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新卒採用は依然として競争が激しく、優秀な学生との出会いは容易ではありません。背景には、母集団形成にかかる工数の増大や、内定承諾率の低下といった課題が存在します。結果、採用活動は長期化し、コストも膨らみやすくなっています。
さまざまな採用課題がある中で注目を集めているのが、最終面接進出者のみが登録できる新卒採用サービス「ABABA」です。候補者の質を担保しつつ効率的なマッチングを実現できる仕組みが、多くの企業に導入されています。
本記事ではABABAの概要や特徴、導入メリットだけでなく、デメリットや料金体系、活用の注意点まで体系的に解説します。採用戦略を見直し、実践的な改善策を検討する際の参考にしてください。

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目次
ABABAとは?新卒採用に特化したサービスの概要
新卒採用市場では多様なマッチングサービスが存在しますが、ABABAは独自の仕組みにより注目を集めています。以下では、ABABAが生まれた経緯と運営企業、登録学生の条件、他の主要サービスとの違いについて解説します。
サービスの誕生背景と運営企業
ABABAは、2020年に株式会社ABABAによって立ち上げられた新卒採用支援サービスです。創業理念は「就職活動の過程を正当に評価できる社会を築く」というものであり、学生の心理的な負担軽減や自殺防止など社会的課題の解消を目指しています。
リリース後わずか数年で急速に成長し、2024年にはスタートアップ企業として異例の日本経済団体連合会への加盟を果たしました。さらに厚生労働省から「優良募集情報提供事業者」の認定も受けており、信頼性と社会的評価を兼ね備えたサービスとして地位を確立しています。
最終面接進出者のみが登録できる仕組み
ABABAの最大の特色は、他社の最終面接に進んだ学生だけが利用できる点です。
登録に際しては、最終面接到達を証明できる書類(不採用通知やメールなど)の提出が必要となります。企業にとっては既に他社で厳しい選考を通過した候補者に直接アプローチできるため、効率的かつ精度の高い採用活動が可能です。
さらに、学生がどの企業の最終面接まで進んだかを確認できる仕組みにより、スキルや価値観を事前に把握できます。マッチングアルゴリズムでは、企業が設定した採用要件と学生の志向性診断や最終面接到達企業データを突合し、一定水準を満たした学生のみを表示します。不要なスカウトを削減し、採用活動の生産性を高めることが実現可能です。
他社サービスとの違い
サービス名 | 主な特徴 | ユーザー層・強み | 料金体系 | ABABAとの違い |
---|---|---|---|---|
Wantedly | 企業文化や雰囲気を発信し共感採用を重視 | 20~30代のIT系専門職中心、ベンチャー・スタートアップ採用に強い | 月額制(採用有無に関わらず固定費発生) | 幅広い層へ接触可能だが、選考実績に基づく事前スクリーニングは行われない |
dodaキャンパス | 学生の活動履歴を「キャリアノート」に登録し検索・スカウト可能 | 大学生全学年が利用可能、大規模母集団形成に有効 | 成果報酬型が中心、大手人材会社運営で安定性あり | 候補者数は多いが、質の見極めは企業側に委ねられる |
OfferBox | プロフィールや動画・適性検査を活用した精緻なマッチング | 自己表現を重視する学生や多様なバックグラウンド層 | 成果報酬型、豊富な機能で効率的 | 人物重視で幅広く出会えるが、最終面接経験に基づく選考実績は考慮されない |
ABABA | 最終面接進出者のみが登録可能で高精度なマッチング | 高いポテンシャルを持つ学生層に特化 | 応募課金型と成果報酬型を選択可能、スカウト代行無料 | 候補者数は限定的だが、質の高い母集団を確保できる |
ABABAは他社サービスと比較すると、母集団規模では劣るものの「最終面接経験者」という登録条件によって候補者の質を担保できる点が大きな差別化要素となります。
