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2024.12.23 更新日:2024.12.24
この記事の監修者:矢上 真季

この記事の監修者:矢上 真季

【面接官必見】面接時のアイスブレイクの効果&ポイント徹底解説!

【面接官必見】面接時のアイスブレイクの効果&ポイント徹底解説!

「アイスブレイク」とは、緊張感がある場面で、リラックスして話すための本題とは関係ない雑談の時間です。

特に面接時に行うアイスブレイクは、うまく活用できると応募者をリラックスさせ、本音を引き出し、効果的な採用を行うことができます。

しかし、面接時のアイスブレイクだからこそ、注意するポイントもあります。

今回は面接時のアイスブレイクの効果や時間・ポイント、効果的なアイスブレイクの例や注意点について見ていきます。

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面接時のアイスブレイクの効果とは

面接時のアイスブレイクの効果とは

応募者の緊張をほぐし、本音を引き出す

まず面接時のアイスブレイクの効果として、「応募者の緊張をほぐして本音を引き出すこと」です。

応募者は「面接官からどんな質問をされるのだろう」「不採用になりたくないな」と、面接前は緊張をしていることがほとんどです。

しかし、緊張したままでは面接時に見極めたい「その人らしさ」を引き出すことはむずかしいです。

そこで、アイスブレイクを行うことで緊張を解き、リラックスしてもらうことが出来ます。

このように応募者が本音を話せる状態にすることで、自然なコミュニケーションを図ることができ、双方の理解を深めることができます。

自社に好印象を持ってもらう

また、「自社に好印象を持ってもらう」ことも面接時のアイスブレイクの効果のひとつです。

近年は売り手市場が進んでおり、応募者から「この会社に入りたい」と選んでもらう必要があります。

そのため、応募者にプレッシャーをかけ、機械的に面接を進めてしまうと、応募者の会社に対する志望度が落ちてしまう可能性があります。

そこでまずはアイスブレイクでコミュニケーションを取ることで、応募者からのイメージアップや志望度アップにつながります。

面接時のアイスブレイクの時間の目安

面接時のアイスブレイクの時間の目安

面接時のアイスブレイクの目安時間ですが、5〜10分程度がオススメです。

長すぎると応募者も退屈に感じてしまい、疲れさせてしまいます。

また、途中で話題がなくなってしまい、余計に応募者を緊張させる空気になる可能性もあります。

面接時間にもよりますが、おおよそ10分以内にはおさめるようにしましょう。

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面接時のアイスブレイクの効果を高めるポイント

面接時のアイスブレイクの効果を高めるポイント

面接時のアイスブレイクが、応募者・採用側双方にとって重要であることをお伝えしました。

では、次にその効果を最大限に高めるためのポイントを3つ見ていきます。

面接参加のお礼を伝える

面接時のアイスブレイクの効果を高めるために、まず応募者に対し面接に参加してくれたことへのお礼を伝えましょう。

数ある企業のなかから自社を選んでくれたことや、面接時間を確保してくれたこと、対面の場合は直接会場へ足を運んでくれたことに対し、感謝を伝えましょう。

近年の売り手市場により、応募者側もたくさんの候補会社から選んで面接を受けています。

まずは面接参加のお礼を伝え、応募者に良い印象を与えましょう。

応募者の目を見て、笑顔で話す

また、応募者の目を見て笑顔で話すことで、面接時のアイスブレイクの効果を高めることができます。

「面接だから」と応募者に対し過度にプレッシャーを与える必要はありません。

双方の理解を図る場として、気持ちの良いコミュニケーションを取ることを心がけることが重要です。

選考の結果には影響しないことを応募者に伝える

最後に、「選考の結果に影響しないこと」を伝えることで、さらに面接時のアイスブレイクの効果を高めることができます。

「選考の結果に関連するのでは」と応募者に思わせてしまうと、応募者の緊張が解けず、本音を引き出すことが難しくなってしまいます。

面接官から先に「アイスブレイクの内容は選考に影響しない」と伝えることで、応募者もリラックスでき、アイスブレイクの目的を達成することができます。

面接時に効果的なアイスブレイク例4選

面接時に効果的なアイスブレイク例4選

ここでは、面接時に効果的なアイスブレイクの話題を4つ、ご紹介します。

応募者の趣味・特技に関する質問

面接時に効果的なアイスブレイク例の一つ目は、「応募者の趣味・特技に関する質問」です。

履歴書の「趣味・特技欄」に記載があることも多く、聞きやすい質問です。

しかし「趣味はトレーニングなんですね!」と話題に入ってしまうと「面接が突然始まった」と唐突な印象を与えてしまい、相手を緊張させてしまいます。

まずは面接官から「わたし最近トレーニングにハマっていまして。〇〇さんも、トレーニングが趣味なんですか?」と自己開示をしてみましょう。

そうすることで、応募者も自分のことを話しやすいと感じ、自然にリラックスすることができます。

天気に関連する質問

二つ目は「天気に関連する話題」です。

天気の話題は当たりさわりなく、誰でも話しやすい話題です。

特に応募者が遠方から来社する場合や、オンライン面接では、意外に盛り上がることがあります。

また、天気に関連して話題を応募者が住んでいる場所の話にも広げやすいので、まず天気の話題から始めてみるとスムーズにアイスブレイクしやすいでしょう。

当日の交通手段に関する質問

三つ目は「当日の交通手段に関する話題」です。

応募者が勤務する可能性のある場所で面接をする場合、入社後の通勤のイメージを共有することができます。

ただし、「あの路線は混んでいてしんどいですよね」「〇〇駅って利用しづらくないですか?」などネガティブな話をすることは避けましょう。

通勤に関して否定的な話題を投げかけてしまうと、応募者が入社後の通勤イメージを持ちづらくなったり、辞退に繋がってしまう可能性もあります。

そこで「〇〇駅って出口があって少しわかりづらいですよね。大丈夫でしたか?」「〇〇を目印に来ていただくとスムーズですよ」と、応募者に対し気遣ったり、簡単なアドバイスをすると、応募者も安心します。

