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2024.08.31 更新日:2024.09.04
まるごと経理・労務

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勤怠システムの比較やメリットを徹底解説【ベンチャー・スタートアップ企業向け】

勤怠システムの比較やメリットを徹底解説【ベンチャー・スタートアップ企業向け】

勤怠システムとは、従業員の出退勤時刻の正確な把握や、適切な労働時間の管理をするシステムです。

勤怠管理で使用されるタイムカード制に比べ、業務のリソースを割かずに管理できる上、人為的なミスも発生しにくいです。

ビジネス領域に集中したい場合や、業務の効率改善を促す手段として、有効的なシステムであると言えるでしょう。

本記事では、ベンチャー・スタートアップ向けの勤怠システムを紹介しています。

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勤怠システムの種類

勤怠システムとは?

勤怠システムには多くの種類があり、システムごとに強みや機能が異なります。

勤怠システムによって対応できる幅や、標準搭載しているか否かが異なるので注意しましょう。

  • 打刻機能
  • 集計機能
  • ダッシュボード機能
  • アラート機能

適切な勤怠システムを導入するためには、事前に自社の業務特性や課題を明確にすることが重要です。

また、勤怠システムを選ぶ際に、複数の勤怠システムの機能や料金を比較しましょう。

 

【ベンチャー・スタートアップ企業向け】勤怠システムを導入するメリット5選

【ベンチャー・スタートアップ企業向け】勤怠システムを導入するメリット5選

勤怠システムを導入するか否かを決めるには、メリットを理解することが大切です。

メリットを理解することで、メリットを最大限に活かせる運用を考えられます。

さらに、自社に必要な導入効果を理解できるので、スムーズに複数のシステムを比較できます。

これから紹介するメリットを参考にして、勤怠システムを選ぶ際にどの項目に着目して比較するか、優先度を決めてみてはいかがでしょうか。

 

勤怠管理のリソース削減ができる

自動的に割増賃金が算出されるので、手作業でデータを入力し給与計算する手間やミスがなくなり、リソース削減が期待できます。

ベンチャー・スタートアップは一人当たりの業務量が多いため、リソース削減は重要です。

勤怠管理のリソースを削減することで、業務へのリソース確保が行いやすくなるでしょう。

加えて、代休・有休の申請や取得状況の管理も容易であるため、ライフワークバランスを維持できます。

 

労働時間を正確に把握できる

ワンタッチで打刻で出退勤できるので、勤務表への入力ミスや打刻漏れを防げます。

加えて、日々の勤務状況をリアルタイムに確認できるため、残業が多くなりがちなベンチャー・スタートアップ企業でも、残業時間を管理できます。

社員の健康管理のためにも、勤怠システムを活用して残業をしすぎないように管理することが重要です。

PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/生体認証など、打刻できる方法も多彩なので、業務内容にあった運用が可能です。

 

業務に関する法令遵守が行いやすい

残業時間の総数が分かりやすいため、一目で問題点を発見できます。

勤怠システムによっては、勤怠管理に関する法改正の際に、システムが自動アップデートしてくれるため、労働基準法などの法改正への対応も容易です。

アラートや通知を使って、違反を防止することも可能でしょう。

 

不正への防止策になる

勤怠システムによっては、顔認証やGPS認証を使用して打刻するものもあるため、代わりに別の人が打刻するのは困難です。

また、アラームを活用することで、記録忘れや打刻漏れのリスクも軽減できます。

 

経営戦略や業務改善に役立てられる

勤怠システムの分析機能やシフト管理などの他システムを連携させることで、従業員の過剰労働を抑止できるなど、業務改善に活かせます。

加えて、システム内に労働時間のデータが蓄積されていくので、長い期間運用することで、繁忙期の傾向を分析できるでしょう。

 

勤怠システムにはデメリットもある?

勤怠システムにはデメリットもある?

勤怠システムには以下のデメリットが存在します。

デメリットが発生すると、業務に支障が出る恐れもありますので、注意しましょう。

  • 導入作業の負荷が高い
  • 費用対効果が見えにくい
  • 社内浸透の工数がかかる

勤怠システムのデメリットを防止策は、導入事例を参考にしよう

勤怠システムのデメリット防止策として、他社の成功事例を参考にすることをおすすめします。

成功事例を取り入れることで、同じようなメリットを得られる可能性を高くできます。

しかし、ただ導入するだけでは、業務特性が合わず、デメリットが発生してしまう恐れがあるでしょう。

他社の事例を参考にする際には、全て取り入れるのではなく、自社の特徴に合うようにチューニングすることが重要です。

 