Wantedlyは文化的な共感、dodaキャンパスは登録人数の多さ、OfferBoxは多様な人材との出会いとそれぞれ強みを持っていますが、効率性とマッチング精度を両立した仕組みを備えているのがABABAの特徴です。
ABABAの特徴・強み
ABABAは、他の新卒採用サービスには見られない独自機能を備えています。企業にとっては採用効率化やブランディング強化、学生にとっては安心感のある就職活動を後押しする仕組みが多く用意されています。以下では、ABABAの代表的な特徴を整理します。
「お祈りエール」による企業ブランディング効果
ABABAのユニークな機能である「お祈りエール」は、最終面接で不採用となった学生を他企業へ推薦する仕組みです。通常、不採用通知は学生にネガティブな印象を与えますが、推薦を添えることで努力を認められたと感じる学生が多く、心理的負担の軽減につながります。
企業にとっては、不採用者への誠実な対応が企業イメージ向上につながり、将来的なファン形成を後押しします。添付できるランディングページでは学生に直接メッセージを届けられるので、候補者との良好な関係構築にもつながるでしょう。
さらに「ABABAアルムナイ」を活用すれば、再度の接点を持ち、第二新卒やキャリア採用に結びつけることも可能です。
LINE連携によるスピーディーなやり取り
ABABAでは、企業からのスカウトやメッセージが学生のLINEに直接届きます。LINEは日常的に利用されるツールであるため、メールよりも開封率や返信率が大幅に高くなる傾向があります。
学生は通知を見逃しにくく、素早く対応できるため、就職活動全体のテンポが加速します。企業側にとっては、学生からの反応が早い分、柔軟で迅速なレスポンスが求められる点が特徴です。
堅苦しいメール文化に比べて、学生が気軽に質問や相談を行いやすいため、企業との距離感も縮まりやすくなります。採用過程におけるコミュニケーションの質とスピードを同時に高める仕組みが整備されている点は、大きな差別化要素です。
選考フロー短縮と高いマッチング精度
ABABAは過去の選考データを活用して候補者を表示するため、マッチングの精度が極めて高いことが特徴です。企業は同業他社の最終面接まで進んだ学生に直接アプローチできるため、質の高い候補者に効率的に出会えます。
導入企業の94%がエントリーシートや一次面接を免除しており、採用工程を大幅に削減できます。さらに、スカウト承諾率は約10%、内定承諾率は67%と業界トップ水準を誇り、効率性と成果を両立しています。
膨大な選考データをもとに企業要件と学生の志向性診断を突合させ、マッチ度が高い学生のみを表示する仕組みで、無駄なスカウトを防ぎつつ採用スピードを高められるでしょう。
無料スカウト代行で工数を削減
ABABAでは、無料でスカウト代行サービスを利用できます。専門のカスタマーサクセスチームが企業に代わって候補者へのオファー送付を担うため、採用担当者は工数を大幅に削減できます。
削減率は80%以上とされ、リソースを面談やクロージング、内定者フォローなど本質的な業務に集中させることが可能です。料金プランが応募課金型・成果報酬型のいずれであっても、代行サービスは追加費用なしで利用できる点も魅力です。
担当者不足や多忙な人事部門でも安心して導入できるため、効率化とコスト抑制を同時に実現する施策として評価されています。

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ABABAを利用するメリット
ABABAは、企業と学生の双方にとって大きなメリットがあります。ここでは、それぞれの立場からのメリットをまとめました。
企業にとってのメリット
ABABAを導入することで、企業はすでに最終面接に進んだ候補者へ効率的にアプローチできます。初期段階の選考が省略できるため、採用単価の削減が実現しやすくなります。
特にエントリーシートや一次面接を免除するケースが多く、選考にかかる時間と労力を抑えられるのが大きな魅力です。さらに、ABABA経由の内定承諾率は67%と業界でも高水準を誇り、結果的に無駄の少ない採用活動につながります。
