導入事例

リソース・ノウハウが不足しがちなスタートアップのバックオフィス業務。まるごと労務・経理で、効率的かつ安定的な体制を構築。

株式会社テイラーワークス様

土手本様

SaaS/アプリケーション
従業員数0〜50名
ご支援内容

専任者不在でも、労務・経理を包括的に支援

ご支援期間:2年8ヶ月

ご支援前の課題

  • バックオフィス担当者の退職
  • バックオフィス業務が属人化していた
  • 他の業務とも兼務しておりリソース不足

導入後の効果

  • 月次の締めにかかる日数を5日短縮
  • スムーズにシステム移行してもらえた
  • 専任者不在でも安定運用できている

具体的なサポート内容と効果

  • 勤怠チェックや給与計算、入退社管理など人事労務周りを全般的に依頼
  • 経理財務システムと勤怠管理システムを移行。3、4ヶ月ほどのスパンでトラブルなく対応してもらえた

「世界を変えるつながりを創る」をミッションに、AIを活用したBtoBマッチメイキングエンジン『TAILOR WORKS』を提供している株式会社テイラーワークス

同社には担当者退職のタイミングで、2022年7月よりまるごと労務まるごと経理を導入いただいています。

今回は、同社取締役COOの土手本(どてもと)様に、まるごと労務・経理導入の効果などを伺いました。

リソース不足と業務の属人化という課題解決のため、バックオフィス代行サービスを検討

バックオフィス代行を検討した背景や、当時の体制・課題を教えてください。

土手本様:もともと1名体制で、労務・経理等のバックオフィス業務を回していました。その方の退職がバックオフィス代行サービス導入のきっかけです。

当時の課題としては、スタートアップならではの全社的なリソース不足がありました。経営層は複数の業務を兼務しており、私自身も経営企画室として営業・カスタマーサクセスなどの事業領域や人事採用も担当していました。もともとビジネスサイドメインでしたので、バックオフィス業務の知見は豊富ではなかったんです。

さらに、それまでバックオフィス業務を限られた人数で回してきたので、担当者の負担が大きかったり業務ノウハウが引き継がれなかったりと、属人化していたのも大きな課題でした。

バックオフィス担当の採用ではなく、代行サービスを利用した理由は何でしたか?

土手本様:経理担当者の退職が決定してから退職日までのスケジュールがタイトだったため、とにかく早急に次のバックオフィス担当者が欲しい状況でした。もう明日からでもすぐに稼働できる方が欲しいくらいのスピード感でしたね。

バックオフィス担当者の採用となると、求人を出して書類選考や面接など早くても数ヶ月はかかり、入社までにかなりの時間を要します。入社しても研修など育成期間があるので、すぐに稼働できる状態ではありません。

そこで、依頼したらすぐに稼働開始して即戦力になってくれる、代行サービスの利用を決めました。

まるごと労務・経理に決定した理由を教えてください。

土手本様:費用感と対応できる業務範囲の広さですね。会計ソフトへの入力や月次処理、必要書類の作成など個別業務にとどまらず、経理業務全般をお任せするのが希望でした。

加えて、すでに導入していた採用代行サービス「まるごと人事」の満足度が高かったので、バックオフィス代行も依頼することを決めました。

まるごと人事では、営業から導入までがスムーズで稼働開始の流れがクリアだったこと、さらに導入後は、業務プロセスを可視化したうえで属人化しないようにオペレーション設計もしてもらえた点が高評価でした。先程お伝えしたように、属人化は当社のバックオフィスの課題でもあったので、誰でもスムーズに運用できるように整えてもらえたのが良かったですね。

さらに整えて終わりではなく、変更点があれば対応すべきポイントも積極的に提案してくれて、当社のように変化の激しいスタートアップにはとてもマッチしていたんです。まるごと人事のクオリティなら、バックオフィス業務も幅広く、かつ品質を維持してお任せできると思いましたね。

新システム導入やオペレーション設計によって、月次業務のリードタイムを短縮。安定した労務体制の実現へ

ご導入後、特にお役に立ったご支援はありましたか?

