採用・労務・経理に関するお役立ち情報

近年、就職活動においてタイムパフォーマンス(タイパ)を重視する学生が増加しています。これに対応するため、企業も採用方法の見直しが求められています。「タイパが就活にどのような影響を与えるのか」「タイパ就活を行う学生にどうアプローチすべきか」と悩む採用担当者は少なくありません。
そこで本記事では、タイパ就活の定義から、企業側のメリット・デメリット、そして効果的な採用戦略までを詳しくご紹介します。

リファラル採用を
「実際に人が動く仕組み」へと変えるヒント
成長企業向けRPO会社が教える
社内の人脈が最強の採用チャネルになる理由を解説
目次
「タイパ就活」とは
そもそも「タイパ」とは、タイムパフォーマンスを略した言葉です。かけた時間に対して、どれだけの成果や満足度を得られたかを示す考え方を指します。
例えば、長い時間を費やしたのに結果が出なければ「タイパが悪い」、逆に短い時間で大きな効果が得られれば「タイパがいい」と言えます。この考え方は、Z世代を中心に特に重視されており、彼らの価値観を象徴する言葉の一つです。 株式会社学情の調査によれば、26年卒の学生の7割以上が「普段の生活でタイパを意識している」と回答しています。
この結果からも、現在の就職活動を行う学生にとってタイパが非常に身近な考え方であることがわかります。
タイパが就活で重視されるようになった背景
なぜ就職活動においてタイパがこれほどまでに重要視されるようになったのでしょうか。その背景には、主に以下の3つが挙げられます。
1. デジタルツールの普及
就職活動でタイパが重視されるようになった背景の一つは、デジタルツールの発達です。近年、インターネットやSNSなどの普及により、企業や就職活動に関する膨大な情報を即座に収集できるようになりました。
この情報の豊富さは、学生に大きなメリットをもたらした一方で、自分に必要な正しい情報を効率的に取捨選択する能力を求められるようになりました。デジタルツールの普及により、限られた時間の中で情報を効率的に処理するタイパを意識した考え方が、就職活動にもつながっています。
2. 就活の効率化
2つ目の背景は、就職活動の効率化です。株式会社ヒューマネージの調査によると、23年卒の学生の平均エントリー社数は26.7社で、13年卒の約半分でした。
売り手市場の現在、学生はむやみに多くの企業にエントリーするのではなく、自分が特に興味のある企業に絞って効率的に就職活動を進める傾向にあります。これは、タイパを重視する行動の典型例と言えるでしょう。
3. 就活におけるリモート化の促進
3つ目は、就職活動におけるリモート化の促進です。新型コロナウイルスのパンデミック以降、就職活動のオンライン化が急速に進みました。株式会社マイナビの調査によれば、24年卒の学生が2023年2月以前に受けた採用面接のうち、Web面接が占める割合は86.5%に上ります。
新型コロナウイルスが落ち着いた現在でも、就職活動でオンラインツールが頻繁に利用されています。これにより、学生は自宅から気軽に面接やインターンシップに参加できるようになり、移動にかかる時間や労力を削減できるようになりました。この利便性が、学生が就職活動でタイパを意識する大きな要因となっています。
「タイパ」を使い分ける学生の就職活動
学生は就職活動において、「タイパを意識する部分」と「タイパにこだわらない部分」を明確に使い分けています。
以下の図は、2024年卒の大学生が、就職活動の各プロセスで「タイパ」をどのように考えているかを示しています。
企業探しは効率重視(タイパを意識するフェーズ)
図からわかるように、「タイパを意識する」という回答が多かった項目(黄色)は、主にインターンシップへの応募・参加や合同企業説明会など、企業を探すフェーズに集中しています。これは、限られた時間でできるだけ多くの企業と接点を持つことを目的としているためです。
選考対策は質重視(タイパにこだわらないフェーズ)
一方、「タイパにこだわらない」という回答が多かった項目(青)は、エントリーシートの作成、適性検査、面接といった、次のステップに進むためのフェーズです。このフェーズでは、企業とのコミュニケーションの内容や質を最大化するために、時間をかけることを厭わない傾向が見られます。
学生が行う「タイパ就活」の具体例
ここからは、学生がタイパを意識して就職活動をどのように進めているのか、具体的な例をご紹介します。
企業を広く浅く調べる
一つ目は、企業の情報収集を「広く浅く」行うことです。タイパを重視する学生は、一つの企業に多くの時間を費やすのではなく、より多くの企業の概要を効率よく把握しようとします。
株式会社ガロアが2024年に行った調査によると、学生が企業探しに利用する手法として最も多かったのは「就活情報サイト」(71%)で、次いで「企業のHP」(41%)でした。この結果からも、学生が場所や時間を選ばないインターネットを利用して、効率的に情報収集を行っていることが分かります。
多くの企業の情報を広く浅く知ることで、限られた時間の中で全体像を把握し、その中から本当に興味のある企業を見つけ出して深く掘り下げていくことができます。
参考:株式会社ガロア「就活で企業探しに使っているツール・サービスの実態調査【ガクセイ協賛】」
説明会動画を倍速で視聴する
二つ目は、説明会動画を倍速することです。近年、企業のオンライン説明会が増え、学生は場所や時間の制約なく多くの説明会に参加できるようになりました。
動画配信形式の説明会であれば、倍を倍速で視聴する速度機能を利用して短時間で内容を把握することが可能です。これにより節約できた時間は、自己分析やエントリーシート(ES)作成、面接練習といった、より重要なタスクに充てることができます。
エントリーシートの手書きは「タイパが悪い」
「タイパ就活」を考える上で、エントリーシート(ES)の提出方法も考える必要があります。タイムパフォーマンスを最大化する観点から、手書きでのES作成は推奨されません。
これは、手書きが時間を要するプロセスであり、デジタルでの作成に比べて非常に非効率的だからです。デジタルツールを使えば、テキストの編集や再利用が簡単で、誤字脱字の修正も迅速に行えます。さらに、完成したESをオンライン上で即座に送信できるため、郵送や直接提出にかかる時間と労力を大幅に削減できます。
手書きでESを作成する場合、見た目の美しさや筆跡の一貫性を保つために余計な手間がかかります。このような労力は、時間の効率的な使用という「タイパ就活」の核心的な考え方に反しています。

