導入事例

2024.09.02 更新日:2024.09.02
まるごと人事 編集部

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8ヶ月で30名の採用を達成!現場と連携し、人事の負荷を軽減しながら採用体制を構築

写真:(左)間瀬様 (右)山田様

SecureNavi株式会社は、「悲報をなくす」をビジョンに掲げ、『SecureNavi』などのクラウドサービスを展開しながら企業の情報セキュリティ対策を支援しています。

同社には、資金調達による採用加速をきっかけに、2023年11月からまるごと人事を導入いただいています。

今回は、同社のコーポレート本部長の間瀬様と人事の山田様に、まるごと人事導入前の課題や導入後の効果についてお話を伺いました。

 

資金調達による採用加速。採用業務を平準化しながら、まるごと任せられる採用代行を検討

採用代行導入を検討した背景や、当時の採用体制・課題を教えてください。

間瀬様:当社では2023年11月に資金調達を行いました。これが採用代行導入を検討した大きなきっかけです。

というのも、当時の課題として人事のリソース不足がありました。私が今も在籍するコーポレート本部は、私ともう1名の計2名しかおらず、この2名だけで人事だけではなく経理や総務などもすべて兼任しており、専任の人事はいなかったんです。

その状況にも関わらず、資金調達後には約50~70名の大きな採用目標が立てられており、この採用目標に対して、兼任の2名のみという状況ではリソース不足は明らかでした。そこで、採用代行導入を決めました。

 

採用代行サービスを選定する基準はどのようなものでしたか?

間瀬様:まずは、3社ほど選定した採用代行会社に話を聞いたのですが、重要視していたのは採用業務をまるごと任せられる点でした。
さらに業務をお任せするにあたり、属人化を避けたかったのも大きなポイントです。属人化して、特定の担当者がいないと業務が滞る状態は避けたかった。業務が平準化やプロセス化され、誰でも業務を遂行できる状態にしたかったんです。

業務をまるごと、かつ属人化せずにお任せするとなると、多少なりとも人の入れ替わりが起きやすい業務委託や派遣、パートなどの採用は選択肢にありませんでした。資金調達から採用活動開始までのリードタイムも短く、業務委託の方をじっくり選考する時間がなかったのも理由です。

 

そのなかで、最終的にまるごと人事に決めたポイントを教えてください。

間瀬様:まるごと人事の評判や実績を聞いて、安心できた点が大きいですね。私が過去に所属していた会社でまるごと人事の導入実績があったり、当社内でもまるごと人事の認知度が高かったり、さらには採用ツールの会社に採用代行導入を相談した際にもまるごと人事の名前が挙がったりと、あらゆる場所で評判を聞いていました。

あとは、先程もお伝えしたとおり属人化を避けたいという希望がありつつも、ある程度固定されたメンバーでチームワークをもって業務を任せたいとも思っていました。その点、まるごと人事は実際に商談で話を聞いたときに、しっかりした担当チームが支援してくれそうだと感じた点も大きいです。

契約までのプロセスでも、当社の意向を汲みながら最善を尽くしてくれたので、この時点で信頼できそうだと感じました。

 

8ヶ月で30名の採用成功。現場と連携し、人事の負荷が少なく安定した体制を構築できた

導入後はどのようなご支援をさせていただいたのでしょうか?

山田様:当社では、採用活動は採用担当が主で進めるのではなく、現場のマネージャーが中心となって面接や内定後のフォローなどを行っています。人事は、採用活動全体の後方支援をするようなイメージですね。

そこでまるごと人事には、現場のメンバーと連携して採用ターゲットの目線合わせをしながら、採用活動全般のオペレーションをお願いしていました。例えばスカウト候補者のリストアップや、スカウトメール送信などの母集団形成、面接候補者との日程調整など、日々の業務をまるごとお任せしていました。

 

導入当初にお役に立てたことがあれば教えてください。

間瀬様:まるごと人事が採用リーダーのような立場に立ってくれて、現場のマネージャーとのコミュニケーションや数値分析、定例ミーティングなども主導して行ってくれたので、私がいなくとも採用が進められる体制が作れたことです。

私も資金調達後の手続きなどに追われ、なかなか採用の情報収集や現場とのコミュニケーションに時間を割けなかったのもあり、まるごと人事に率先して動いてもらい、安定したフローを構築してもらえたのは本当に助かりましたね。

 

2023年11月から8ヶ月で30名もの入社が決定しました。まるごと人事のどのような支援が成果につながったと思われますか?

間瀬様:候補者に向き合う貴重な時間を、最大化できたことが大きいと思います。

我々のようなスタートアップが短期間で急成長するためには、自社のカルチャーにフィットする方に入社してもらうことがとても重要です。そのためには、候補者と向き合う時間を惜しまず最大化したいと考えていました。採用活動のなかで、自社でどこに注力するのが候補者のためになるのかを考えたり、面接で相互理解を深めるために準備したりする時間が、まるごと人事の支援によって生まれました。

また、特に支援当初はエンジニア採用に苦戦していましたが、まるごと人事から積極的に新しいエージェントや媒体、採用手法の見直しなどの提案があり、結果的に念願のエンジニア・プロダクトマネージャーの採用につながったんです

採用活動でボトルネックになっている部分に対して、しっかりと支援してくださり、いろいろな手法を提案いただけたのは、とてもありがたかったですね。

 

PDCAを回すことで歩留まりを改善。現場と連携しながらコンスタントにスカウト送信ができる文化醸成をしてくれた

スカウト代行業務において、ご評価いただいている点はありますか?