休日の過ごし方に関する質問

四つ目は「休日の過ごし方に関する話題」です。

応募者に聞くだけではなく自分も話すことで、お互いに自己開示ができ、リラックスした雰囲気を作ることができます。

通常の土日以外にも、長期休みが近い時期であれば、どのような休日を過ごしたかを聞いてみてもよいでしょう。

ただし、長期休みに関する話題だと出身地や家族に関する話題に触れることもあります。

以下で解説するNG例には気をつけて、話をすることを心がけましょう。

面接でのアイスブレイクNG例4選

面接でのアイスブレイクNG例4選

面接時のアイスブレイクで効果的な話題があるように、一方で話すことがあまり好ましくない話題もあります。

アイスブレイク時に自然と聞いてしまう可能性もありますので、下記の事前にNG例5つ読んでいただき、注意するようにしましょう。

出身地・本籍地に関する質問

まず一つ目は「出身地・本籍地に関する質問」です。

この質問は「本人に責任のない事項」として労働基準監督署により「採用選考時に配慮すべき事項」に含まれているため、聞かないようにしましょう。

出身地や本籍地は応募者本人が選ぶことができない事柄で、職業の適性や能力には関係がないことです。

つい流れで「出身はどちらなんですか?」と聞いてしまいそうになると思いますが、応募者から話がない限りこちらからは聞かないようにしましょう。

また、住んでいる場所の詳細や住居の間取りといった話題も避けるようにしましょう。

家族に関する質問

二つ目は、「家族に関する質問」です。

この話題も応募者の適性や能力には関係せず、応募者本人が変えることができない事項です。

家族構成だけではなく、家族の職業・学歴・病歴・収入・資産などについても触れないようにしましょう。

また、「結婚のご予定はありますか?」「お子さんのご予定はありますか?」などの質問は男女雇用機会均等法に抵触したり、ハラスメントと捉えられる恐れがあります。

このような質問は、特に結婚や出産などのライフスタイルの変化を機に退職することが多い女性に、不利になってしまう可能性がある質問です。

男女共に同じ質問をしていても、一方の性については採用・不採用の判断に影響がなく、他方の性についてはその返答が採用・不採用の判断要素となるような場合は、採用において性別を理由として差別していることになります。

家族の話題はアイスブレイクにしやすいネタですが、採用面接の場では避けた方が良いでしょう。

宗教・思想に関する質問

厚生労働省の指針により、「個人の思想は職場において配慮されるべき事項」とされています。

具体的には、大阪労働局の「就職差別につながるおそれのある不適切な質問の例」によると、「思想・信条や宗教、支持する政党、人生観などは、信教の自由、思想・信条の自由など、憲法で保障されている個人の自由権に属することがら」であり、それを採用選考に持ち込むことは、基本的人権を侵すことであると述べられています。

また、宗教だけではなく、「普段はどんな本を読みますか?」「尊敬する人はどなたですか?」などの質問も、個人の思想を聞き出す質問になってしまいます。

面接の場ではこのような話題は避けた方がベターです。

他社の選考状況に関する質問

4つ目は「他社の選考状況に関する質問」です。

アイスブレイクでいきなり聞いてしまうと、「選考に関係があるのでは」と応募者をより緊張させてしまう可能性があります。

まずは別の話題で気持ちをリラックスさせ、面接の後半で確認してみる方が良いでしょう。

まとめ

まとめ

今回は面接時のアイスブレイクの効果やポイント、良いアイスブレイク例・避けた方が良い例について解説していきました。

短い時間なので軽視されがちなアイスブレイクですが、効果的に活用が出来ると応募者の本音を引き出したり、自社に良い印象を持ってもらい、採用に繋げることもできます。

しかし投げかける話題によっては応募者に自社のネガティブな印象を与えてしまい、応募者の自社への志望度を下げてしまう可能性もあります。

そこで、弊社では「まるごと面談代行」にて、採用面談や面接を全て代行することが可能です。

特徴として、応募者のタイプ別に志望度をあげる訴求ポイントの整理や訴求トークの設計・評価基準の明確化が出来ることです。

特にアイスブレイクは面接官によって内容にばらつきが出てしまい、採用に影響する可能性もあります。

まるごと面談代行」では、それぞれの会社のビジョン・ミッション・カルチャーに応じて訴求ポイントやトークも整理します。ぜひ一度お問い合わせください。

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この記事の監修者:矢上 真季
この記事の監修者:矢上 真季

マルゴト株式会社まるごと人事事業部 ゼネラルマネージャー

新卒でニトリ、2社目でLINEに入社し、リクルーター兼採用広報専任者として従事。マルゴトには2020年に入社。マネージャーとして複数のITスタートアップ・ベンチャーの採用を支援。
「まるごと人事」のゼネラルマネージャーと採用広報・ピッチ資料制作を代行するサービスの責任者を兼任。自社の採用マネージャーとしても従事。

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