リファラル採用を
「実際に人が動く仕組み」へと変えるヒント
成長企業向けRPO会社が教える
社内の人脈が最強の採用チャネルになる理由を解説
「タイパ就活」が企業にもたらすメリット
「タイパ就活」は、学生だけでなく企業側にもメリットをもたらします。ここでは、主に3つの利点について解説します。
1. 採用活動の工数を削減できる
1つ目のメリットは、採用活動にかかる工数を削減できる点です。
例えば、企業説明会を対面ではなく動画配信にすることで、開催回数を減らし、人件費や会場費などを大幅に削減できます。また、採用プロセスの序盤に動画面接を導入すれば、学生に特定のテーマで話す動画を送ってもらうだけで、採用担当者の負担を大きく軽減することが可能です。
2. 生産性を意識できる学生に出会える
2つ目は、生産性を意識して行動できる学生に出会えることです。
就職活動でタイパを重視する学生は、入社後も限られた時間を有効に使って効率的に働くことが期待できます。ビジネスにおいて、時間あたりの成果を最大化する能力は不可欠です。タイパ就活を行う学生を採用することで、将来的に自社で活躍できる人材を確保できるでしょう。
3. より多くの学生と接点を持てる
3つ目は、より多くの学生と接点を持てる点です。
タイパ就活を行う学生は、短い時間で多くの情報を効率的に収集します。そのため、彼らは非常に多くの企業と接点を持つ傾向にあります。
例えば、「企業別の説明会に行くほど志望度は高くないけれど、何となく調べてみた」といった学生にもアプローチできる可能性があります。タイパを意識したオンラインでの情報提供を通じて、従来の方法では出会えなかった層の学生にリーチし、母集団を広げることができるでしょう。
「タイパ就活」が企業にもたらすデメリット
「タイパ就活」は企業にメリットをもたらす一方で、いくつかのデメリットも存在します。ここでは、主に3つの懸念点について解説します。
1. ミスマッチが発生しやすい
1つ目のデメリットは、ミスマッチが発生しやすいことです。タイパ就活では、オンラインでの選考が中心となるため、学生は企業の雰囲気や社員の様子を十分に把握できない可能性があります。その結果、入社後にギャップを感じ、早期離職につながることが考えられます。
また、企業側もオンラインでの面接やインターンシップだけでは、学生の本質や人柄を深く理解するのが難しくなります。「期待していた人材と違った」という事態に陥るリスクもあるでしょう。
2. 重要な情報が伝わらない可能性がある
2つ目は、重要な情報が学生に届かない可能性がある点です。タイパ就活を行う学生は、短時間で多くの情報に触れようとするため、表面的な情報に終始しがちです。
その結果、企業の持つ本来の魅力や、仕事の厳しさといった重要な情報が学生に伝わらないまま選考が進んでしまうことがあります。これは、選考辞退率や内定辞退率、さらには早期離職率の増加につながる恐れがあります。
3. 地道な業務に取り組める人材と出会いにくい
3つ目は、地道な業務にコツコツと取り組める人材と出会いにくくなることです。タイパ就活は「短い時間で高い成果を出す」という考え方を前提としています。
そのため、この価値観に慣れた学生は、一見非効率的に見えるような地道な業務や、すぐに成果が出ない定型業務への耐性が低い可能性があります。生産性ばかりを意識するあまり、粘り強さや忍耐力といった資質を持った人材を見極めるのが難しくなるかもしれません。

