導入事例
新卒・中途ともに、1.5倍以上の採用人数を実現!採用フェーズに合わせて支援内容を変化できることが、まるごと人事の特徴
写真:(左)大谷様
「超高齢社会の課題を解決し『ずっと安心』の世界をつくる」をミッションに掲げ、認知症による資産凍結から親を守る「おやとこ」、家族の代わりにおひとりの高齢者の方にずっと寄り添う「おひさぽ」といったサービスを展開するトリニティ・テクノロジー株式会社。
同社には、採用チームのリソース不足のため、2023年3月よりまるごと人事を導入いただいています。
今回は、同社の取締役COO兼CTOである大谷様に、まるごと人事導入後の効果などを伺いました。
業界知識のある担当者が同じ目線で伴走してくれる安心感が、導入の決め手に
採用代行導入を検討した背景や、当時の採用体制・課題を教えてください。
採用代行導入を検討した大きなきっかけは、社内の採用リソース不足でした。
当時、私が採用責任者を兼務することになったのですが、他のメンバーもいなかったため、スカウト文作成やスカウト対象者の選定などの実務はすべて私のみで行なっていました。ただ、年間30~40名の採用目標人数に対して、さすがに私だけではリソースがひっ迫し、採用チームの組成を決めました。
スピーディーに採用体制を構築するため採用代行の利用を検討し始めたのですが、過去に別のスカウト代行サービスを利用して効果が出なかったため、サービスの選定には慎重になっていました。
以前利用していたサービスは、スカウト送信数を追うことにフォーカスされており、送信数より採用成功を重要視する当社の価値観とは合わないと感じたんです。
当社でもっとも多く採用するペルソナは金融業界出身で、かつカルチャーマッチする方です。そのため、金融業界で働く方のインサイトを理解し、当社の事業内容や魅力をわかりやすく訴求していく必要があります。
そのような当社の採用ターゲットには、むやみにスカウト送信数を増やすのではなく、求職者の志向や当社のカルチャーをふまえた、質の高いスカウトメールを送りたいと考えていました。
採用代行サービスでも当社の採用スタンスを理解し、同じ目標を目指して伴走してくれるサービスはないかと探していたところ、まるごと人事に出会いました。ちょうど金融業界に詳しい担当者の方をアサインいただけて、業務理解が早く受け答えもスムーズだったため、これなら安心して依頼できそうだと判断しました。
中途採用のスカウト支援や新卒採用の立ち上げ、採用チームの構築まで、支援内容の幅広さが長期契約の理由
導入後の支援内容を教えてください。
導入して1年半以上経っているので、当社の採用フェーズも変化しているのですが、導入初期は中途採用のスカウト支援、その後新卒採用の立ち上げ支援、そして現在の採用チーム構築支援の、3段階でサポートいただきました。
導入当初は、先程お伝えしたように採用リソースが不足しており、スカウト送信数も十分ではありませんでした。そこで1つ目の中途採用のスカウト支援では、金融業界経験者ならではのインサイトを捉えたうえで、スカウトの「質」と「送信数」両方を担保してもらいました。具体的には、チャネル選定、求人票作成やリライト、スカウト文面作成と送信、数値分析などをお任せしました。
2つ目の新卒採用の立ち上げでは、それまで本格的に着手できていなかった新卒採用をスタートするにあたり、まるごと人事が採用設計や年間計画をゼロから立案してくれました。例えば、採用目標から逆算したセミナー・スカウトなどのアクションスケジュールの立案や、数値シミュレーションの作成、インターンや選考内容の設計などです。
実務面でもスカウト送信数を増やし、母集団形成も改善してもらえました。既存媒体で母集団が不足した場合は、新たな媒体の提案や立ち上げまで対応してもらえて助かりましたね。
3つ目の採用チーム構築の支援については、まさに今お願いしている内容です。まるごと人事の支援のおかげで、現在はスカウト専門部隊も含めて7名の採用チームとなりました。ただ、業界理解があることを重視して採用チームを組成したため、採用業務は未経験のメンバーもいます。
最終的な内製化に向けて、チームの採用力を強化していくためにも、採用知見が豊富なまるごと人事のノウハウを共有して補ってもらえるのがありがたいです。
導入後の効果を教えてください。
まず中途採用では、スカウトの質を保ちながら送信数を拡大していただくことで、年間採用人数を約30名から50名へと、1.5倍ほどに増やすことができました。スカウト返信率も、媒体平均の2倍以上の水準をキープできています。
新卒採用でも、母集団形成に大きな効果がありました。新卒採用を立ち上げてから3期目で、約1,000名の母集団形成に成功したんです。施策の改善や新たな媒体を提案・運用してもらうことで、採用決定数でも前年度より2.5倍ほども拡大することができました。
ご支援のなかで、特に評価いただいている点はありますか?
