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2025.10.18 更新日:2025.10.24
この記事の監修者:今 啓亮

この記事の監修者:今 啓亮

【企業向け】Indeedプラスとは|料金・メリット・従来との違いを解説

少子高齢化に伴う労働人口の減少や、求職者ニーズの細分化によって、求人広告を出すだけでは応募が集まりにくい状況が広がっています。従来型の媒体活用では母集団形成が難しく、採用活動が長期化し、コストが膨らむ課題も目立ちます。

採用担当者が直面する環境変化に対応するために登場したのが「Indeedプラス」です。複数の求人サイトへの自動掲載やAIを活用した最適化、一元管理を可能にする仕組みにより、効率性と成果の両立を目指せるサービスです。

本記事では、Indeedプラスのサービス概要や料金体系、メリット・デメリットや具体的な活用法、導入企業の成功事例までをまとめているので、実務に役立つ情報としてお役立てください。

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目次

Indeedプラスとは?新しい求人配信プラットフォームの概要

Indeedプラスとは

Indeedプラスは、従来の求人広告の仕組みを大きく変える新しい採用ツールとして登場しました。2024年1月30日に提供が始まり、日本企業の深刻な採用課題を解決することを目的に設計されています。

複数の求人サイトと採用管理システムを横断的に活用できるため、採用活動の効率化と最適化を同時に進められるのが大きな特徴です。ここでは、Indeedプラス登場の背景や目的、そして日本市場で先行導入された理由を解説します。

Indeedプラスが登場した背景

日本における労働力不足は、少子高齢化による生産年齢人口の減少が主因となっています。企業は「応募数の不足」や「自社に適した人材が集まらない」という問題を抱え、求職者は「自分に合った求人を見逃しているかもしれない」という不安を持つ状況が広がりました。

さらに、コロナ禍を経て働き方の価値観が多様化したことで、既存の求人サイトでは需要に応じた人材確保が難しくなっています。市場の課題に対応するため、採用担当者の負担を軽減し、より高精度なマッチングを実現する仕組みとしてIndeedプラスが開発されました。

サービスの特徴と目的

Indeedプラスは、一度求人を登録するだけで複数の主要求人サイトに自動で情報を展開できる点が特長です。複数メディアに個別対応する手間を省きながら、より幅広い求職者層へリーチできます。

サービスの目的は、採用業務の効率化と費用削減、さらに労働市場全体でのマッチング力強化です。採用担当者は管理画面上で応募情報や予算を一元的に把握でき、業務の透明性と利便性が向上します。

求職者にとっても、多様な求人にアクセスしやすくなり、希望条件に合致した仕事を見つけやすい環境が整います。 

日本市場で最初に導入された理由

Indeedプラスはグローバルに展開されるサービスですが、最初に導入されたのは日本です。背景には、日本がアメリカに次ぐ規模を持つ人材マッチング市場であること、そして急速に進む人口減少問題があります。

特に地方や中小企業を中心に採用難が顕在化しており、効率的な求人配信システムの必要性が強く認識されてきました。より早く実用化することで市場課題を解消し、求職者と企業双方の接点を強化する狙いがありました。採用活動の合理化と雇用の最適化を目指すため、日本市場が最初の提供対象に選ばれたのです。

Indeedプラスの主な機能

Indeedプラスの主な機能

Indeedプラスは、求人情報を効率的に届けるために設計された複数の機能を備えています。採用担当者が抱える業務負荷を削減しながら、多様な求職者層へリーチできる仕組みが特徴です。ここでは、Indeedプラスの代表的な機能を3つに分けて紹介します。

複数求人サイトへの自動掲載

Indeedプラスでは、一度求人票を作成するだけで複数の主要メディアへ掲載が可能です。個別に依頼する必要がなく、採用活動の効率を大幅に高められる点が魅力です。

さらにAIが求人票の内容や応募傾向を分析し、適切な媒体を自動的に選択する仕組みも整っています。結果として、国内主要サイト利用者の大部分にリーチする可能性が広がります。

掲載先の例
  • Indeed
  • タウンワーク
  • リクナビNEXT
  • リクナビ派遣
  • とらばーゆ
  • From A navi
  • はたらいく
  • 求人ジャーナルネット
  • ディースターNET
  • 物流・ドライバー求人サーチ
  • しゅふきた