リファラル採用を
「実際に人が動く仕組み」へと変えるヒント
成長企業向けRPO会社が教える
社内の人脈が最強の採用チャネルになる理由を解説
「タイパ就活」で企業が意識するポイント
「タイパ就活」に対応するため、企業が意識すべきポイントは多岐にわたります。
1. オンライン対応を徹底する
タイパ就活の時代において、オンラインでの対応はもはや必須です。学生が迅速かつ効率的に情報収集や選考を進められるよう、企業もこれに適応する必要があります。
具体的には、企業は以下のような対策を講じるべきです。
- ウェブサイトやポータルサイトに、企業情報、職務内容、企業文化などを詳細かつ網羅的に掲載する。
- オンライン説明会やウェビナーを定期的に開催し、リアルタイムでの質疑応答の場を設ける。
- 書類選考、テスト、面接などの選考プロセスをデジタル化し、選考スピードを向上させる。
これにより、企業は広範囲の学生と接点を持ち、迅速に適切な人材を見つけ出すことができます。オンライン対応は、新しい採用活動の標準として不可欠な要素です。
2. SNSでの発信を強化する
SNSの活用もタイパ就活に効果的な戦略です。特に動画コンテンツは、企業の文化や職場の様子をリアルに伝える上で非常に有効です。
しかし、タイパを重視する学生は長い動画を敬遠しがちです。そのため、以下のような工夫が必要です。
- 1〜2分程度の短い動画で、企業の強み、職場環境、従業員の声などを紹介する。
- 定期的に動画を更新することで、学生とのエンゲージメントを維持する。
- ライブQ&Aセッションなどのインタラクティブな機能を活用し、学生と直接交流する機会を設ける。
このように、SNSを通じて短く質の高い情報を発信することで、学生の関心を引きつけ、自社の魅力を効果的に伝えることができます。
3.面接時のコミュニケーション
「タイパ就活」を効果的に進めるには、面接時のコミュニケーションも工夫すべきポイントです。オンライン化が進んだ現在、対面での面接を「タイパが悪い」と感じる学生は少なくありません。
情報過多の時代に生きるZ世代は、手元に情報がないことを不安に感じる傾向があります。選考途中の離脱を防ぐためにも、面接の予定など事前連絡を密に行い、学生に安心感を与えることが大切です。
さらに、対面で面接を実施する場合は、その理由を学生に明確に伝えるようにしましょう。「なぜ対面での面接が必要なのか」を事前に説明することで、学生は納得して選考に臨むことができ、企業への信頼感も高まります。
「タイパ」を意識した効果的な採用戦略
タイパを意識した採用活動を展開することで、学生の共感を得やすくなり、効率的な人材獲得が可能になります。
以下では、企業が取るべき具体的な対策について詳しく解説します。
情報共有の仕組みの最適化
学生が効率的に企業情報を得られるよう、情報共有の仕組みを最適化することが大切です。
- オンライン説明会やオンデマンド形式の動画コンテンツを導入することで、学生は自分のスケジュールに合わせて情報を閲覧でき、移動や拘束時間を削減できます。特にオンデマンド動画は、視聴データ(視聴回数や離脱タイミング)を分析することで、学生の関心を把握し、次のアプローチに活用できます。
- 学生が日常的に利用するSNS(Instagram、TikTok、Xなど)を積極的に活用しましょう。短尺動画やビジュアル中心の投稿で、タイパ志向の学生に効率よく情報を届けることが可能です。
明確な評価基準の提示
学生が効率よく選考準備を進められるよう、企業が求める人材像や必要なスキルを具体的に提示することが重要です。
- 選考プロセスごとに求める評価基準を明確化し、公式サイトや求人サイトに記載しましょう。
- 第一次選考ではコミュニケーション能力を重視します。
- 最終面接では自己分析とキャリアビジョンが評価基準です。
- サンプル問題や模擬面接の提供など、選考準備のサポートも効果的です。これにより、学生の不安を軽減し、応募意欲を高めることが期待できます。
選考の透明性を高めることは、タイパ志向の学生の興味を引く上で不可欠です。
学生の価値観に響く働き方を提示
学生のタイパ志向に応えるため、自社が「効率的な働き方」を重視していることをアピールするのも有効です。
- リモートワークやフレックスタイム制などの柔軟な働き方を取り入れていることや、成果主義を導入していることを強調しましょう。
- 短期間で成長できる環境や、働き方に関するサポート体制を具体的に示すことで、学生に「自分の価値観に合っている」と感じてもらいやすくなります。
双方向のコミュニケーションを重視した採用活動
学生との双方向のコミュニケーションを重視したインタラクティブな採用活動も、タイパ志向の学生には効果的です。
- 質疑応答の時間を十分に設けた説明会や、SNS上での質問コーナー、オンラインでのカジュアル面接などを取り入れ、学生の関心や疑問に効率よく応えましょう。
- 企業の社員が直接参加するライブ配信は、学生にとって身近で参加しやすい形式です。これにより、企業の雰囲気や働く環境をより具体的にイメージさせることができます。
学生の成長意欲に応えるプログラムの提供
学生の成長意欲に応える施策も、タイパ志向に対応した魅力的な戦略です。
- インターンシップを通じて短期間で実践的なスキルを学べる機会を提供したり、選考プロセスの一環としてスキルアップ講座を組み込んだりすることが考えられます。
- 「当社の選考プロセスを通じて、業界や職種について深く学べます」といったメッセージを伝えることで、選考そのものが学生にとって価値ある体験となり、自社に対する好印象を与えることができます。