【おすすめ勤怠システム3選】導入例と比較データを徹底解説

【おすすめ勤怠システム3選】導入例と比較データを徹底解説

ここでは、ベンチャー・スタートアップにおすすめな勤怠システムを3つ紹介します。

勤怠システムの特徴や料金プランはもちろん、勤怠システムを導入した事例まで紹介しています。

勤怠システムを比較する上で有益な情報をまとめているので、以下の情報を参考に自社のニーズを満たせる勤怠システムを選んでみてはいかがでしょうか。

RecoRu

RecoRu」は、中央システム株式会社が提供する勤怠システムです。

打刻方法は、PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/GPS/生体認証に対応しています。

SmartHRやfreee人事労務など、連携できる外部サービスも充実しているので、自社が導入しているサービスも確認してみると良いでしょう。

RecoRuの特徴

RecoRuは、機能もデザインも「使いやすさ」を追求していることが特徴です。

マニュアル不要の使いやすさで、従業員への教育コストもかからないため、ベンチャー・スタートアップでも導入しやすい魅力があります。

RecoRuの料金

RecoRuは、すべての機能を1人100円で利用可能です。

さらに初期費用も無料であり、導入コストを安く済ませられます。

メールサポート、電話サポートも無料なため、安心して運用できるでしょう。

【RecoRuの導入事例】Be Ambitious社会保険労務士法人

コンサルティング業など、法人向けのサービス提供も行っている「Be Ambitious社会保険労務士法人」は、専門・技術サービス業に属する企業です。

2010年に設立しており、12人の従業員が勤務しています。

勤怠システムを導入する前は、勤怠〆てから2-3日は勤怠の打ち漏れの確認に追われているなど、勤怠管理に課題を抱えていました。

RecoRuを導入してからは、勤怠〆て即日から給与計算スタートが可能になったため、給与計算の工数削減に成功しています。

 

AKASHI

AKASHI」は、ソニービズネットワークス株式会社が提供する勤怠システムです。

打刻方法は、PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/GPSに対応しています。

英語表示に対応できるため、海外の人材を採用している企業でも運用できます。

AKASHIの特徴

AKASHIは、スケジュールに合わせてデバイスを選択できることが特徴です。

スマートフォンやアプリなど打刻できるデバイスが多いことはもちろん、ICカード打刻は3つの方法から選択できるなど、従業員、管理者、双方の選択肢が多く、柔軟性の高さが魅力

です。

スマートフォンの場合、GPS機能を使うことで位置情報も記録できます。

AKASHIの料金

AKASHIの料金プランは以下の通りです。

  • タイムレコーダー:200円/人
  • スタンダード:300円/人
  • プレミアム:400円/人

初期費用は無料ですが、設定サポートを依頼する場合、50,000円〜の費用が発生するので注意しましょう。

【AKASHIの導入事例】話せるメディカル株式会社

法人向けの健康相談サービスを提供している「話せるメディカル株式会社」は、医療業界に属する企業です。

2023年に設立しており、1〜50人ほどの従業員が勤務しています。

業務委託モデルで事業を展開していたこともあり、勤怠システムを導入する前は働く時間帯や稼働時間が人それぞれだったため、正確な勤怠管理を必要としていました。

AKASHIを導入してからは、勤怠管理データから給与計算ソフトへの移行がスムーズに行えるようになりました。

さらに、勤怠の押し忘れが発生したときも修正がしやすいなど、管理が容易になったため、業務効率・正確性を向上させることに成功しています。

 

ジンジャー勤怠

ジンジャー勤怠」は、jinjer株式会社が提供する勤怠システムです。

打刻方法は、PC/スマートフォン/タブレット/ICカードに対応しています。

英語に加え、タイ語やベトナム語などにも対応が可能です。

ジンジャー勤怠の特徴

ジンジャー勤怠は、ジンジャー上のデータだけでなく、外部から取り込んだデータも自在に可視化・分析ができることが特徴です。

主要な指標をテンプレート化しているため、初めてデータ分析する方でも簡単に利用できます。

また、分析したデータからグラフを作成できるため、データ解析の手間を大幅に削減できるでしょう。

ジンジャー勤怠の料金

ジンジャー勤怠は、1人当たり月額300円〜利用できます。

ただし、導入する機能によっては、初期費用がかかるので注意しましょう。

お見積り依頼フォームで簡単に確認が可能であるため、気になる方は利用してみてはいかがでしょうか。

【ジンジャー勤怠の導入事例】株式会社EPOCH

メディア横断した多様な広告の企画を実施している「株式会社EPOCH」は、IT業界に属する企業です。

2013年に設立しており、1~100人ほどの従業員が勤務しています。

勤怠システムを導入する前は、タイムカードで勤怠管理をしていたため、オフィス外での労働時間を正確に管理できずにいました。

ジンジャー勤怠を導入してからは、外出先からもスマホから打刻することが可能になり、正確な労働時間の管理ができるようになり、正確に勤怠管理ができるようになりました。

 

【まとめ】勤怠システムを比較して、バックオフィス業務の効率化を目指そう

【まとめ】勤怠システムを比較して、バックオフィス業務の効率化を目指そう

勤怠システムなどのバックオフィスサービスを導入することで、業務の効率化を図ることが可能です。

勤怠システムごとの特徴を把握し、他の勤怠システムと比較することで、自社に合った勤怠システムを導入できるでしょう。

ただ、業務を展開する上で、勤怠管理以外にも課題を抱えている経営者・人事担当者も多くいるかと思われます。

まるごと労務」は多彩なバックオフィス代行サービスを提供していますので、悩みを解決したい方は、一度相談してみてはいかがでしょうか。

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