不採用者を他社に推薦できる「お祈りエール」の仕組みも、企業ブランドの向上や将来のファン獲得に寄与します。採用後半戦でも即戦力候補に迅速に接触できる点は、採用計画の遅れを挽回する手段としても有効です。
学生にとってのメリット
学生にとってABABAの魅力は、最終面接到達という努力が無駄にならない点です。
通常であれば不採用になると一からやり直しですが、ABABAではその実績が評価され、新たな企業との出会いにつながります。平均で一人あたり25件のスカウトを受け取れるため、選択肢が大幅に広がるでしょう。
さらに、登録企業の94%が初期選考を免除しているため、短期間で内定を獲得できる可能性が高まります。LINEでのやり取りにより、負担なくスピーディーに就活を進められる点も好評です。
加えて、スカウトを通じて自分がどの分野や業界から評価されているかを客観的に知ることで、自身の市場価値を確認し、キャリア選択の参考にできます。
ABABAのデメリットと課題
ABABAは精度の高い採用を実現できる一方で、いくつかの制約や運用上の課題も存在します。サービス導入を検討する際には、強みだけでなくデメリットといえる側面も理解しておきましょう。
母集団の限定性と認知度の低さ
ABABAは最終面接進出者のみが登録可能な仕組みのため、候補者数が他サービスと比べて限られる傾向があります。対象が絞られることで質は担保されますが、採用人数が多い企業にとっては十分な母集団を形成できない場合があります。
また、リリースから間もないサービスであるため、学生側での認知度がまだ高いとはいえません。結果、登録者数が限定的となり、希望する人材像に出会えないケースも発生します。
スカウト文面作成の手間とリソース負担
ABABAでは、学生一人ひとりに送るスカウト文面を調整することが成果につながります。しかし、高い返信率を得るためには一律的な内容では効果が薄く、プロフィールや経歴に合わせた個別対応が求められます。
採用担当者にとっては、1通ずつ文章を考える手間やリソースが負担になるでしょう。人員や時間が限られた人事部門では、効率的に運用できないリスクもあります。
学生側からも、受け取るスカウトの質にばらつきがあると感じる声が見られます。文面の質が低い場合、候補者の関心を失い、結果的に返信率が下がる可能性がある点も注意が必要です。
地域偏在や採用タイミングの制約
ABABAの登録者は首都圏に集中している傾向が強く、地方企業が求める人材には届きにくい現状があります。学生の口コミでも、地方からのスカウトが少ないという意見がありました。
また、最終面接を経た後でなければ登録できない仕組みのため、採用活動の早期段階での活用は難しいという制約があります。他社の選考スケジュールに影響を受ける側面もあり、自社の採用計画に合わせにくい場合がある点も課題です。
特に採用スピードが重要な業界では、このタイミングの制約が導入検討時の障壁になる可能性があります。
学生にとっての課題
学生側にとっては、登録条件が厳しい点がハードルとなります。最終面接到達を証明できる資料を提出しなければ利用できないため、書類が手に入らない場合は登録自体が不可能です。
さらに、受け取るスカウトの中には希望と異なる業界や職種からのものが含まれることもあり、自分で精査する手間が発生します。大手企業からのスカウトが少ないと感じる学生も存在し、サポート体制が限定的であることも指摘されています。
また、スカウトが届いても必ずしも内定に直結するわけではなく、選考に落ちる可能性も十分にある点が学生にとってのリスクです。
ABABAの料金体系とプラン選びのポイント
ABABAでは、企業の採用スタイルや目標人数に合わせて複数の料金プランが用意されています。主に応募課金型と成果報酬型に分かれ、それぞれに特長やメリットがあります。さらに年間利用料や特別料金プランも設定されており、採用戦略に応じた柔軟な選択が可能です。
応募課金型と成果報酬型の違い
ABABAの基本料金体系は、以下の2種類に分けられます。
プラン名 | 課金の仕組み | メリット | 向いている企業 |
---|---|---|---|
応募課金型 | スカウト承諾人数ごとに費用発生(例:10名承諾=20万円) | 採用成功後に追加費用が発生しないため、複数人を効率的に採用したい場合に有効 | 大人数採用を目指す企業 |