土手本様:私自身はまるごと労務・経理導入後、しばらくして前任者からマルゴトとの窓口担当を引き継いだのですが、引継ぎがスムーズで驚きました。

例えば現在の業務フローやスケジュール、タスクなどがわかりやすく資料にまとめられていて、いつまでに何を準備すれば良いのかが明確になっていました。かつ、それらの内容を定例ミーティングですり合わせれば、すぐにキャッチアップできるレベルまで整理されていたので、前任者から滞りなく業務移行できて助かりました。

現在は労務業務をご依頼いただいていますが、まるごと労務との業務分担はどのように行なっていますか?

土手本様:労務業務は私が管掌しており、専属の担当社員はいない状態です。まるごと労務には、勤怠チェックや給与計算、入退社管理や業務委託の契約書管理など、人事労務周りを全般的にお任せしています。

導入後の効果を教えてください。

土手本様:定量面でいうと、月次の締めにかかるスピードが格段に短縮・適正化されました。

バックオフィス業務の特性として、給与計算や勤怠管理などいつまでに確定していつまでに振込手続きをするといった締切日が明確に決められている点があると思います。スタートアップの場合、バックオフィスのリソースも限られているので、月次の締めに要する日数が長くなる傾向にありますが、まるごと労務・経理を導入して5日も短縮できました。

定性面では、私はあまりバックオフィス業務の知見が豊富ではなかったので、労務の基礎的なことから重要な質問まで気軽に相談できるのは、とても安心できて助かっていますね。まるごと労務に質問すれば一次回答を得られ、リサーチが必要な内容に対しては適切に情報収集して取りまとめてもらえます。

システム活用や業務フロー構築の面で、ご評価いただいている点はありますか?

土手本様:経理財務システムと勤怠管理システムの変更をお願いしたのですが、3、4ヶ月ほどのスパンできっちりスケジュールを引いて確実に進めてくれました。

特に勤怠管理は社員の給与に直結するので、システムを変更することで何かトラブルがあって社員が不安を感じるのは絶対に避けたい。その点をまるごと労務には配慮いただけて助かりました。

さらに、旧システムと新システムの対応範囲の違いを明確化してくれて、旧システムでは可能だったけれど新システムでは対応できない部分をどう運用していくか、オペレーションの提案をしてもらえたのも良かったですね。

もしできない部分があれば、オプションプランを購入すれば使用できる機能もあるかと思いますが、まるごと労務には追加でコストがかからずに済むような業務フローを構築してもらえました。このように、ランニングコストにも配慮して業務設計してもらえた点も、とてもありがたかったです。

経営者目線で感じられる、まるごと労務・経理の価値を教えてください。

土手本様:当社はマルゴトの人事、労務、経理代行サービスを利用しました。経営の立場からすると、バックオフィス業務で一番避けたいのは、やはり業務が回らなくなることです。

その点マルゴトは、担当者の変更があっても高いクオリティが保たれていて、安定して運用できるのが良いと感じています。要因として、業務に関するスキルや経験が豊富なのはもちろんですが、やはり皆さん人柄が良くて相談しやすいのも大きいと思いますね。

当社のようなスタートアップですと、労務をはじめとするバックオフィスに専任の社員を配置するのはコスト面で憚られます。一方で、マルゴトのサービスを利用することで、経営において重要な労務・経理を、専任社員のいない状態でも安定運用できるのは、とてもありがたいですね。

本当に当社にとって不可欠なパートナーだと感じています。

120%の満足度を目指して積極的に提案を重ねる姿勢が、まるごと労務・経理の特徴

ご支援全体を通じて評価いただいている点はありますか?

土手本様:今の支援でも100%満足しているのですが、さらに120%の満足度を目指して積極的に声をかけてくれる姿勢が非常にありがたいです。

定例ミーティングでは常に「もっとできることはないですか?」と聞いてくれて、プラス10%、20%少しでも貢献しようとしてくださるマインドに、すごく価値を感じています。

追加で対応いただいた一例として、業務委託契約書の整理や管理をお願いしました。

当社は業務委託で関わってくれるスタッフが多くいるのですが、そうするとどうしてもその契約管理が課題になってきます。加えて、当社の取引先は金融機関や大手企業ですので、高いセキュリティ水準が求められます。

まるごと労務が契約内容を整理してくれたことで、契約管理が格段に効率化され、セキュリティ水準もより強化できました。まるごと労務がプラスアルファの支援をしてくれたことで、情報セキュリティリスクの低減にもつながり、事業面にも良い影響を出せたので満足しています。

まるごと労務・経理と他のサービスで、違いを感じられる点はありますか?