多様なサイトへ同時配信できるため、幅広いターゲットに接触する採用活動が実現します。

予算や応募者の一元管理

Indeedプラスでは、複数媒体から集まった応募情報を一つの管理画面に統合できます。応募者データや履歴書フォーマットが統一されるため、比較検討が容易になり、判断スピードが上がります。

さらに予算の設定や配分も同じ画面から操作でき、ATSとの連携によってリアルタイムで効果測定が可能です。担当者間での情報共有もスムーズに行えるため、採用業務全体の生産性が向上します。

手作業で媒体ごとに集計する必要がなくなるため、戦略立案や改善活動に集中できる点がメリットです。

AIによる自動アプローチ機能

AIは求人票と応募者プロフィールを照合し、条件に合致する人材に自動的にスカウトメッセージを配信します。従来は応募を待つ受動的な採用が中心でしたが、Indeedプラスを利用することで積極的なアプローチが可能です。

求職者が不採用となる際に担当者が抱えていた心理的負担も軽減され、効率的かつ人間的な配慮のある採用活動を実現できます。対象となる雇用形態は正社員、契約社員、アルバイト・パートに限定されますが、多くの企業にとって実用的な機能です。

クリック課金対象にもなるため、予算計画における重要な検討項目となります。

IndeedとIndeedプラスの違い

IndeedとIndeedプラスの違い

IndeedとIndeedプラスは同じブランドのサービスですが、仕組みや提供価値には大きな差があります。以下では、両者の主な違いを4つに整理して紹介します。

項目 Indeed Indeedプラス
形態 求人検索エンジン 求人配信プラットフォーム
掲載範囲 Indeed内のみ 複数媒体に自動配信
応募管理 Indeed内限定 複数サイトを統合管理
料金体系 掲載課金またはクリック課金 クリック課金型のみ

サービス形態の違い

Indeedは、インターネット上に散在する求人情報を集約する検索エンジンとして機能しています。利用者は職種や勤務地を入力し、多数の求人情報を一覧で確認する形が一般的です。

一方でIndeedプラスは、複数の媒体をつなぎ合わせて一度の投稿で広範囲に配信できる求人配信プラットフォームとして提供されています。採用担当者が投稿した求人を複数の提携サイトへ効率的に拡散できるため、採用活動の設計思想が根本的に異なるのです。

複数サイトへの自動掲載機能

Indeedに直接投稿した求人は、Indeed内だけに表示される仕組みです。対してIndeedプラスでは、求人票を作成すると複数の連携サイトにも同時掲載され、より多様な求職者に接触可能となります。

AIが求人票の属性や閲覧状況を分析し、掲載先を選定する仕組みも備わっているため、広告運用の最適化が自動で進みます。従来の一媒体依存型の運用に比べ、リーチ範囲を飛躍的に広げられるのが大きな違いです。

応募者管理・予算管理の一元化

IndeedはIndeed内の応募者データしか扱えませんが、Indeedプラスは複数媒体の応募情報を統合し、管理画面で一括確認できます。応募者の履歴書フォーマットも共通化されるため、比較検討の効率が上がります。

さらに、予算設定や効果測定も同じ画面で実施可能です。従来は各サイトに個別ログインしなければならなかった煩雑さが排除され、採用業務全体の生産性を向上させられる点が大きな強みです。

他の求人メディアとの比較ポイント

従来型の求人メディアは、媒体ごとに料金体系や管理方法が異なり、複数を組み合わせると担当者の負担が増大していました。さらに、掲載課金型が主流のため応募がなくても費用が発生するリスクが伴います。

Indeedプラスはクリック課金型を採用しており、クリックが発生した分のみ費用がかかる仕組みです。加えてAIが適切な媒体を自動選定するため、メディア選びの判断に時間を費やす必要もありません。

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Indeedプラスの料金体系と費用感

Indeedプラスの料金体系と費用感

Indeedプラスはクリック課金型の仕組みを採用しており、従来の掲載課金型媒体と比べて費用対効果を高めやすい点が大きな特徴です。初期費用や固定費が不要なため、企業は自由に予算を設定しながら効率的に運用できます。

ここでは、Indeedプラスの料金体系や費用感について詳しく説明します。

クリック課金型の仕組み

Indeedプラスの料金は、クリックが発生した場合にのみ計上されます。求人ページが実際に閲覧されなければ費用は発生しないため、掲載課金型のように応募がない状態でも固定費用を支払うリスクがなくなります。