山田様:スカウトの旗振り役として、現場のメンバーに声掛けやリマインドをしてくださって、コンスタントにスカウトが送れる文化醸成をしてもらえたことがありがたかったです。

スカウトは定期的に送り続けることが大切です。しかし当社のように現場主体で採用活動を行っている企業が社内だけでスカウトを運用すると、どうしても本業を優先してしまい、送信数が減ってしまうこともあると思います。

当社では、まるごと人事がスカウト候補者をリストアップし、現場メンバーの確認後、スカウトメールの送信という流れでスカウトを運用していますが、現場メンバーの確認の段階で対応が止まってしまうこともありました。そんな時には、まるごと人事が現場メンバーへのリマインドまで対応してもらえたので、我々は本業に集中しながら、スカウトを継続することができました。

スカウトの成果については、どうしてもコントロールしにくい部分だと思いますが、その中でも、市場感や当社内の最新情報・カルチャーもしっかりキャッチアップし、スカウト文面でアピールすべきポイントなど具体的にアドバイスしてもらえました。アドバイスをもとに、当社内で方向性を議論してスカウト文面を調整する、というサイクルが回せるようになり、結果的にスカウト返信率や歩留まりが改善できました。

 

まるごと人事とのコミュニケーションはいかがでしたか?

間瀬様:導入当初は、社外の方ということもあり、どんな風に支援してくれるんだろうという思いもありました。

しかしチャットツールでの日々の活動報告や、採用進捗についてのコミュニケーションの中で信頼感が強まっていき、今は本当に垣根なく、現場メンバーにもまるごと人事の担当者が信頼されているなと感じます

 

山田様:もはや当社の社員ではないかと思うほど当社に入り込んでくれて、常に積極的にコミュニケーションを取ってくださるので、非常にやりやすいです。

チャットツールでのテキストコミュニケーションや、定例ミーティングでの情報共有を通じて能動的に情報を渡してもらえるので、逆に我々からももっと会社の情報や最新のトピックスを共有していきたいなと思っています。

 

まるごと人事での支援全体を通じて、ご評価いただいている点があればお聞かせください。

間瀬様:導入してから、毎月コンスタントに3~5名ほど採用し続けられたことです。

多い月には7名もの入社がありました。

このように安定した入社ペースを保てたことで、オンボーディングを受けて業務を覚え、今度は自分がメンターになって…という成長サイクルを回すことができ、大変満足しています。

また、社内での採用に対する課題意識も変化しました。「そもそも人が採用できない」ではなく、採用できる前提で「いかに当社にマッチする方に入社いただけるか」という、ある意味贅沢な課題に向き合えるようになったのは本当に良かったですね。

 

社員比率が高いため、プロフェッショナル性や規範意識をもって支援してもらえる安心感がある

今後に向けて、御社の事業や組織の展望をお聞かせください。

間瀬様:当社のビジョンは「悲報をなくす」です。AIや自動化などさまざまなサービスが普及する一方で、それらがきっかけで情報漏洩など悲報がもたらされることもゼロではないですよね。新たなサービスが普及し生活が便利になることにより、悲報がもたらされることを未然に防ぎたい。その思いを胸に、我々は日々セキュリティ事業に取り組んでいます。

悲報をなくすためのサービスとして、既存サービスの『SecureNavi』をさらに多くのお客様に使っていただくのはもちろんのこと、我々ができることはまだまだあると思っています。新規事業立ち上げも進めており、新規事業が軌道に乗ったときにより一層組織拡大するタイミングが来るかと思います。

日々のニュースや業務を通じて、セキュリティの重要性を認識したことのある方も少なくないと思いますので、「悲報をなくす」というビジョンに賛同いただける仲間をさらに増やしていきたいですね。

 

今後、まるごと人事に期待することは何ですか?

間瀬様:今後も当社内での採用活動の波はあると思いますが、まるごと人事とは細く長くでもお付き合いできるとうれしいです。採用を強化する時期、逆に採用活動を絞っていく時期など、そのときの採用計画に合わせて、一緒に最適な採用チームを組んでいけるとありがたいですね。

当社はセキュリティ関連の事業をしている会社なので、個人情報を扱う採用業務では、特にプロフェッショナル性や規範意識を重要視しています。その点まるごと人事は、プライバシーマークも取得されていますし、担当者の社員比率も高いので、セキュリティの観点でも信頼して依頼し続けられると感じています。

 

最後に、まるごと人事をご検討されている企業様に向けてメッセージをお願いいたします。

山田様:私も含め、人事担当者は社内に相談相手が少なく、どうしても自分の経験則や手探りで施策を進めざるをえないことが多いと思います。かつ当社のような、まだ社員数の少ないスタートアップなら、なおさら人事担当者1人だけで何でもやるような状況も珍しくない。同じような状況の方には、ぜひまるごと人事をおすすめしたいですね。

単純に人的リソースが増えるだけではなく、採用目標に向けて、しっかりと会社や業務のことまで入り込んでヒアリングをして、同じ目線で考えてくれるので、採用代行の枠組みを超えて、社外のパートナーが社内にいるような安心感を得られます。

1人で人事の業務に悩んでいる方、より人事を強くしたいと思っている方にこそ、ぜひ検討いただきたいサービスです。

(インタビュー実施日:2024年7月19日)

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