土手本様:依頼できる業務の柔軟性と、定例ミーティングなどで担当者と直接コミュニケーションを取れる点が大きな違いだと感じます。

以前、他のバックオフィス代行サービスを使っていた際は、テキストベースのコミュニケーションがメインで、チャットツールで1日に数回やりとりする形式でした。

対応可能な業務も限定的でしたので、こちらから依頼した際に一度持ち帰りになり、数日後に対応できない旨の連絡が来るということもありました。このように業務が滞ってしまうことは、管理部という経営者の判断が反映されやすい業務では特に致命的だなと感じましたね。

まるごと労務・経理では、受けるのが難しい業務でも「できません」ではなく「ここまででしたら対応可能ですが、いかがでしょうか?」と提案してくれます。また、定例ミーティングで顔を合わせてニュアンス部分も汲み取ってくれたり、チャットでのレスポンスも早いので、スピード感を落とさずに業務を進められています。


「バックオフィスのオペレーター」として業務を代行することと、「管理部門の社員」として対応してくれることの違いだなと感じましたね。

また、税理士事務所・社労士事務所などに一部業務を代行いただくこともありますが、専門性が担保されて安心できる一方、依頼できる業務は限定的になりがちです。当社のようなスタートアップでは、経理・労務を横断して管理部門を包括的に依頼できるアウトソーシングサービスも利用することで、バックオフィス業務が格段に安定するなと感じます。

リソース・ノウハウともに不足しがちなスタートアップだからこそ、まるごと労務・経理は良きパートナーになるはず

今後の事業の展望や、まるごと労務・経理に期待することをお聞かせください。

土手本様:昨年リリースしたAIマッチメイキングエンジン「TAILOR WORKS」が日本の仲介業者(マッチメーカー)の代表格である地域銀行や大手エンタープライズ企業へ続々と導入が決まっています。

今後さらに、ビジネス共創やイノベーション創発、M&Aや事業承継等のビジネスマッチングをされるマッチメイカーのために、企業情報収集の工数削減や提案の質が大幅に向上することに貢献していきます。テクノロジーを活用して、人材不足や教育リソース不足を持つ日本の課題を最前線で解決しています。

当社は4月から下期に入りますが、受注が好調なのでもっと事業を拡大し続けていきたい。そのためにはメンバー増員が不可欠です。今後より採用を加速していくので、興味のある方は、ぜひ気軽に問い合わせください。

採用情報

採用を加速すると、当然労務の業務負担も増加します。スタートアップでも労務面が安心できる会社であるかは非常に重要だと思っているので、事業が次のフェーズに成長しても耐えうるような安定した労務体制を、引き続きまるごと労務と一緒に作っていきたいですね。

まるごと労務・経理を検討されている企業様に向けて、メッセージをお願いいたします。

土手本様:社員数がまだ10名ほどの創業期にあるスタートアップには、ぜひまるごと労務・経理をおすすめしたいですね。

このフェーズの企業は社員数が少ないので、経営層・社員ともにさまざまな業務を兼任していて工数がひっ迫していることもあると思います。また専任社員を置けないため、労務・経理面の知見やノウハウが薄くなりがちです。

だからこそ、専門性が必要な労務・経理業務ではアウトソースを活用することで、事業の立ち上げに自社のリソースを集中させられます。

一方で、当社がこれからさらに拡大していったとしても、まるごと労務・経理は利用し続けるんじゃないかと思いますね。規模が拡大すればその分やるべき業務も増えていきますし、管理部門のマネージャーを採用したとしても、おそらくその方の右腕となって、また違うレイヤーで支援していただけるのではないかと感じます。

結果、全てのフェーズの企業におすすめできるサービスだと思います。

(インタビュー実施日:2025年2月14日)

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