費用は「クリック単価×クリック数」で算出され、求職者に届いた分だけ支払う形式です。結果として、応募効果と支出が比例する明確な仕組みが整っているといえます。

初期費用や固定費の有無

Indeedプラスには、導入費用や月額費用は一切かかりません。加えて成果報酬のような追加費用も発生せず、必要な分だけのクリック課金に限定されます。

採用コストを柔軟に調整でき、急な採用需要や中長期的な採用計画の両方に対応しやすい料金体系が整っています。運用開始にあたって余分な経費が不要である点は、多くの企業にとって導入しやすい条件といえるでしょう。

スポンサー求人との関係

Indeedプラスを利用する際には、スポンサー求人の選択が必須です。スポンサー求人は有料オプションにあたり、表示回数の増加や露出度の強化につながります。

さらにスポンサー求人を選ぶことで、自動入札ツールやパフォーマンスレポート、注目の企業表示といった追加機能を利用できます。急募案件や採用難易度が高いポジションでは特に有効であり、予算を投じることで応募獲得スピードを向上させられる仕組みです。

クリック単価の相場と予算設定

クリック単価は業種や職種・地域・採用難易度によって変動します。相場はおおよそ100円から300円程度であり、難易度が高いエンジニア職や地方採用では上昇する傾向があります。

一方で応募が集まりやすい求人では、比較的低い単価となるケースが一般的です。企業は上限予算を自由に設定できるため、想定外の費用発生を防ぎながら柔軟に調整可能です。

予算設定のポイント
  • 月額上限を設定し、費用超過を防止
  • 応募状況に応じて日別・月別予算を調整
  • 採用難度に応じた単価調整で効率的に配分

柔軟な運用を行うことで、採用効果を最大化しながらコストを最小限に抑えられます。

Indeedプラスのメリット5選

Indeedプラスのメリット

Indeedプラスは、複数の媒体に同時掲載できる仕組みやAIによる最適化、さらにクリック課金型の費用体系によるさまざまなメリットがあります。ここでは、Indeedプラスの代表的なメリットを5つに分けて詳しく解説します。

広範囲の求職者にリーチできる

Indeedプラスを利用すると、求人情報が複数サイトに同時掲載され、国内主要サイト利用者の大多数に接触できる可能性が高まります。求人情報を一度作成すれば、タウンワークやリクナビNEXTをはじめとする大手メディアにも展開されるため、従来は届きにくかった層へも訴求可能です。

幅広い人材プールにアクセスできる環境が整うことで、母集団形成のスピードが上がり、採用活動全体の効率が向上します。

応募者情報や予算を一元管理できる

複数媒体から集まった応募者データは統合された管理画面で確認でき、履歴書のフォーマットも共通化されています。比較や評価のスピードが高まり、選考プロセスを円滑に進められる点が強みです。

さらに予算管理も同じ画面で行えるため、費用の配分や調整をリアルタイムで実施できます。結果として担当者の業務負荷を減らし、戦略的な採用活動に集中できる環境を構築で可能です。

AIによる最適な掲載で効率化できる

IndeedのAIが求人票を分析し、求職者の応募傾向や閲覧履歴を基に最適な媒体へ配信を行います。さらに条件に合致した人材へ自動でスカウトメッセージを送信する機能も備わっており、待ちの採用から攻めの採用へと転換できます。

AIの活用により、求人媒体選定の判断負担を軽減しつつ、効率的にターゲット層へ到達できる点は大きな魅力です。

クリック課金型で無駄なコストを抑制できる

費用が発生するのはクリックが発生した場合のみであり、閲覧されない求人にはコストがかかりません。従来の掲載課金型に見られる「応募がなくても費用が発生する」状況を避けられるため、投資効率が向上します。

さらに初期費用や固定費が不要であり、予算の上限を設定して運用することも可能です。

採用スピードと費用対効果の改善につながる

複数サイトへの自動配信とAIの最適化により、求人の表示回数や応募数が大幅に増加する傾向があります。採用に要する期間が短縮され、急募案件にも迅速に対応可能です。

費用に関してもクリック課金型であるため、応募効果とコストのバランスが取りやすくなります。効率的な採用プロセスを構築することで、長期的な費用対効果改善に直結します。

Indeedプラスのデメリット5選

Indeedプラスのデメリット

Indeedプラスは多くのメリットを持ちながらも、運用時に注意すべき課題も存在します。採用担当者が利用を検討する際には、強みだけでなく弱点を把握したうえで運用体制を整えることが重要です。

