり、ユーザーは有料プランの会員になることで、より幅広く転職活動を行えるようになります。
無料で利用できる転職サービスも多いなか、有料プランに登録しているユーザーは、転職意欲も高い人が多いといえるでしょう。
導入後のサポートが手厚い
ビズリーチでは、企業ごとに専任の担当者がついてもらえます。ビズリーチの基本的な使い方はもちろん、候補者の探し方、魅力的な求人票やスカウトメールの文面の作り方、面接の進め方など、企業の悩みや課題にあわせて、さまざまなアドバイスをしてもらえます。担当者との定期的なミーティングのなかで、激しく変化する採用市場についての情報も共有してもらえるので、より効果的な採用活動が行えるようになるでしょう。
このように、導入後のサポートが手厚く、ビズリーチがこれまでに培ってきた豊富なノウハウを活用できます。
ビズリーチの効果的な使い方
ビズリーチを利用してダイレクトリクルーティングを行うときに、押さえておきたいポイントが4つあります。
スピードを重視する
ビズリーチに限ったことではありませんが、ダイレクトリクルーティングを行うときはスピードを重視しましょう。優秀な人材ほど、多くのスカウトを受け取っています。せっかく自社の要件にマッチする人材を見つけても、コンタクトを取るのが遅かったり、やり取りがスムーズでなかったりすると、その間に他社に流れてしまう可能性があります。
特に、ビズリーチは転職意欲が高いユーザーが多いので、スピーディーに対応し、「ぜひ自社に来てほしい」という熱意を伝えることが大切です。人材データベースで気になる人材を見つけたら、できるだけ早くスカウトメールを送り、返信があれば速やかに会う機会を設定しましょう。
専任の担当者と積極的にコミュニケーションを取る
先ほどお伝えしたように、ビズリーチを導入すると、企業に一人専任の担当者がついてもらえます。担当者とこまめにコミュニケーションをとり、企業がどのような人材を求めているのか、どのようなところをアピールしたいのか、現在どのような課題があるのかなどを、しっかり共有しておきましょう。担当者と認識をすり合わせておくことで、より的確なアドバイスが得られるようになり、採用活動の質も向上します。
求人票やスカウトメールの文面も、一度作成したらそれを使い続けるのではなく、定期的に担当者とミーティングをするなかで、一緒に見直しを行いましょう。内容をブラッシュアップしていくことで、成果につながりやすくなります。
また、ダイレクトリクルーティングを成功させるためには、ある程度ノウハウが必要です。ノウハウを学ぶという意味でも、受けられるサポートは徹底的に活用しましょう。
返信率の高い候補者にアプローチする
人材データベースのなかから候補者を探すときは、まず自社の要件にマッチする人材を条件検索で絞り込み、そのなかから、より高い確率で返信をもらえそうな候補者、つまり「転職意欲が高い候補者」を見極めて、優先的にアプローチしましょう。返信率の高さは、検索結果に表示される4種類のアイコンで簡単に見極めることができます。
- 新着……新たにレジュメを登録したユーザーに表示されます。
- 更新……数日以内にレジュメを更新したユーザーに表示されます。あわせて最終更新日もチェックしましょう。
- HOT……スカウトメールに対して定期的に返信をしているユーザーに表示されます。
- プレミアム……有料プランに登録をしているユーザーに表示されます。
また、頻繁にログインしているユーザーほど、積極的に転職活動を行っていると判断できますので、これらのアイコンとあわせて最終ログイン日も確認しましょう。送信できるスカウトメールの数は限られているため、転職意欲の高い候補者に絞って、効率的にアプローチしていくことが大切です。
ビズリーチの料金形態
ビズリーチにかかる費用は、「月額のデータベース利用料+成功報酬(一人採用するごとに発生)」が基本です。スカウトメールも月額のデータベース利用料のなかに含まれていますが、送信できる数には限りがあり、それ以上送信したい場合は追加料金が必要となります。
料金プランは4種類用意されており、企業の採用計画に合うものをビズリーチ側から提案してもらえます。内容に合意できれば契約を交わし、その後導入ミーティングを実施してから利用開始となります。最短5営業日で導入が可能です。
ビズリーチの導入を検討されている方は、まずは公式サイトからお問い合わせをしてみてください。
公式サイト:採用ご担当者様 – ビズリーチ 【企業向け公式】
ダイレクトリクルーティングならビズリーチ!
ビズリーチは、即戦力やハイクラス人材、転職意欲が高いユーザーが多く、企業が求める人材に直接アプローチできるのが強みです。ダイレクトリクルーティングを成功させるには、ある程度ノウハウが必要になりますが、ビズリーチは専任の担当者が採用に関する悩みを幅広くサポートしてもらえるので、スカウトサービスを初めて利用する企業でも、成果につながりやすいでしょう。スカウトサービスの利用を検討しているなら、ビズリーチに一度問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
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