成果報酬型 | 初期費用10万円+内定承諾1名につき65万円(辞退時は返金あり) | 採用リスクを抑え、無駄な応募コストを防げる | 少人数採用や精度重視の企業 |
両プランともスカウト代行サービスは無料で利用できるため、採用担当者の工数削減につながります。
年間システム利用料と特別料金プラン
ABABAでは基本の年間利用料に加えて、複数年度を見据えた特別料金プランが用意されています。採用人数や時期に応じて、費用対効果を高められる点が特徴です。
プラン名 | 年間システム利用料 | 特徴 | 向いている企業 |
---|---|---|---|
基本プラン | 100,000円 | 通常利用の標準プラン。年間を通じて採用活動が可能 | 初めてABABAを導入する企業 |
26年卒&27年卒セット 前課金特別プラン | 200,000円 | 26年卒と27年卒の採用を並行して行える。採用枠は7枠以上から利用可能。 掛け捨てにならず翌年度に繰越可能 | 中長期的に複数年度の採用を予定している企業 |
26年卒&27年卒セット 成果報酬特別プラン | 200,000円 | 成果報酬型をベースに、内定承諾時のみ費用が発生。内定辞退の場合は全額返金 | 少人数かつリスクを抑えながら2学年採用を進めたい企業 |
スカウト代行サービスの活用方法
ABABAの大きなメリットのひとつが、無料で利用できるスカウト代行サービスです。
利用メリット
- カスタマーサクセスチームがオファー送付を代行
- 採用担当者は面談やクロージングに集中可能
- 工数を最大80%以上削減可能
また、スカウト文面作成の質をさらに高めたい場合は、外部ツール「RecUp」などのAIスカウト代行を併用することで、効率性と精度を同時に向上させる戦略も効果的です。

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【採用担当者向け】ABABA導入時の注意点3つ
ABABAは高精度なマッチングを実現できるサービスですが、運用の仕方によって成果に差が出ます。導入効果を最大化するためには、スカウト文面の工夫や訴求ポイントの明確化、対応スピードの徹底が欠かせません。
スカウト文面のパーソナライズが重要になる
ABABAでのスカウトは、一括送信ではなく学生ごとに調整された文面が効果を発揮します。優秀な学生ほど複数の企業から声をかけられているため、心を動かすには個別性が不可欠です。
文面作成のポイント
- 件名で関心を引く(例:「一次面接免除」「売上○億円の成長企業で活躍」)
- 学生プロフィールに基づく具体的な言及(例:「部活動での経験」「バイトリーダー経験」)
- 自社で活かせる理由を提示(例:「リーダー経験を営業力に活かせる」)
自社の魅力を伝える工夫が必要
学生が企業を選ぶ際には、給与や職種だけでなく働きやすさや将来性も重視されます。特に最近の学生は「安定」「安心」を志向する傾向が強く、福利厚生や環境整備に注目しています。
学生が重視するポイント | 有効な訴求例 |
---|---|
安心して働ける環境 | 残業が少ない体制、離職率の低さ |
福利厚生の充実 | 住宅手当、資格取得支援制度 |
将来性・展望 | 新規事業の成長戦略、IPO予定 |
チームの雰囲気 | 若手主体の組織、フラットな文化 |
キャリアアップ | 入社数年でのリーダー登用事例 |
スピーディーな対応で内定辞退を防ぐ
ABABAではLINE連携により学生の反応が速いため、企業側にも迅速な対応が求められます。面接回数が多かったり、選考に時間をかけすぎたりすると他社に先を越される可能性が高まります。
対応のポイント
- 応募後の連絡は即日〜翌日までに実施
- 面接回数を必要最小限に調整
- 内定後のフォローを継続的に実施
- 質問対応や進捗連絡を素早く行う
事前に担当者や運用体制を明確化し、学生とのコミュニケーションスピードを維持することが、内定辞退防止において重要です。
ABABAの評判と今後の成長性