掲載先を指定できない

掲載媒体はIndeedのAIが自動選定する仕組みとなっており、企業側で特定のサイトは選択できません。求人がリクナビNEXTには表示されても、とらばーゆには掲載されないといったケースもあり得ます。

特定メディアで安定した成果を上げてきた企業にとって、媒体を指定できない点は大きな制約となります。採用戦略を柔軟に調整するための選択肢が限られることは留意すべき事項です。

運用にノウハウが必要になる

Indeedプラスに求人を投稿するだけで、効果が最大化されるわけではありません。応募数を増やし、採用効率を上げるためにはレポートを確認しながら継続的に改善を加える必要があります。

具体的にはクリック単価の調整や原稿の見直し、ターゲット設定の修正などを行い、PDCAを回すスキルが求められます。データ分析の知識や経験が不足している場合、十分な成果を得るまで時間がかかるでしょう。

利用条件を満たさないと配信されない

Indeedプラスは利用基準が定められており、条件を満たさない求人は配信対象外となります。

必須条件
  • スポンサー求人であること
  • 日本国内の求人であること
  • 雇用形態が正社員・契約社員・派遣社員・アルバイトであること

さらに、求人票はガイドラインに沿った内容で作成されなければならず、規定に反すると自動的に配信停止となります。条件の確認を怠ると運用が滞るため、導入時点で注意が必要です。

クリック単価の変動リスクがある

クリック課金型の仕組みは柔軟である一方、単価は常に変動する特性があります。採用難易度が高い職種や競争の激しい地域では単価が上昇する傾向があり、予算を超過する可能性も否定できません。

上限設定によって制御は可能ですが、コストを安定的に抑えたい企業にとっては不安材料となります。費用計画を立てる際には、変動リスクを前提とした設計が欠かせません。

応募の量は増えるが質は課題になる

Indeedプラスを利用すると応募数は増加する傾向がありますが、必ずしも採用につながる人材ばかりではありません。母集団が大きくなる分、スクリーニング作業にかかる負担が増えることもあります。

専門性の高い職種や資格必須の業務では、応募の質と採用要件の乖離が顕著になる場合もあります。効率的に採用へ結びつけるためには、RPOサービスの導入や社内での選考フロー強化が必要になるケースもあるでしょう。

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Indeedプラスを効果的に活用する5つの方法

Indeedプラスを効果的に活用する5つの方法

Indeedプラスを最大限活用するには、機能を正しく理解したうえで工夫を重ねることが欠かせません。求人原稿の作成から予算管理まで、具体的な実践方法を押さえることで成果が安定します。

キーワード設定と求人原稿作成の工夫

求人原稿の内容は応募数に直結するため、的確なキーワード選定が重要です。職種や勤務地に関連する用語を具体的に盛り込むことで、検索結果に表示されやすくなります。

また、職種ごとに別々の原稿を作成することでAIによる判別精度が高まり、マッチ度の向上につながります。

原稿作成のチェックリスト
  • 職種・勤務地に合致する具体的なキーワードを入れる
  • 1原稿1職種を徹底する
  • シンプルで理解しやすい職種名を使用する
  • 求職者の関心を引く条件(未経験歓迎・リモート可など)を盛り込む

上記を意識することで、母集団の量と質を両立しやすくなります。

自動アプローチ機能の条件設定

AIが送るスカウトメッセージの精度は、条件設定の詳細度に左右されます。スキルや経験を細かく指定することで、ターゲット層に的確に届きやすくなります。IT職種の募集であれば「AWS環境構築経験」「クラウドインフラ運用」といった要件を設定することが有効です。

条件設定の具体例
  • スキル:AWS、GCP、Linuxサーバー運用
  • 経験年数:3年以上
  • 雇用形態:正社員または契約社員

詳細な条件を設けることで応募率が高まり、採用効率も向上します。

予算配分とPDCA運用

クリック課金型の特徴を理解し、職種や地域ごとに予算を分けて管理することが効果的です。求人ごとに異なる応募状況を可視化し、数値に基づいて柔軟に調整することが成果を出すポイントです。

運用のステップ 内容
配分 職種ごとにキャンペーンを分ける
調整 応募が順調なら減額、少ない場合は増額
分析 レポートを確認し改善ポイントを抽出
改善 原稿修正や単価調整を実行