リファラル採用を
「実際に人が動く仕組み」へと変えるヒント
成長企業向けRPO会社が教える
社内の人脈が最強の採用チャネルになる理由を解説
「タイパ重視」のZ世代を採用するコツ
学生がどのように「タイパ就活」を行っているか、具体的な例をご紹介しました。ここからは、タイパを重視するZ世代を効果的に採用するための5つのコツを解説します。
1. エントリーシート(ES)提出をWebで受け付ける
採用のコツ1つ目は、エントリーシートの提出をWebで受け付けることです。現在では主流になりつつありますが、手書きのエントリーシートは「タイパが悪い」と感じる学生が非常に多いです。Z世代を採用するには、オンラインでESを提出できる環境を整えることから始めましょう。
2. 採用活動にオンラインを導入する
2つ目は、採用活動にオンラインを積極的に導入することです。
株式会社i-plugの調査によると、「全工程(説明会〜最終面接まで)対面が良い」と回答した学生はわずか3.2%でした。この結果からも、タイパを重視するZ世代にアプローチするには、オンラインツールの活用が必須であると言えるでしょう。
以下に、オンラインで実施できる採用活動の例を挙げます。
- Web企業説明会
- 説明会動画のオンデマンド配信
- 動画面接
- Web面接・グループディスカッション
- Webインターンシップ
- Web社員座談会
参考:株式会社i-plug「就職活動の選考過程に関する調査」
3. 選考フェーズごとにメリハリをつける
採用活動にオンラインを導入する重要性は高いですが、すべての選考をオンラインで完結させることはおすすめできません。すべてをオンラインで進めると、学生と企業の間にミスマッチが生じやすくなります。
「期待していた人材と違った」といった後悔や、入社後の早期離職を防ぐためにも、オンラインと対面をうまく組み合わせることを意識しましょう。
前述の調査によると、最終面接のみ対面が良いと回答した学生が31.8%と最も多い結果でした。
参考:株式会社i-plug「就職活動の選考過程に関する調査」
この結果から、採用活動の前半ではオンラインを活用し、後半では対面での選考を実施することで、タイパを保ちつつミスマッチなく採用できるでしょう。
4. SNSを積極的に活用する
SNSの積極的な利用も、Z世代の採用において非常に重要です。
株式会社No Companyの調査によると、SNSで企業の情報を得て、74.2%の人が選考や入社への意欲が高まったと回答しています。Z世代は、Instagram、X(旧Twitter)、YouTubeといったSNSを通じて企業のリアルな情報を収集しています。
学生がSNSで求めている情報として特に多いのは以下の通りです。
- 1日の仕事の流れ(57.9%)
- 福利厚生(46.4%)
- 社内の人間関係(45.3%)
- 採用/不採用の基準とその理由(42.3%)
- 実際の勤務時間・残業時間(42.1%)
これらのリアルな情報をSNSで発信することで、学生に自社の魅力を効果的に伝え、「選考に進みたい」と思ってもらうことができます。
5. 時間をかけることの目的を明確にする
「タイパ重視は理解できるが、時間をかけて対面で採用したい」と考える担当者もいるでしょう。対面での採用活動は、学生と企業がお互いの理解を深めるために非常に大事です。
もし対面での選考を重視したい場合は、なぜそのように時間をかけるのか、その理由と目的を学生に事前にしっかりと説明しましょう。これにより、学生は納得感を持って選考に臨むことができ、選考からの離脱を防ぐことにもつながります。
