導入事例
課題だったエンジニア職種で採用目標人数を達成!スカウトと候補者対応の質の改善が、採用成功のポイント

アソビュー株式会社は、「生きるに、遊びを。」をミッションに、“遊び”が衣食住に並ぶ人生を豊かに彩るものとして、Well-Beingな社会の実現を目指しています。
アソビュー株式会社
休日の便利でお得な遊びの予約サイト「アソビュー!」、大切な人に思い出を送る体験ギフト「アソビュー!ギフト」、観光・レジャー・文化施設向けDXソリューション事業などを展開する同社には、2023年4月からまるごと人事を導入いただき、エンジニア採用を中心にスカウト代行と候補者対応業務をご支援しました。
今回はコーポレートカルチャー推進部の浅香様に、まるごと人事導入前の課題や、導入後の変化などお話を伺いました。
課題だったエンジニア採用。質・量ともに改善が急務だった
採用代行導入を検討した当時の採用体制と、課題を教えてください。
まるごと人事依頼前の2022年頃は、中途採用だけで年間50名ほどの採用目標でした。当時の中途採用体制は社内では私1人だけで、あとはオンラインアシスタントサービスとスカウト代行会社に委託していました。
特にエンジニア採用が課題で、年間の採用目標に対してビハインドしている状態が続いていたんです。
エンジニア採用のうちの多くをスカウト代行会社に依頼していたのですが、スカウト業務がメインだったため、候補者対応などの採用オペレーションに課題があっても、業務範囲外なので改善されず、結果としてなかなか採用に結びついていませんでした。
スカウト文の磨き込みもやりきれていない状態でしたので、当時の返信率も3%程度と低く、スカウト代行会社に委託していたことにより、社内にノウハウがたまっていない、という状況でした。
ほかにも、リソースが足りず採用活動のモニタリングが不十分という課題もありました。
そんななか、採用目標を達成するために必要な行動量や質を改善する施策を洗い出すと、どう考えても私1人だけではリソースが足りなかったんです。
まるごと人事の導入を決めた理由を教えてください。
先にお話ししたような背景から、採用知見があり、スカウト業務だけでなく候補者対応も包括して対応していただける採用代行を検討していました。
他にも、派遣や既存のオンラインアシスタントサービスへの依頼量を増やすといった選択肢もあったのですが、依頼するためにはマニュアルが必要だったり、採用知見面で懸念があったりと、結果的に私の工数を減らすことにつながらないのではないかと感じ、まるごと人事に依頼することにしました。
まるごと人事に決めた理由は2つあって、契約の柔軟性と支援体制です。
1つ目の契約の柔軟性については、他の採用代行が最短数ヶ月からの契約が多いなかで、まるごと人事は最短一ヶ月から契約できる点です。契約後に、万が一課題解決につながらなくても一ヶ月で契約終了できると考えると、契約のハードルが低く、気軽に始められる点が良かったです。
2つ目の体制については、まるごと人事の支援体制にすごく期待ができた点です。メンバー・リーダー・マネージャーというスリーマンセルで、特にメンバーの方の成長意欲が高くて、我々と同じ目線でしっかりサポートしてくれそうだなと感じました。
日々のコミュニケーションでアソビューの採用ポリシーを共有。明文化されていなかった業務の「型化と実行」が進んだ
導入後はどのように支援を進めていったのでしょうか?
まずは当社の採用ポリシーをまるごと人事に共有し、それを実行するために必要なことを、候補者対応のマニュアルに落とし込んでいただきました。私の判断軸を共有するために密にコミュニケーションを取り、だんだん候補者対応のなかで依頼できる業務を増やしていきました。
そのあとは、採用ボリュームの増加に伴ってベーシックプランにアップグレードをして、スカウト業務も依頼し始めました。スカウト送信数が増えるほど候補者対応も増加するので、その対応もまるごと人事にお任せしていました。
まるごと人事からも採用媒体や改善施策の提案、他社事例の共有をしてもらって、提案に対して私が判断してまたお任せする、といった繰り返しでしたね。本当に当社の社員のような立ち位置で一緒に動いてもらえた感覚がありました。
今お話にあった、貴社の採用ポリシーについて具体的に教えてください。
大きく2つあります。1つめは、「候補者の方へは24時間以内に必ず返信する」というものです。就職・転職活動中の方は、不安な感情も多いと思うんですよね。そういった感情を想像して対応することを大切にしています。
例えば、候補者の方からの問い合わせメールに、こちらが返信せずに数日経ってしまったら、候補者の方は絶対に不安になると思うんです。その不安を減らすためにも、24時間以内には必ず返信すると決めています。
2つ目は「一人ひとりに真摯に向き合う」です。採用活動はただ「選考して結果を伝える」だけではなく、候補者にとっては人生が、会社にとっては事業の命運がかかっているので、「真摯に向き合う」という点も採用ポリシーの一つです。
そのため、カジュアル面談はただ相手の意向を確認して会社説明をする場ではなく、お互いのキャリアや未来を考え、すり合わせる時間として捉えています。
ほかにも、不採用になった方にお送りするメール1つとっても、ただテンプレート通りの文面にするのではなく、しっかり我々の言葉で伝えることも大切にしています。
課題だったエンジニア採用の目標人数を達成!中長期的なスカウトの礎を築いてもらえた
まるごと人事導入後、どのような効果がありましたか?