採用HPや写真・魅力的なキーワードの活用

求人票の内容に加えて、採用サイトや写真を工夫することが応募意欲を高める要因となります。企業の魅力を伝える要素を充実させると、求職者の安心感や信頼感が向上します。

改善のヒント
  • 採用HPに福利厚生や働き方の情報を明記する
  • 職場や社員の写真を追加し雰囲気を伝える
  • 「土日休み」「転勤なし」「リモート可」といった条件を積極的に記載する

情報を充実させるほど、応募率の向上が期待できます。

Indeed無料掲載との使い分け

費用対効果を考慮するなら、Indeedプラスと無料掲載を組み合わせて使うのが賢明です。緊急性のない募集では無料枠を活用し、即戦力を短期間で確保したい場合にはプラスを導入することで、支出を抑えながら成果を得られます。

使い分けの考え方
  • 急ぎの採用:Indeedプラス
  • 長期的募集:無料掲載
  • コスト抑制:無料掲載+低予算プラスの併用

状況に応じた選択を行うことで、全体の採用コストを最適化できます。

Indeedプラスを使った採用成功事例

Indeedプラスを使った採用成功事例

Indeedプラスは地方企業や中小規模の組織を含め、多くの採用課題を抱える企業で成果を上げています。導入によって応募数の増加や採用単価の改善が報告されており、効果が具体的な数値で示されています。以下では、Indeedプラスを使った採用成功事例をみていきましょう。

地方採用に成功した企業

商業施設の内装工事を行う企業では、地方拠点での人材不足が課題となっていました。Indeedプラスを活用し、求人票を改善しながら複数媒体へ配信した結果、応募数が1.4倍に拡大しました。

新潟や広島など人口の少ない地域でも応募獲得が進み、1000インプレッションあたりの費用も26%以上削減できています。卸売業を営む企業でも、札幌営業所で2週間以内に十数名の応募が集まり、2名の採用に至りました。

採用コストを削減した事例

Indeedプラスは、費用削減の面でも高い効果を示しています。ある警備業の会社では応募単価を3か月で約4分の1まで下げることに成功しました。

全国展開する小売企業では前年比で50%以上の応募単価削減を実現し、年間予算全体を大幅に縮小できています。コスト効率を高めたい企業にとって、導入の大きな決め手となる事例です。

コスト削減効果の例
  • 応募単価が13,636円→3,226円へ低下
  • 年間採用予算が1億円→約2,500万円に縮小
  • 広告費14,000円で114応募を獲得(応募単価123円)

応募数・採用スピードの改善事例

ファッション業界の大手企業では、Indeedプラス導入後に応募数が4倍へと拡大しました。教育関連の企業では掲載から2週間で78件の応募が集まり、即戦力人材の採用に成功しています。

物流や製造業でも導入直後から数日で複数応募を得る事例が多く、スピード感ある採用活動を支援する効果が実証されています。採用の即効性を重視する企業にとっては、非常に有効な選択肢です。

まとめ

まとめ

本記事では、Indeedプラスの仕組みや料金体系、利用による利点と課題、さらに効果的な活用法や導入企業の成功事例までを整理しました。労働人口の減少や採用難が進む中、求人情報を複数媒体へ自動配信し、AIを活用して応募効果を高める仕組みは多くの企業にとって有効な手段となります。

しかし、媒体選定の自由度や運用ノウハウの不足といった課題も存在し、外部支援の活用によって採用成果が安定するケースも少なくありません。

「まるごと人事」では、戦略設計から母集団形成、応募者対応まで一貫した代行を提供し、成長企業の採用活動を支援しています。採用課題の解消に向け、活用を検討してみてください。

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この記事の監修者:今 啓亮
この記事の監修者:今 啓亮

まるごと人事として570社以上の企業の採用支援
書籍『「本当にほしい人材」が集まる中途採用の定石』好評発売中

2015年に東京でマルゴト株式会社(旧社名:株式会社ビーグローバル)を創業。
スタートアップから大手企業まで幅広く採用関連のプロジェクトに携わった後、2017年に月額制の採用代行”まるごと人事”の提供を開始。
2021年にバックオフィス代行”まるごと管理部”(労務プラン・経理プラン)も開始。
「理想のサービスと理想の職場を同時実現する」を経営理念に掲げ、全員がフルリモートで働くユニークな組織運営を行う。
2022年に本社住所を東京から札幌に移転し、自身も関東から札幌に移住。

出演イメージ

2024年11月、ABEMAの報道番組「ABEMA Prime」に
採用のプロフェッショナルとして出演。
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