ABABAはサービス開始から急速に利用者数と導入企業を増やし、資金調達や経団連加盟など信頼性を高める実績も重ねています。今後の登録者数拡大予測も明るく、市場での存在感はさらに強まると見込まれます。
ユーザー数・導入企業数の拡大
リリース以来、ABABAは急成長を遂げています。累計ユーザー数は10万人を超え、導入企業は2,300社を突破しました。
特に大手からベンチャーまで幅広い企業が導入している点は、採用手法としての信頼度を示しています。登録学生にとっても、利用企業が増えることで受け取るスカウトの選択肢が広がり、利便性が高まっています。
資金調達・経団連加盟による信頼性
ABABAは創業から短期間で累計18.2億円の資金調達を実現しました。さらに2024年にはスタートアップとして異例の経団連加盟を果たし、社会的信用を大きく高めています。また、厚生労働省の認定事業者に選ばれており、公的機関からの評価も得ています。
信頼性を支える要素
- 累計資金調達額:18.2億円
- 経団連加盟(創業4期目で実現)
- 厚生労働省による「優良募集情報提供事業者」認定
- 今後の登録者数増加予測と市場拡大
ABABAの登録学生数は、前年比200%以上の伸びを示しています。特に、卒業年度ごとに以下のような拡大が予測されています。
卒業年度 | 登録者数予測 |
---|---|
25卒 | 約5万人 |
26卒 | 約12万人 |
27卒 | 約25万人 |
SNSでの口コミ拡散や公式イベントの実施も追い風となり、今後さらに学生の認知度が高まる見込みです。登録者数の増加は企業にとっても候補者の選択肢拡大につながり、利用価値が一層高まります。

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ABABAの利用が向いている企業とは
ABABAはすべての企業に万能なサービスではなく、特定の採用課題を持つ企業に特に適しています。ここでは、導入効果を発揮しやすい企業タイプを整理します。
即戦力を効率的に採用したいベンチャー・スタートアップ
ABABAは、短期間で優秀な人材を確保したいベンチャーやスタートアップにおすすめです。登録学生はすでに他社の最終面接まで進んだ人材であり、スクリーニング済みの層に効率的に接触できます。
実際に株式会社ABABA自身も、サービスを利用して86時間で11名の内定承諾を得ています。ベンチャー志向の学生が多い点も、マッチ度を高める要因です。
大手企業の待遇面と比較されにくい環境で、事業の成長性や理念への共感を打ち出すことで効果的に採用を進められます。
採用コスト削減を重視する中小・IT企業
エージェント依存から脱却し、コストを抑えながら採用したい中小企業やIT企業にも向いています。例えば、株式会社TYLでは一人当たり約15万円のコスト削減を実現しました。通信インフラのベイシス株式会社もABABAを活用し、毎年安定した成果を得ています。
エントリーシート免除などにより工数を削減できるため、少人数の人事部門でも効率的に採用活動を回せるでしょう。結果的に内定承諾率の高さとコスト最適化を、同時に実現できるのが大きな強みです。
首都圏を中心に理系人材を求める企業
登録学生が首都圏に集中しているため、首都圏の企業にとっては特に相性が良いサービスです。
また、理系や専門職など特定分野の人材確保を狙う場合にも有効です。クラボウでは繊維や化学に限らず、機械・電気・情報系の学生をABABA経由で確保し成果を上げています。
まとめ
本記事では、新卒採用サービス「ABABA」の特徴や仕組み、導入メリットから課題までを体系的に解説しました。最終面接経験者のみを対象とする独自のスクリーニングや、高い内定承諾率は魅力的ですが、認知度や地域偏在など克服すべき課題も存在します。採用戦略を見直すうえで、ABABAは有力な手段となり得る一方、十分なリソースや体制が伴わなければ成果につながりにくい点もあります。
「まるごと人事」では、新卒採用を含む幅広い領域で戦略設計から実務代行まで一貫支援を行っています。自社の採用課題を効果的に解消する方法として、ぜひご活用をご検討ください。

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