数十名の採用目標を達成できました。そのうちの約半数がエンジニアです。半期の採用目標を達成できたことは、まぎれもなくまるごと人事のおかげだと思っています。
あとはスカウト運用基盤の確立です。
どんな人に、どんなタイミングで、どんな内容で送るのかを日々議論しながら改善をし続け、まるごと人事にもスカウト運用を徹底していただくことで、返信率が4〜5%改善しました。スカウト活動の土台を構築できたことで、今は社内でスカウト運用をしているのですが、高い返信率を維持できています。
まるごと人事のどのようなご支援が、採用目標の達成につながったと感じられますか?
型化されていなかった候補者対応が型化され、スピードと質が安定したことですね。先ほどお話しした、24時間以内の返信や真摯な対応など、当社が大切にしているポリシーに沿って、こうしたいと思っていた候補者対応を徹底して実現していただけました。
私は採用において「凡事徹底」をテーマにしているのですが、こういった基礎業務の質の高さが採用成功につながっていると思います。
また、まるごと人事に候補者対応を任せられたことで、新たな採用施策に着手できました。
1日2時間くらいの時間が空けられた実感があります。さらには、自分で対応していたときよりミスなく行なっていただけました。空いた時間でミートアップの開催などの採用施策に着手できたことにより、採用力が底上げされました。
まるごと人事のスカウト支援はいかがでしたか?
定期的にレポートをまとめて、数値で報告してくれたのが非常に助かりました。
単なる数値報告だけではなく、何の施策を行なったらどんな成果になったとか、どこが課題でどう改善していくのかなどを、こちらから依頼しなくても定期的に報告してくださって。例えばスカウト文面や件名を変更することで、返信率にどのような影響があったかなど、具体的に共有してくれました。
他の採用代行でも数値報告をしてもらえることはありますが、まるごと人事のように、施策の成果や課題への改善案までレポーティングしてくれるところは多くないと感じています。課題解決までのプロセスなども共有されるので、当社内に知見がたまり、当社のスカウトの礎を築いてくれたと思っています。
他にもご評価いただいている点があれば教えてください。
担当者のレベルの高さですね。まるごと人事のなかでも何名か担当していただきましたが、全員採用担当としてのレベルが高い。
例えば、緊急度の高いメールが届いたら「こちらには早めに返信したほうが良さそうです」とすぐにアラートを上げてくれる。私が他の業務で気付けていない部分も、まるごと人事が自発的にキャッチして報告をしてくれました。
単に業務を遂行するだけでなく、採用担当としての視点があるから、私が能動的に見に行かないとキャッチアップできないのでなくて、受動的にキャッチアップできるような動きをしてくれていたんだと感じます。
「衣・食・住・遊」を社会実装する。余暇市場のDXをリードする存在を目指す
今後に向けて、事業や組織における展望をお聞かせください。
当社では、遊びは生きる中で必要不可欠なことだと捉えていて、衣食住と並び重要なものだと思っています。
週末に遊びの予定があることで、平日の学校や仕事を頑張るモチベーションになる。ひいては人生を楽しむ力になることを目指しています。そのためには、もっと取り扱う遊びの種類も多様化していきたいです。
当社は2011年に設立したので、今年(2024年)で13年目を迎えたところです。コロナ禍も経て遊び業界のDX化も進んできたので、「余暇市場のDXなら『アソビュー!』だよね」と思ってもらえる存在になりたいですね。
今年に入ってからは、美術館や博物館などエンタメ系にも注力しており、ユーザーがより多くの遊びを選べるように充実させていきたいです。
当社の「生きるに、遊びを。」というミッションの根本には、やはりユーザー一人ひとりの幸せを叶えたいという願いがあります。幸せな人生を送るために、私たちなら「遊び」という価値を提供できる。そこに共感してくださる方と、ミッション実現に向けご一緒していきたいですね。
最後に、まるごと人事をご検討されている企業に向けて、メッセージをお願いいたします。
特に、ひとり人事のベンチャー企業におすすめしたいです。規模でいうと、現状150~200人くらいから、さらに急拡大していきたい成長期のベンチャーのイメージです。
1~2年以内の短期的なポジションはまるごと人事にお任せして、中長期的に重要になるポジションは社内の人事で計画を進めていく、というように並走して採用活動をすることで、より事業成長につながる採用が実現できると思います。
まるごと人事は近い距離・同じ目線で課題に取り組んでくれて、心を寄せながら実現に向けて伴走してくれるサービスです。メンバー一人ひとりのレベルも高いので、安心してお任せできます。
あとは最短一ヶ月の契約も可能なので、迷っているのであればまずは一ヶ月試してみたらいいんじゃないかなと思います。
(インタビュー実施日:2024年3月14日)
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