「タイパ重視」のZ世代に効果的な採用手法
これまで、「タイパ」を重視するZ世代を採用するコツを解説してきました。最後に、彼らに効果的な採用手法を4つご紹介します。
人材紹介
人材紹介は、人材を募集している企業に対し、人材紹介会社が最適な候補者を紹介する手法です。
Z世代に特化した人材紹介会社も存在するため、こうしたサービスを利用することで、求める人材に効率よくアプローチできるでしょう。
リファラル採用
リファラル採用とは、自社の社員に知人や友人を採用候補者として紹介してもらう手法です。
自社の文化や仕事内容を深く理解している社員からの紹介のため、採用後のミスマッチが起こりにくいのが大きな特徴です。Z世代は、友人や家族といった信頼できる人からの情報を特に重視する傾向があるため、リファラル採用は高い効果が期待できるでしょう。
また、エントリーシートの記入や面接といった選考プロセスを簡略化できる場合もあり、タイパを重視する学生にとって非常に魅力的な採用手法と言えます。
ダイレクトリクルーティング
ダイレクトリクルーティングとは、企業が特定の候補者に対して直接アプローチをかける採用戦略です。
これは、求人広告や人材紹介会社からの応募を待つ「受け身の採用」とは異なり、企業自らがターゲットを定めてアプローチする「攻めの採用」と言えます。
ダイレクトリクルーティングは、タイパを重視する学生にとって非常に魅力的です。企業から直接イベントの案内を受け取れたり、一部の選考ステップをスキップできたりするため、効率的に就職活動を進めることができます。
SNS
SNSを活用した採用手法も、Z世代には非常に有効です。彼らにとってSNSは生活の一部となっているため、より効果的に情報を届けられます。
また、SNSは内定後のフォローアップにも活用できます。採用活動以外での活用も視野に入れることで、企業にとって新たなコミュニケーションツールとなり、エンゲージメントを高めることにつながるでしょう。
まとめ
「タイパ就活」は、企業側にも多くのメリットをもたらします。今後の主要な採用ターゲットであるZ世代は、これまでの世代とは異なる価値観を持っているため、企業側も柔軟な対応が求められます。
今回ご紹介した対策を参考に、それぞれの企業に合った方法で採用活動を進めていくことが大切です。
「まるごと人事」では、タイパを重視するZ世代の心を掴むための採用戦略や、具体的な手法を詳しく解説しています。
採用活動を成功に導くヒントが満載です。「まるごと人事」のサイトで、効果的な採用ノウハウを手に入れて、Z世代の採用を成功させましょう。

リファラル採用を
「実際に人が動く仕組み」へと変えるヒント
成長企業向けRPO会社が教える
社内の人脈が最強の採用チャネルになる理由を解説
CATEGORYカテゴリ
TAGタグ
関連記事

建設業界における採用市場の今|2025年の課題と人材確保に向けた打ち手
- 採用企画

ワークサンプルテストで採用力UP!メリット、デメリット、作成方法を解説
- 採用企画
- 採用オペレーション

中途採用の方法13種類の特徴を比較!トレンドや自社に合った採用方法も紹介
- 採用企画
- 採用媒体・チャネル

【2025年版Z世代攻略ガイド】採用方法・戦略・有効な採用手法を解説!
- 採用企画

建設業界の採用戦略を成功させる方法|人材不足を乗り越える実践ステップを解説
- 採用企画

医療業界の離職率|辞めたい理由や離職率を下げる対策について解説!
- 採用企画