採用業務は大きく分けて、「決断」することと「実行」することに分けられると思っています。後者の実行部分において、まるごと人事の業務遂行力はかなり高いと感じましたし、安心して任せられました。
この採用業務の実行部分は、特に新卒採用では重要だと感じます。新卒採用であれば、最初に策定した採用計画に基づいて、一つひとつ実行しながら改善していくことが求められます。まるごと人事の実行力によって確実に採用活動を進められたことが、採用成功につながったと感じています。
長期にわたって契約を継続いただいていますが、まるごと人事のどのような点に価値を感じられていますか?
当社の採用フェーズの変化に合わせてフレキシブルに対応してくれる点です。先程お話ししたように、中途採用・新卒採用・採用チームの構築と、変化する採用状況に合わせて業務内容を変更できるまるごと人事の支援の幅広さは、当社のようなスタートアップには特に適していると感じます。
採用代行サービスの場合、「個別の業務や1つのパターンに落とし込んで行動量を担保する」というケースも多いと思いますが、まるごと人事は複数の業務を、当社の状況に合わせてカスタマイズして対応してくれるので、大いに満足しています。
超高齢化社会における社会課題を、テクノロジーで解決したい
今後に向けて、事業や組織の展望をお聞かせください。
当社は2020年10月に設立した会社ですが、現在では金融機関約30社を含む、約700社超の事業者と業務提携をするほどに急成長しました。認知症による資産凍結から親を守る「おやとこ」では、家族信託の契約件数において、2年連続No.1を維持しています。(※2024年11月期調査(同年10月15日~11月11日実施)に続き2年連続 調査機関:日本マーケティングリサーチ機構)
今後も超高齢化社会における高齢者の資産凍結問題や、頼れる家族がいないおひとりさま高齢者、相続問題などの課題を我々のサービスで解決していくのはもちろん、今年度より新たに「従業員承継パートナーズ」というサービスを立ち上げ、「後継ぎ問題を解決し、ローカルから日本を変革する」をビジョンに従業員承継の支援を開始しました。引き続き当社のミッションである”超高齢社会の課題を解決し「ずっと安心」の世界をつくる”の実現に向け、事業展開をしていきます。
最後に、まるごと人事をご検討されている企業様に向けてメッセージをお願いいたします。
まるごと人事には、「自社にとって最適な採用のあり方を、一緒に探していくパートナー」という位置付けで依頼するのが良いと思います。
リソースが不足しているときには行動量を増やしてもらい、ノウハウが不足しているときにはコンサルティングのような関わり方で、社内に採用知見をインプットしてもらう。そのように、企業の状況に合わせて変化しながら、採用の最適化を模索していく。それが実現できていることが、私にとってはまるごと人事に依頼して良かったと強く感じている点です。
もし仮に、また創業当初に戻ったとしても、採用チームを立ち上げる際にはきっとまたお願いすると思いますね。
(インタビュー実施日:2024年10月25日)
まるごと人事を導入いただいた企業様の事例を一挙紹介!「まるごと人事 事例集」
まるごと人事を導入いただいた企業様へのインタビューを、導入前の課題や導入後の改善点をまとめて無料公開いたします!
関連記事
新卒採用において、エントリー数1,500名・内定者52名を達成。媒体提案やオペレーション設計・採用ピッチ資料の活用で採用成功に
- まるごと人事
- 採用ピッチ制作
8ヶ月で30名の採用を達成!現場と連携し、人事の負荷を軽減しながら採用体制を構築
- まるごと人事
半年でコア人材6名の採用に成功。事業拡大のスピードを落とさず採用成功につなげた秘訣とは
- まるごと人事
- 採用ピッチ制作
新卒採用人数は前年の1.5倍に!専門性の高いエンジニア職種でも、母集団形成を加速できた要因とは
- まるごと人事
初めての新卒採用でまるごと人事を活用!数値分析と改善によって、半年間で8名の内定承諾へ
- まるごと人事
戦略から実行までワンストップの採用支援。スタートアップにこそ、自走できる採用代行が必要
- まるごと人事
もう一人採用担当がいるような安心感。まるごと人事をベンチャー企業におすすめする理由とは
- まるごと人事
ハイレイヤーのエンジニア採用に成功|採用チームのアウトソースをおすすめする理由とは?
- まるごと人事